ぐら姐のよくばりイタリア

イタリアにはまってかれこれ25年。イタリア人て面白い、から始まって、イタリアは美味しい、イタリアは美しい、イタリアの田舎が素敵、イタリア美術や建築も面白い…とずぶずぶ深みにはまっている私「ぐら姐」のイタリアなんでもありのブログです。

2019年09月

さて、バールで朝食をいただいた後、ホテルまでだらだらと歩き、
7:40ごろにホテルに着きました。
こんなに早い到着でも荷物を預かってくれるだろうとは思っていましたが、
なんと部屋が空いているからとすぐに入れてくれました。
(1室は、ダブルベッドを2つに分けるのは少し待たないといけませんが、
入るのは構わない、ということでした。)

恒例のお部屋写真撮影会。(ベッドがまだ分かれていない…)
DSC04509
どうということもないホテルですが、それなりに広さがあり、
ベッドの硬さもよく、気持ちよく過ごせる部屋でした。

マテーラには、私とイプさん、西南さん、nasakuraさんは2泊、
ペコさんとリトルさんは、1泊だけでローマに向かうのですが、
2泊する4人の2室をコネクティングルームにしてくれました。
親切で気の利くスタッフたちですね。
↓真ん中のドアが隣の部屋と行き来ができるドアです。
チェックアウトまでずっとロックしませんでした。
DSC04510
nasakuraさんは、10時半ごろに到着予定なので、それまで散歩をすることにしました。
(nasakuraさん、本当は前日に着いているはずだったのに、
フライトキャンセルやバーリから来る電車の運休などいろいろあったのです。

一番近いビューポイントに行きました。
DSC04512
逆光なので、また後で写真を撮ることに。
このビューポイントにはピアノが置いてありました。
DSC04515
自由に弾いていいのでしょう、イプさんが弾いてみたら、
いくつも音の出ないキーがありました。
DSC04516
ビューポイントの向かい側にあるムニチピオ。
DSC04516
DSC04519
DSC04522
DSC04524
DSC04527
DSC04528
朝なので、まだ人は多くありません。
DSC04529
考古学博物館です。
DSC04530
たくさんの壺の図が描かれていて、時間があれば入って見たかったです。
DSC04531DSC04532
DSC04534
訳あって(後で書きます)、エプロンを買いたいと思っていました。
最初のビューポイントの近くでマテーラ柄のエプロンが1枚7エウロで売られていました。
欲しいと思ていたのは3人なので、3枚買ったらいくら?と訊いたら、
1枚6エウロにしてあげるよ、とのこと。
でも残念なことに2枚しか在庫が無くて、断念。

ところがもう一つのビューポイントに向かっている途中のこの店に
全く同じエプロンが見えたので
入って値段を見てみたら、なんと1枚5エウロだったのです!
しかもちゃんとたくさんあったので、3人だけでなく、5人全員が買えたのでした。
DSC04535
もう一つのビューポイントに着きました。
こちらからだと逆光ではありません。
DSC04536
サンタ・マリア・デ・イドリス教会
DSC04537
岩がそのままの姿で利用されている建物です。
’04年の時には、ここの外側だけ見て、内部には入らなかったので、
今回は是非とも入りたいと思っていました。

人間の目って、本当に素晴らしくて、
美しいものにつぎつぎと目が行くのですが、
カメラだと、どれをどう撮っていいのか…このまちを撮るのは、難しいです。
DSC04538
ビューポイント近くの教会のような建物に入ってみました。
DSC04543
DSC04544
ホテルの方へ引き返します。
素敵な窓辺。
DSC04547
DSC04548
可愛い和犬(柴犬?)を連れいている家族がいました。
日本の犬ですね、と話しかけたら、にこやかにSiiii、可愛いでしょ?と言って
写真を撮らせてくれました。
DSC04552
だんだん暑くなってきたので、ちょっと休憩。
通りがかりのバールに入って、ビールを飲みました。
(私たちのルールで10時を過ぎたらビールOKなのです)
DSC04556
タラッリとポテチを出してくれました。
DSC04557
アフリカ系のシュッとしたオニイサンがカウンターの中できびきびと働いていて
とても感じのいいバールでした。

ホテルに戻ったら、nasakuraさんが到着していました。
無事合流を祝って、朝、パスティッチェリアで買ってきたお土産を開けて
みんなで食べました。
DSC04558
(運び方が下手で、ちょっと崩れてしまっているのはご愛嬌ということで)

初めてマテーラに行ったのは’04年の夏でした。
ポリニャーノ・ア・マーレに3泊+2泊し(この頃から海辺のゆったり滞在を始めているのです)
その間の1日を宿に大荷物を預け、1泊分の荷物でマテーラに宿泊、翌日アルベロベッロに寄って海辺に戻ったのでした。

ロマネスクに興味を持ち、その他の美術にも惹かれていくのはその後のことで、
当時はただ何となくサッシを見て歩いただけで、教会の中まで見ることはしませんでした。
それでも夜がとてもきれいと聞いていたので、サッシが窓から見えるお宿に泊まりました。

今年、プーリア~カラーブリアの旅行を計画するときに、
ペコさん、リトルさんがマテーラ未踏だったし、
私は再訪して、是非とも見たいところがあったのでコースに加えました。
ちょうどイタリア好きの友人nasakuraさんがその頃から出発だというので合流することに。

ターラントに泊まった翌朝4時に起床、5時にチェックアウトして
(支払いは前夜に済ませました。)
バスターミナルへ向かい、5:30発のバスでマテーラに向かいました。
(前日にバスのことを調べに行った時に、SitaとFlixbusがあり、
sitaはバーリの方を通る遠周りコースなので、これにしました。)

6:40ごろにマテーラに到着。
Flixbusの停留所は、住宅街の中で、位置検索したら一般の住宅街の中でした。
一般市民に便利な場所なのです。
ホテルまでは2㎞!わざわざタクシーを調べて呼ぶほどではありませんが、
荷物をごろごろ転がしていくのは結構な距離があります。

まだ炎天下ではないし、ゆっくり歩いて行くことにしました。
適当なバールがあったら、朝食を摂りましょうということにしていたら、
ちょうど中間あたりにちゃんと座れそうなバールがあったので入りました。

中に入ったら、そこはパスティッチェリアなのでした。
バールとしてもなかなか活気があっていい感じです。
DSC04505
甘パンも結構いろいろな種類があります。
DSC04499
DSC04500
DSC04501
DSC04502
DSC04503
これは、私のクレマシャンテリー
DSC04491
カップッチーノのカップが素敵。
DSC04493
ゆっくりとおしゃべりしながら食べていると、
お菓子も美味しそうで、今日合流するnasakuraさんにお土産にしたら
絶対に喜ぶだろうね、と買って行くことに。
DSC04506
DSC04507
ピンぼけ失礼。
DSC04508
息子君がバールを受け持ち、お父さんが奥でパンを焼くなどしているようで、
お父さんは、パンをほぼ焼きあげて少し余裕ができたのでしょうか、
私たちにどこから来たの?などと話しかけてきたので、少し話をしました。
日本からだと言うと、いい国だってね、なんて。
うちのパンは美味しいかいと訊くのでとっても美味しい!と答えたら
とても満足そうでした。
店を出るときに見送ってくれました。
さあ、ホテルに向かいましょう。まだ1㎞あるのです。

NCC(noleggio con conducente)の車でターラントのホテルに到着しました。
Mちゃんと滞在した8日前と同じホテルです。
何しろ、私とペコさんで鱈腹食べた話を聞いている他の友人たちが
ターラントで食べたい!というので、
そして私とペコさんも、大勢でターラントで食べてみたいと思うので、
今回1泊だけで5人で食べに行くことにしたのです。

この小さなホテルはとても感じがよくて、
Mちゃんと一緒に泊まった時からすっかり気に入っています。
ロビーともいえないような小さな空間に飾ってある金属製の飾りがお洒落。
DSC04425
DSC04426
まだ午前中なのに、1部屋だけ準備ができているというので、
全員の荷物をその部屋に入れました。

初ターラントの人たちと一緒にペコさんはまち散歩に出かけて行きました。
私は、もう3度目なので、部屋に残ってPCに写真を取り込んだりレビを見たり。

この日はお昼を大好きな魚屋のリストランテへ。
13時に入ったのですが、すでに何組かが食べていました。
12時半に開くのかしら。南にしては珍しいです。

アンティパスト・ミスト(前菜盛り合わせ)を5人分。
まず出てきたのがシラスのパン粉焼き。
表面がサクッとして、シラスはふわっと柔らかく、とっても美味しかった!
ほかは、Mちゃんとと行った時とかなり重なっていますが、美味しいからいいのです。
DSC04432
DSC04434
DSC04435
DSC04436
DSC04437
DSC04438
DSC04439
プリモに魚介のリゾットを2皿と…と次のオーダーを選んでいたら、
店のオニイサンが、今日はズッパ・ディ・ペッシェがお薦めだよと言い、
私たちが躊躇していてら、魚を見に来てみなよ、絶対食べたくなるから、
と顎をしゃくって魚屋の方に誘います。
私とペコさんが行き、見たってよく分からないのだけど、
スタッフみんなが絶対美味しいから、それにスパゲッティも付くんだよと言うので
それを3人前オーダーしました。

Mちゃんと一緒の時にいた流しのジイチャンがまたやってきました。
DSC04441
ズッパ・ディ・ペッシェが出てきました。
DSC04446
器がとっても大きいんです、これ。
何匹も魚が入っていて、魚も美味しいのですが、魚のだしが出たズッパも美味しくて。
それをパスタに絡めて食べると、それはそれは美味でした。
DSC04448
リゾットも。
DSC04449
見ただけでお腹がいっぱいになるなんてことは私にはないのだけど、
それにしても見事な量。
そして全部美味しいのです。
DSC04450
お腹がいっぱいになって、みんなで部屋に戻り、昼寝をしました。

さてチェックアウトの日の朝は、6時起床。
7時に開く、歩いて10分ほどのパン屋に焼き立てのパンを買いに行きました。
DSC04424
けっこう広い店内です。
DSC04418
それぞれ、自分が食べたいパンを買って。
DSC04419
DSC04420
DSC04421
部屋に戻って、最後の朝食をいただきました。

最後に、載せ忘れていた、3日目の海遊びの時の写真を。
ガッリーポリに出かける前の午前中に海から撮ったものです。

IMG_4701
IMG_4700
IMG_4704
海から見た三本松ビーチ
IMG_4705
この日は、ターラントまでの移動です。
地図で見るとそれほどの距離でもないのに、
公共交通機関を利用するとなるとかなり遠回りをせねばならず
1日がかりの移動になってしまいます。
このまちに着いた時から次の移動のことは考えていて、
小さなまちなのでタクシーがあるのか、あるとしても5人と荷物を乗せられる車があるのか、2台になるのはもったいないし…
と話しているうちに、
ターラントなら大きなまちだし、大きなワゴン車があるかも!
それに、こっちからターラントに行って戻るのも、
ターラントから来てもらってターラントに戻るのも車の走行距離は同じはず、
と思いつき、ネット検索してみました。

タクシーと言うよりも、noleggio con conducente(運転手付きレンタカー)というのは知っていましたので、それで検索してみたらいくつか見つかりました。
直感でよさそうなところにメールしてみたら、
すぐに返信が来たのでお願いすることにし、
宿の前まで10時半に迎えに来てもらい、
ターラントのホテルへ送り届けてもらって 150€。
1人30€なら、1日がかりの公共交通より断然こちらです。

私たちが10:25に外に出たら、車はもう到着していました。
4泊して楽しんだポルト・チェザーレオを後にし、ターラントへ向かったのでした。

旧市街を出てスドゥ・エスト線の駅へと向かいました。
17:30の列車の代替バスに乗って、カザラーノに向かうためです。
駅の人にどこからバスが出るのか訊き、駅前だというので待ちました。
ほかに、海遊び帰りの若い女の子たち、荷物を持ったシニョーラなど数人が待っていました。

ところが定刻になってもバスが現れません。
しばらく待っても現れません。
待っている人たちが駅員に訊いても、なぜだか分からないとの答え。
もう20分も遅れている… と思ったところに駅員が現れ、
カザラーノから来て折り返すバスが途中で故障して、代替のバスを手配しているとのこと。

壊れていることを表すイタリア語は、ロット(rotto)というのですが、
私とイプさんとペコさん3人が、ロットを耳にして
思わず「ロット!?」と声を上げて反応したことに、
駅員が逆にびっくりしたようで、
「ロットなんてよくあることなのに、何をそんなに驚いているんだ、こいつらは。」みたいな顔をしていました。

代替のバスはいつ来るの?と訊いてもそれは分からないとのこと。
5人で相談して、もしまた30分とか1時間とか後にバスが来て乗れたとしても
そのバスが折り返して、この日はもう終わり(次のバスは運休)とか言われるのがオチで、
そうなるとカザラーノでの目的を果たせないことになるか、
ガッリーポリまで今夜のうちに戻って来られなくなるし、
タクシーなどというものはカザラーノにはないかもしれない…
検討した結果涙を飲んで、ポルト・チェザーレオに帰る決断をしたのです。
はあ… ほんとにイタリアの交通機関って… 
いつ来ても、1度も問題がなかったことなんてないんだから…。

西南さんは、イタリアを旅する人が知っているイタリア語(あいさつや、美味しい等)のほかに、
リタルド(遅れ)、キウーゾ(閉まっている)、ソップレッソ(廃止、中止)、
などを現地で体験を通して身に付けたのですが、
今回新たに「ロット」が加わったと言っていました。
そのうち、ノン・フンツィオーノ(ナ)=non funziono(a)=機能しない、も加わることでしょう。

ポルト・チェザーレオに帰るバスは、20:20発なので、それまでまちをぶらぶら。
そそられるジェラート屋があったので入ってみることに。
DSC04402
DSC04397
DSC04398
惹かれる名前がたくさんあって迷います。
私が食べたのは何だったか…(甘いもののことは忘れやすい…)
DSC04400
2階席があって、涼しくて、休憩するのにちょうどいい店でした。

そしてまたぶらぶら。
このサボテン、朝ドラ「半分、青い」(もう終わっちゃいましたが)のオープニングに
兎の顔を描いて出せそうだね、なんて話して。
DSC04404
夏のセールをまだやっている店がいくつもあり、
水着を見たけど、今年の傾向は好みではなくて、たくさん見たけど1つも買わず。
GEOXで気に入ったサンダルの1つに私のサイズが見つかり、30%オフで購入。
という感じで結局皆買い物をしちゃったのでした。

それでも時間はあって、歩きました。
どこに行ってもあるJUVEの地域ファンのクラブ
DSC04409
このワンちゃん、暑くて動きたくない様子。
DSC04410
もっと時間があるならこんなところで食事をしてもいいけれど。
DSC04413
お、こちらはインテルのファンクラブですね。
毎度ながらのおっちゃんたち。
DSC04415
そろそろ時間になったのでチミテッロ(墓場)のバス停へ。
切符を買いがてらバールを兼ねているタバッキでトイレを済ませ、
バスは定刻前にスタンバイ!
(当たり前のことなのにすごいことのように感じるのはなぜ?)
DSC04416
そして定刻に出発してポルトチェザーレオに帰ったのでした。
部屋に戻り、そうめんを茹でて食べ、洗濯をしてから寝ました。
明日はもうこのまちを後にするのです。

ポルトチェザーレオ滞在3日目は、
カザラーノのサンタ・マリア・デッラ・クローチェ教会を見に行くつもりでした。
(旅先から、バスの故障で行かずに終わってしまったことを書きました)
ここ、18時に開くのです。そして月曜は休み。
というわけで、この日に行くことにしたのでした。

カザラーノに行くには、まずガッリーポリに出ないといけません。
そこからスドゥ・エスト線に乗って、カザラーノまで行くのですが、
観終わってガッリーポリに戻ってくると、
ガッリーポリからポルトチェザーレオまでのバスは23時まで待たないといけないので、
夜は部屋に戻って軽く食べることにし、
その分昼ご飯を部屋で食べてから出かけることにしました。

というわけで朝食の後、最後の海遊び。
そして部屋で早めの昼食。
前夜のコッツェのワイン蒸しの残った汁(身も少し残っている)と、
マキさんちの隣に滞在したフランス人が置いて行ったトマトソースを入れた鍋に
これまた同じくいただいてきたオレキエッテを固茹でにして投入し、ソースを吸わせました。
DSC04316
ブッラータに、桃の残りが少なかったので、無花果も一緒に盛り付けて。
DSC04315
下の写真、鍋が小さいのではなく、ブッラータが大きいのです。
DSC04317
出かける支度をして、13:26分のバスでガッリーポリへ。
走るバスの中から撮りました。
DSC04318
DSC04319
ガッリーポリが見えてきました!
DSC04323
到着後、ますはスドゥ・エスト線の駅に向かい、電車の時刻を確認。
ちゃんと17:30の便はありました。電車ではなくバス輸送に振り替えられて。
安心して、まち散歩に出かけます。
DSC04350
DSC04353
唯一のビーチ
DSC04362
上の写真よりもずっと外れの方で、飛び込んだり遊んだりしている大人や少年たち。
DSC04364
この島は、旧市街ではあるのですが、海辺の小さな漁師町という雰囲気もあり、
教会も民家もそれに合った雰囲気のところが多いように思います。
DSC04365
カモメって高いところが好きなのですね。
DSC04367
ほとんどの店が、屋外席を作っています。
ここには白とブルーが本当によく似合う。
DSC04368
DSC04371
DSC04376
DSC04377
DSC04378
DSC04380
猫ちゃんたちを助けて、の募金箱。入れる人がいるのかしら。
DSC04381
こちらは、ワンちゃんのブツを入れる箱。
DSC04384
一周しました。
DSC04386
今度は内部へ。
DSC04387
ドゥオーモです。
ここのドゥオーモ前には広場がありません。狭い島ですから仕方ないですね。
DSC04388
DSC04389
DSC04391
炎天下を歩いたので、中に入って一休みすることに。
DSC04392
DSC04393
DSC04394
水を飲み、汗も引いたところで、向かいの屋台で
ペコさん、リトルさんは海綿をお買い上げ。
中にはヘチマも紛れていて笑っちゃいました。
DSC04395

夕方のまち散歩をし、ポルトの方の店でアペリティーヴォしました。
と言っても飲み物1杯でつまみ食べ放題というようなアペリティーヴォをやっている店はなかったので
普通の店に入って、1杯ずつ飲んで夕日を見ただけなのですが。
あまりお酒を飲まないリトルさんはノンアルコールドリンク、
他のみんなはアペロールのスプリッツを飲みました。
DSC04294
車の通りがそこそこある道の向こうがポルトで
さらに向こうにある島のあたりに日が沈みます。
それでも写真を撮っているパパと息子。
DSC04297
私たちは勝手にストーリーを妄想します。
離婚したご夫婦のお母さんに引き取られている坊やが
パパに連れられてやってきた海辺のバカンスのまち。
パパは一生懸命息子のご機嫌を取り…  なあんて。

アペロールのスプリッツは夕日色なのですが、
やはり夕日を透かすと輝きます。
DSC04292
それから部屋に戻っての夕食です。
既に時計は21時。
部屋ご飯と言うのにイタリア時間の夕食です。
みんなすっかりイタリアン・バカンス時計が身に付いてしまったようで。
DSC04299
コッツェのワイン蒸し
DSC04303
焼き赤海老。結構立派な大きさのものを1人1尾。
DSC04310
烏賊とゲソも焼きました。
DSC04313
桃ブッラータ
DSC04309
茄子焼き
DSC04302
そしてグリーンピース煮
冷凍のグリーンピースをひたひたの水とバターで煮たものです。
DSC04312
イタリアのグリーンピース(ピゼッリ)は小ぶりですが、
皮が柔らかく、甘くて大好きです。

どれもシンプルな、料理ともいえないようなものばかりですが、
素材がいいのでどれも本当に美味しくて。
これを塩とオリーブオイルでいただくのがいいのです。
5人もいるのでいろいろな種類を食べられて、大満足の部屋ご飯となりました。

ポルト・チェザーレオの2日目の朝散歩の後は
部屋に戻ったら、散歩に行かなかったペコさんとリトルさんが朝食を用意してくれていました。
フリゼッレにトマトを乗せたものや桃などをいただきました。
DSC04314
桃やヨーグルトの写真はなし。
洗濯をして(この日は、水でデリケート素材を洗うモードにしたので大丈夫でした)
そのあと海に行きました。
今日も三本松ビーチでごろごろしたり、泳いだり。
昨日の地元のおばちゃんが海の中を歩いているところに出くわしたので挨拶をしたら、
日本語でBuongirnoは何て言うの?と訊いてきたので、
「こんにちは」だと教えたら、自分の友人たちに教えてあげるんだと
何度も復唱しながらお友達がたくさんいる方に歩いて行きました。
無事に正しく教えてあげられたかしら。

それからポルトに寄って魚を買って帰ろうと思ったら、
今度は遅すぎて、全部売り切れていました…残念。
普通の魚屋で、夜用に海老、烏賊、コッツェを買い、
昼用にサルシッチャなどを買い、
スーパーで飲み物と野菜を買って帰りました。

順番にシャワーを浴びて手の空いている者が食事の準備をし、
イタリア時間の昼食。
DSC04284
2種類のサルシッチャ
DSC04285
ルーコラとトマトとジュンカータ(プーリア名物のフレッシュチーズ)
DSC04288
西瓜
DSC04282
凍らせて融けかけの無花果(マキさんちからもらってきたもの)
DSC04283
パン屋で買ったピッツァ
DSC04289
そして、もちろんヴィーノ。
DSC04290
お腹がいっぱいになって、時刻はもう3時半。

ペコさん、リトルさんは再び海に行き、残り3人は午前の部の海遊びで満足してしまったので、部屋でのんびりすることに。

二人は、魚を追ったり、蟹を捕まえたりして結構遅く帰ってきました。
その間私たちが夕食の下ごしらえをして待ちました。
夕方は、今日も又イタリア人のように夕方散歩。
アペリティーヴォをしに行きました。

ポルト・チェザーレオ4泊だったので、正味は中3日ということになります。
の中3日の2日目、前日よりもう少し早く早朝散歩に出ました。
前日、日の出を見逃したからです。

前日から合流の西南さんも早起きチームに参加して3人で歩きました。
前日より明るくないでしょ。
DSC04225
薔薇色の海が素敵です。
DSC04228
DSC04229
太陽が顔を出しました!(残念ながら海からではない)
DSC04231
DSC04232
この花は何という名前でしょう。
小さい真っ白な花が可憐です。初めて見たような。
DSC04235
三本松ビーチでは清掃員が仕事をしていました。
DSC04237
イタリアで早朝散歩をすると必ず見かける清掃員、清掃車。
人目に付かない時間帯にきれいにしているのですよね、きっと。
DSC04238
こちらでも。
DSC04247
その一方で、最前線にパラソルを立てたりいすを置いたりするお年寄り。
やっぱり年寄りは早起き。私たちも年寄り?
DSC04246
DSC04240
DSC04241
今日も、海の中を歩く人たち。

遠浅なので、ブイを目印にしてスクエアに歩いているようです。
DSC04243
DSC04249
今日はポルトの方に行ってみることにしました。
途中で見つけた教会。小さくて新しくて、こういう海辺にはとても似合う感じ。
DSC04252
ポルトには、当然のことながらたくさんの船。
DSC04254
DSC04258
向こうの島に渡るタクシーボートもたくさん。
DSC04259
↓この台は、船から揚がった魚などを売る台なのですが、早すぎてまだでした。
DSC04253
売っていたら買おうと思って、小さなクーラーバッグを持って行ってたのですけどね。
夜に賑わう仮説遊園地も、朝はシーンとしています。
DSC04263
DSC04262
ご夫婦でトラックで運んできた作物を売る準備中。
DSC04269
シニョーラの方は、引っこ抜いてきた小ぶりのルーコラのそうじをしていました。
水に映る船に描かれたイルカ。
DSC04272
初めての時に1泊した懐かしいホテル。
DSC04277
分別のために色分けされているごみ箱が、船の煙突みたいでお洒落。
DSC04279
この白旗は、遊泳OKの印でしょうか。
DSC04280
さあ、素晴らしい夏の1日のスタートだよ!という感じがする朝でした。

ポルト・チェザーレオの散歩の続きです。

皮革製品を作って売るお店。
左の巨大サンダルも、右のウミガメも革製です。
DSC04188
もちろんバッグは店頭にも店内にもたくさんありました。
DSC04187
小さい動物のキーホルダー
DSC04185
DSC04184
結構かわいかったので、みんな1つずつキーホルダーを買いました。
日が、だいぶ傾いて来ました。
DSC04189
DSC04195
DSC04197
DSC04204
小さな教会の隣にある小さなショップでは、

オリジナルの小さな飾りやアクセサリーを売っています。
DSC04198
DSC04199
DSC04201
DSC04203
瓶の中に入っている小さな船を買おうか迷っていたら、

お店の人が、台の部分にPORTO CESAREOと書いてくれるというので、
これは私も含めた3人が買いました。
DSC04205
朝とはちょっと違う魚屋の雰囲気。
このまちの魚屋は夜も繁盛するようで。
エプロンを付けて貝の殻剥きをするオジチャン達がなんだかカワイイ。
DSC04206
夕日の写真を撮ろうとしたら、
俺たちを撮れよ!と言ってポーズをとったお爺ちゃんと孫。
DSC04209
その後、夕日も撮りました。
DSC04212
それから宿に戻って、夕食の支度。
お昼をしっかりと食べたので、夜は軽く。
(これができるのがアッパルタメントの良いところですね)

生ハム&モッツァレッラとルーコラのサラダ
DSC04222
いんげんとジャガイモのジェノヴェーゼ。
(ジェノヴェーゼのペストは、マキさんちの隣に滞在したフランス人が置いて行った瓶詰。
うちでは自分で作るから瓶詰はねえ…とマキさん。)
DSC04224
散歩と海遊びと食べただけの海辺のまちでの1日でした。


↑このページのトップヘ