ひとつ抜かしていました。アスコリ・ピチェーノに泊まった翌朝のことです。
順番がずれましたが、素敵なお店での朝食だったので、
順番がずれてしまいましたが、載せます。

普通は泊まったお宿で朝食が提供されるか、
好きに食べてねと言う感じで朝食用の食べ物・飲み物が置いてあるのですが、
ここでの宿は、キッチン付きなので、朝食は付かないものと思っていたら、
近くにあるバールで朝食をどうぞ、と食券をいただきました。
という訳で朝一で行ってみたら、
そこはとても素敵な、このまち一番の老舗カフェなのでした。
朝食券をもらっていなかったら、多分入ることもなかったかも・・・
と何だかウキウキと入って行きました。

一流と言われる店や宿は、本当に心地よいサービスをしてくれるものですね。
この店も、気取ったところはまるでなくて、
でも大変気持ちのよい朝食を出してくれました。
オレンジジュース、とっても美味しいものが、たっぷりありました。
カップッチーノも、大変美味しゅうございました。
コルネット、大きなサイズだったのに、あっという間にペロリと食べてしまいました。

素敵なお店だったので、写真を撮ってもよいかきくと、
にっこりと微笑んで、どうぞ、と言ってくださいました。
カップチーノのカップの横に、小さな飴の包みが付いていて、
それを開いて食べたら、あら?この味は!
前日の昼食をいただいた店で飲んだ食後酒の味に似ています。
びっくりしてその包み紙を開いてみました。
そして、ぼうっとしていた3人は一気に目が醒め、
この店の名前もMELETTIだったことを思い出しました。

興味がある方のために酒造とカッフェのサイトを載せておきます。
酒造
Anisetta Meletti :: L'aristocrazia dei liquori italiani, dal 1870

カフェ
Home - Caffè Meletti (caffemeletti.it)

もしかして、酒造がこのカッフェをやっているのかしら、と思ったら
シニョレッリさんが、
Palazzo del Capitaniの隣の建物が通称Palazzo di Melettiで、
この建物に酒造会社があったので、そう呼ばれるようになったと聞いてます。

今、二つのサイトを覗いたら、
カッフェは経営難で一時閉鎖された歴史があるので、
現在のカッフェの経営は酒造会社とは関係がないようです。」

とのことでした。