ぐら姐のよくばりイタリア

イタリアにはまってかれこれ25年。イタリア人て面白い、から始まって、イタリアは美味しい、イタリアは美しい、イタリアの田舎が素敵、イタリア美術や建築も面白い…とずぶずぶ深みにはまっている私「ぐら姐」のイタリアなんでもありのブログです。

2019年08月

まち歩きの続きです。
何にもないまちですが、景色が美しく、まちがきれいで
歩くのがとても楽しいところです。
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本当に道が狭くて、交通規制するのも分かります。
まるで工事中の片側通行になっている道路のような信号が常設されていました。
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そう言えば、村の入り口の辺りの散歩のときに、こんな標識がありました。
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7月の15・22・29日と8月4日~9月エ日まで、まちの中の650mは終日通行止めです。
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まちの中は坂道だらけ。お宿に行くのに階段がなくてよかった。
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夏なのに、ここは標高が高くて涼しいからでしょうか、ジャスミンが咲いています。
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お宿に戻ってしばらく休んでから、夕食に出かけました。
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お、トリュフ祭りが始まったようです。
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でも、私たちはここでは何も食べません。
午後の散歩のときに、ミシュランのビブグルマンに連続で選ばれている店を見つけて
開店準備中のところにお邪魔して予約をしてきたのです。
そこへと向かいました。(つづく)

「天使の飛翔」の予約を無事に済ませて、まち歩きです。
まず、さっきの広場からの眺めを楽しみました。
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見えるでしょうか、下の家は、岩山に鉄杭を打ち、家の窓の下とワイヤーで結んで
そこに洗濯物を干しています。
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周りは、こんな切り立った岩山ばかりです。
このトンネルは、どこへ通じているのでしょうか。
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ここは、ムニチピオ(役場)ではないようでしたが、
公共の建物のようでした。よく分かりません。
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普通の家の外壁についていた顔。
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このまちには白鳥好きな人が多いのか、それとも何か縁があるのか、
白鳥の置物やら窓の飾りやらを結構見ました。
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さっき車を止められたまちの入り口の近くの広場からの眺めも素敵です。
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まちはずれの方まで歩いて行ってみました。
「天使の飛翔」をやるワイヤーが見えました。
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中央やや左に見えるのが飛ぶためのワイヤーで、
その横にある赤白のボールが付いているのは、
他の飛行機やヘリコプターなどが引っかからないための目印です。
あ、飛んできました!
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滑車が滑るカラカラカラ…という音がして、
次々と飛んできます。
明日が楽しみ!!!
まち外れの方にあるお家。窓辺の花がきれいです。
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またまちに戻ります。
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あ、ありました、この表示。
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小さな教会に入ってみました。
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古い木彫りの聖母子像。
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どちらも、11世紀だかの古いもののように書いてありましたが、作者不詳。
ヘタウマ系の味わいがいい感じです。
またこの広場を通りました。
今夜はサマートリュフのお祭りがあるようです。
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まだまだ続くまち歩きは、また次回。

1週間ほど京都に滞在して、猛暑の中ですがゆるりと楽しんできました。
間が開きましたが、’18年夏の旅行の続きを再開します。

チレント地方のアグリに滞在し、友人のトーニに1日巡りに連れて行ってもらった翌朝、
レンタカーで次の目的地カステルメッツァーノへと南下しました。
バジリカータ州ポテンツァ県にある、人口約800人の小さなまちです。

今回はカーナビ付きではなく、Mちゃん持参の地図と、
私がiPadに入れている地図アプリを見ながらの移動です。
私の地図アプリに従って進んだ先が、工事中で完全封鎖していて、
けっこうな距離を引き返すなどし、最後はガソリンスタンドで聞くなどして
ようやく近いところまで到達したところで川を渡るときに
ガランガラーンというカウベルの音が聞こえてきました。
見ると放牧された牛たちが水を飲みに来ています。
車を停めて、見に行ってみました。
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とっても長閑な音が耳に心地よく。
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しばし眺めて、車に戻りカステルメッツァーノのまちへ。
まちの入り口で車を止められ、係の人が
「ここで荷物を降ろし、駐車場に車を置いてまちには歩いて行くように」というのです。
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は?一瞬耳を疑いましたが、もう一度聞いてもそういうことでした。
Mちゃんが車を置きに行き、私は二人分の荷物のそばで待ちました。
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宿は町の入り口からは近くないのです。
どうみてもだらだら上り坂だし…
やれやれ、しかたない…とお宿に向かって歩き始めました。

荷物を引きながら、だらだら上り坂を歩いて行きました。
素敵な広場に差し掛かったので、ちょっと休憩。写真を1枚。
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この広場を過ぎた辺りで、おじいちゃんに道を尋ねたら、
「ああカーザ・ディ・ジュリエッタね、電話してやるよ。」と電話してくれました。
「こっちに迎えに来るってよ。」
というので、もしかして住人だけが通行を許されて、
超小型車でやってきて荷物を載せてくれる?
と微かな期待を抱いたのですが、やっぱりそれは甘かった。
おばあちゃんが、体を左右にゆらしながら歩いてきたのでした。
つまりただの道案内だけ。
カーザ・ディ・ジュリエッタなんてロマンチックな名前ですが、
このおばあちゃんがジュリエッタというだけのこと。

しばらく歩いて着いたB&Bは、嬉しいことに地上階の部屋だったので、
階段を1段も上らずに部屋に入れるのでした。
ジュリエッタおばあちゃんは、簡単な説明をし、鍵を置いて出て行きました。
私たちは、もうお腹が空いていたのですが、
まだイタリアの昼ごはんの時間ではないので、
良さげな店の近くのバールでビールを飲んで待つことに。
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そしてこのお店に入りました。
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お店のオニイサンが、
「うちには、バジリカータの食材をつかったメニューがいろいろありますが、
パスタとセコンドのような料理は置いていません。
それでもよろしいですか?」とわざわざ最初に言ってメニューを置いて行きました。
もちろん軽くていいと思っていたので、OKです。
メニューを見て、美味しそうなものがいっぱいあって悩みました。

私は、「ファジョーリ・エ・フンギ・カルドンチェッリ」というズッパをいただこうと思っていました。
カルドンチェッリと言う茸が大好きなのです。
ところが、オーダーを取りに来たオニイサンにMちゃんが、
Mちゃんが「ブッラータとトマトと生ハムのパニーノ」をオーダーしたら、
オニイサン曰く、
「それ、僕が一番好きなパニーノです。ブッラータが丸ごと1個入っているのですよ。」
ブッラータ丸ごと1個!!!それに釣られて、
私も心変わりし、同じものをオーダーしたのでした。
それが、これ。
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切りたての生ハムがたっぷり(この店で切っています)、
味の濃いトマトもたっぷり、
そしてブッラータがドーンと1個。
大きく一口頬張れば、そのブッラータの中身であるストラッチャテッラがトロ~リ。
パンも、しっかりした粉の味のする美味しいパンで、
硬すぎず、ほどよい弾力があります。
とてもとても気に入りました。
断面がこれ。
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食べ終わって、まち歩きをする前に、
IL VOLO DELL'ANGELO(天使の飛翔)の予約に行きました。
(このまちに来た目的の一つがこれです。

https://www.volodellangelo.com/
オフィスは、宿のすぐ近くで、ムニチピオに隣接していました。
1人で飛ぶと40€、2人一緒なら73€と言われ、迷わず2人を選びました。
何時にするか訊かれたので、明日の10時と言ったら、
「今日は日曜だから73€だけど、明日は月曜だから63エウロよ。」ですって!
ラッキーでした。

無事予約を済ませて、まち歩きです。それはまた次回。

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