昼食後は、友人と別れ、一人でスフォルツェスコ城に向かいました。

アリタリアのフライトが、以前はミラノ行きがもっとたくさんあったので、
ミラノ経由で目的地へと向かうことが結構多かったため、
ミラノには、何度も滞在しているのに、
そしてここの広場を通って外観は目にしているのに、
ここには入ったことがなかったのです。

当時は、建築や美術にほとんど興味がなかったので、
ミラノの観光名所は、最後の晩餐とドゥオーモ、スカラ座、ガッレリアぐらいと思っていて
ガイドブックにスフォルツェスコ城が載っていても、
説明不足と言うか、魅力的なところだとは思えませんでした。

でも、知人が昨年訪れたときの日記を見て、
是非行きたいと思わされたのでした。
彼女の日記のお陰で訪れる気になったのが、
こことサンタ・ジューリア博物館なのです。

見えてきました。
この門をくぐって行くと、中の広場に
2015年に開催されるミラノEXPOの宣伝のための小屋が作ってありました。
小屋には目もくれず、博物館の入り口へと向かいます。
切符売り場は、展示室の一角にあり、その近くにはショップもあって、
奥の方に展示物が見えていましたが、
最初に見るのは、別の方からにしました。
何しろ大きな城で展示も多岐にわたっているのです。
切符売り場のところにあったフレスコ画です。
ミラノ市の紋章に使われている蛇の浮き彫りなどが飾ってあるその奥へ行くと、
古い楽器がたくさん展示してありました。
その後には、武器の展示もありましたが、
あまり興味がなかったので見ませんでした。
その続きは、私好みの石の彫刻などがあるのですが、
それはまた次回。