翌朝は、前日から買っていたパンを食べ、タクシーを読んでくれるようお願いしたら
S.flaviaは止まる列車が少ないのでBagheriaまでがよいといわれ、
そこまでタクシーで行きました。

切符を買おうと思ったら窓口には人がいないので、
探してみたら、自動発券機がありました。
いつも見かけるBIGLIETTO VELOCEとちょっと違って
BIGIETTO REGIONELE VELOCEというものです。
州内の行き先への切符が買えるものです。

やるじゃん、なかなか
と思ったのも束の間、モニター画面には、SOLO INFORMAZIONE
と書かれています。つまり案内のみで切符は買えない!
窓口には、切符を買える場所がガラスに貼ってあります。
住所を見ても、それがどこだか全く分からず、駅前にはそんな店は全く見当たらず。
イタリアの小さなまちで何が大変って、これですよね。
そこへやはり切符を買いたい人がやってきて、
ちょうど犬の散歩で通りかかった人に訊いていたので、
私たちも便乗して聞きました。(ラッキー!)
こんなところを通って、ちょっと離れたバールまで。
このバールまで行って切符を買うことができました。
パレルモまで行って、エリチェへ向かいます。

無事乗車して、予定通りパレルモ到着。
時間があるので、バールでカップッチーノをいただきました。
たいそうな名前のバールです。
Julius-CAESAR(ジュリアス・シーザー)
下に書かれているCaffe' Leoneはここで使っているコーヒー豆屋の名前。

パレルモ中央駅の横のプルマン乗り場はごちゃごちゃしているのですが、
バスターミナルができ、徐々にそちらに移行している途中のようです。
私たちの乗るバスは、その新しいターミナルから出るのでした。
バスがやって来ました。
このバス、駅を出てからパレルモ市街地を出るまでが、とても長くて。
港を通り、
街中へ再突入した後、あっちで停まって客を乗せ、
こっちでも停まって客を乗せ、と何度も停まって
最後の街外れの停留所ではもう満席で、
それでも乗せて、最後の客はバスの乗降口のステップに座りました。
許されるのか?って思っちゃいましたが...

その後は順調にシチリアらしい景色の中を進みました。
やっとトラーパニに到着しました。
ここからエリチェに向かうのです。

エリチェには、トラーパニから日帰りしたことがあるのですが、
わけあって短時間しか取れなかったので、
初めてのペコさんもいることだし、
1泊してみましょうということにしたのです。
イタリアのまちって夜の顔も朝の顔もみて、そのまちで食べてこそ、
というところがありますからね。

エリチェへ向かうバスに乗るのにまた時間が空きます。
バールでお昼ご飯。
少し遅れてやってきたバスに乗り、
エリチェは山の上の城塞都市なのでバスはぐんぐんと上って行きます。
エリチェ到着後のことは、新たにトピ立てして次回書きます。