スルモーナの2泊目が明け、
この日はモリーゼ州の海辺のまちテルモリへ移動する日です。
そこで西南さんと合流するのです。

ところが、私達には心残りが一つありました。
スルモーナに行ったら、ジーノという店で食事がしたい!と思っていたのに、
ジーノは昼だけの営業(これは事前に知っていたけど)、おまけに日曜が休み。
着いた日は夕方だったのでダメ、。
その翌日は日曜で休み(3村巡りをしたけど、もし開いているなら午前1村、午後1村でいいと思っていました)、
で、食べるならこの移動日しかないのだけど、西南さんが待っている・・・。
(彼女は、ローマからのバス移動で午前中に着いているはず)

でも、西南さんは一人旅ができる人だから、
私たちが夕方に着いても、それまで一人で過ごすことができる!
申し訳ないけど、ここの昼食を捨てるのは忍びなく
半日観光をして、昼を食べてから移動することにしたのです。

これは、到着した日に宿のお母さんがいろいろと説明をしてくれた中で
一番美味しい店は・・・のところで私がついGinoと言ったら、
知ってるの?!と彼女がとても驚き、
その瞬間に
私とペコさんの心の中で同時に決まったのでした。

さて、翌朝の彼女との車手配について話はすでに書きましたが、
最後の日の半日は、Abbazia(修道院)とL'Eremo(隠遁所)に行きなさい、
との薦めでフランコの車をアレンジしてもらいました。
まずフランコの車で修道院へ行き、ここの見学は時間がかかるらしく
一旦フランコは帰り、終わったところで電話したらまたやってきて
今度は山の上のほうにある隠遁所に私たちを連れて行き、
それから最後にジーノまで送る、
そしてジーノでの食事が終わったら迎えに来て駅まで送る、というもの。
なんて素敵なプランでしょう。

その日の朝、食事が8時からなので、その前に散歩しました。
宿の入り口近くに来ていた、野菜を積んだリヤカー。
昔懐かしの天秤棒の秤!
なんて生き生きとした花ズッキーニでしょう!
赤ちゃんが、生まれたお知らせが出ているドア
昨日、一昨日と2日間に渡って行われたパリオの名残がまだ残っています。
ここは、コントラーダの集合場所か何かだったのでしょうか。
肉屋の陳列のしかたもセンスがいいですね!
ローマの水道橋の端っこ。
続きは、また次回。