朝食をたっぷり食べて、
10時ごろ宿を出て、まち散歩をしながら駅まで歩き、
日帰りでパルマに行きました。

パルマで一番にしたことは、お昼ご飯を食べること。
だって、ドゥオーモも洗礼堂も、じっくり見たいので、
午前の部はまもなく終わるため、
15時過ぎからの午後の部のオープンに行きたいからです。

パルマでいつも食べている店はこの日は休みだったので
ガイドブックに出ている店に向かうことに。

国立美術館になっているピロッタ宮殿の前の芝生の近くに
屋台がちょこちょこと出ていました。
その1つの屋台に、旅先からアップしたオリーヴェ・アスコラーネがあったのです。
味見はしたものの、後でねって店を離れて、歩きます。

別に急いでいるわけでもないので、あっちでパチリ
こっちでパチリ

テアトロ・レージョ。
前は通ってもなかなかここでオペラを見るチャンスには恵まれません。
って、特別なオペラファンでもないし、
よい演目を調べて早々とチケットを取ってその日に行くわけでもないので
当たり前なのですけれど。

総督宮殿(Palazzo del Governatore)には時計塔がついています。
13世紀に創設されたそうで、
現在の時計の右下には午前と午後に分かれた日時計、
左下のものは太陽の位置で暦を計る、カレンダーの役割を担っているものだそうです。
通りがかりのウィンドウに、小さな子ども達の作品が。
子ども達のつくったものって、何ともいえない味わいがあっていいですね。
本当にこの時代しか描いたりつくったりできないものだと思います。

お昼を食べようと思った店に行ってみたら、店の名前が変わっていました。
朝食をたっぷりいただいてきたので、がっつり食べる気もあまりなく、
まあ、いいか、ということで中へ入りました。

前菜を1皿もらって2人でシェア。
生ハムに薄切りの洋梨とリコッタに胡桃、
パルミジャーノ・レッジャーノも添えられて、蜂蜜がかかっています。
洋梨と生ハムがとっても合う!
そしてリコッタと胡桃と蜂蜜も!
こんな適当に入った店でもこういうものが美味しくて、
だからイタリアは好き!!!

デッラ・カーサの2分の1リットルをもらったら、
線よりこんなに上まで入れてくれて。
こういうのも好き~。
Sさんは、南瓜のラビオリ
私は、プリモは無しにして、セコンド1皿。
鶏胸肉のカレー風味というのをオーダーしたら、ご飯が付いてきました。
お肉もたっぷり~。
イタリアで、カレー風味って初めて食べました。
カレーの香りはするけれど、たいした辛さではありません。
蜂蜜で甘さを出していて、不思議な感じがしましたが、
ご飯を食べるとちょうどいい感じ。

お腹も膨れて、そろそろ目当てのドゥオーモが開くころです。
つづく。