ボローニャから16時過ぎの列車に乗り、ペスカーラに20時頃に着きました。
今回の海辺の1週間滞在は、ペスカーラから1つ北の駅、モンテジルヴァーノというまちです。
たった1駅乗るために20分待つのももったいないので(夜だし)
1駅の距離がどのぐらいあるか分かりませんが、
30€程度までならタクシーで行こうと大体の料金を訊いてみたら
20€だというので、即決でタクシーで行きました。

部屋に入ったのが20時半でしたから、今回は部屋写真を撮る間もなく、
ベッドを決めて、1週間分の荷物を引き出しなどに納め、晩ご飯を軽く食べました。
お昼にがっつり食べたので、この日は持参のラーメンでした。

と言うことで部屋写真なしですが、代わりに翌朝撮った部屋から見た眺めを載せます。
宿泊棟が3~4棟、プールが2つ、その他テニスコートなどもある
わりと大きな施設です。

海辺のお宿1週間の間に、アスコリ・ピチェーノの祭りがあることが分かったので
この宿をチェックアウトすることなしに(多分1泊+5泊は受け入れてもらえないし)
無駄にする1泊分をスーツケース置き代と思うことにして、

大荷物は置いたまま、1泊分だけ持って出かけることにしたのです。

土曜夜にチェックインして、翌日曜がその祭りでした。
前夜、タクシーに乗る前に電車の切符は買っておいたので
朝から出かけたのです。

駅まで歩いて15分ほど。
バスもありますが、スーツケースが無ければ
このぐらいはちょうどいい散歩の距離です。
駅の海側には、何も無くて、反対側がこの入り口です。
中央の通路から階段を上ってホームに行きます。

発車の時間には間があったので、近くのバールに入りました。
カップッチーノのオーダーしたら、
目の前で、グラスにカッフェを注ぎ、その上に泡立てた牛乳を注いでくれました。
少し置くと上下に層になって行くのが見えました。
これも入れる?とココアパウダーも好みに合わせて入れてくれて。
このお店でトイレに入ろうとしたら、扉に大きく“ROTTO”(故障)と書かれていたので、
オジサン、トイレはほかにもあるの?ときいたら、
ああ、そこね、実は使えるんだよ、とニヤリ。

バールには、客以外には使わせたくなくて、鍵を客に渡して使わせるところも多いですが、
それも面倒だから、ROTTOと書いておけば客以外は使わないと考えているのでしょうね。
なかなかの作戦です。

定刻にやってきた電車に乗って、ポルトダスコリに着きました。
アスコリ・ピチェーノまでの電車には間があり、
翌日モンテジルヴァーノに戻るときは、乗り継ぎの時間がもっと長く空くので
お店があるか駅前通りをちょこっとチェック。

アスコリ・ピチェーノまでの電車はなかなかきれいな電車です。
つづく。