さて、目当てのドゥオーモへ。
Sさんに見せたかったのもあるけど、
私も、じっくりと以前とは違う目で見たかったのです。

鐘楼は修復中でした。
(2010年末に行ったときも修復中だったのですけど
いつまで続くのでしょうね)
パッと見にどうというファサードではないのですが、
細かく見ると、とても面白くて。
柱の上にいろんな顔がついています。
彫刻の1つ1つを見ると,こういうの大好きなので、ひとりでに顔がほころびてきます。
いろんな仕事をしている人たち
これは狩り
ライオン
その後ろの柱の根元
きりがないのでこの辺で止めておきますが、
双眼鏡も持っていっていたので、ゆっくり、じっくりと観ました。

一緒にいったSさんも双眼鏡を持ってきていたので、
2人並んであそこはああだとかこうだとかいいながら。

パルマには、9世紀に大聖堂が建てられたのですが、
まもなく崩壊してしまい、
10世紀に再建されましたがそれも火災で崩壊。

現在のものは、11世紀から12世紀にかけて建設されたものだそうで
フランスのブルゴーニュ地方のロマネスク様式にならった
三廊式のラテン十字形プランです。

12世紀後半に、ベネデット・アンテラーミという石工の親方が、
大聖堂や洗礼堂の建築や彫刻に活躍、貢献したのだそうです。

ドゥオーモの内部は、外の素敵さから見ると全然違うゴテゴテで、
惹かれるものはありません。
16世紀中ごろのものなのだそうです。なるほどね。

でも、持っていった美術書のコピーに
ベネデット・アンテラーミの大理石浮き彫り「十字架降下」があり、
その作品内に制作年と名前が記されていて、
このように堂々とそれが銘記されたのは、
イタリアでは初のことなのだとありました。
800年も昔は、皆無名の工人で
芸術家などと言う職種はない時代だったのだそうです。
これがその作品
プレゼーピ
ク―ポラにはコレッジョの壮大な「聖母被昇天」が描かれているのですが、
暗くて、ぶれぶれ写真になってしまったので、載せません。

洗礼堂については、また次回。