ぐら姐のよくばりイタリア

イタリアにはまってかれこれ25年。イタリア人て面白い、から始まって、イタリアは美味しい、イタリアは美しい、イタリアの田舎が素敵、イタリア美術や建築も面白い…とずぶずぶ深みにはまっている私「ぐら姐」のイタリアなんでもありのブログです。

2020年01月

肉屋でがっつり昼食を楽しんで宿に戻りました。
こんなにいい環境でのびのび暮らしているのに、警戒心の強いここのニャンコたち。
この日は、ちょっとズームで、おすましの顔を撮ることができました。
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ほかの子たちはこんなもの。
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階段を上ってうちのドアに行くと、袋がぶら下がっています。
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どうやら、私たちの留守中にお宿の人が来たようで。
実はまだ宿代を払っていなくて、連絡はしていたのですが、
こちらがいるよ、とWhat'upに書いた時間帯とずれた時間に来てくれたようです。

中に入って袋を開けたら、
柿が3個と魚の形とメダルのような形のお菓子2個が入っていました。
私たちは、このお宿の人の親戚でもなく、友達でもない、ただの客、
しかも安い料金でこんなに気持ちの良い宿を使わせてもらっているのに、
最初の夜にパスティッチェリアの包みをいただき、この日はこれ。
本当に温かくゲストを迎えるご夫婦の人柄に、
申し訳ない気持ちと、ありがたい気持ちとで、胸がいっぱいになりました。

部屋でゆっくり休んだ後、明日の遠足のために
エトナ周遊鉄道の駅の場所と時刻表の確認をしようと歩いて行ってみました。
日曜で、電車は運行せず、当然駅員もいないのに、
トイレには明かりがついていて、施錠もせずに使えるようになっていました。
すごい!
(この時は全く写真を撮っていません。悪しからず。)

夜は部屋ご飯です。
ハヤトウリ(日本の物よりトゲトゲだけど、どうやらハヤトウリらしいです)を半分に切り
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剥いて、先日載せた写真のようにスライスして焼きました。

これはフィノッキオのソテーと、ラディッキオのソテー。
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お豆のスープ。
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そしてメインは、昼の残りのポテトと肉を温めて。
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残り物+αで、美味しくお得に気持ちよく食べて、眠りに就きました。

さてさて、リングアグロッサの昼食です。
ここのまちには美味しい肉を食べさせる店があると聞き、
ここに滞在することを決めたので、当然昼はその店に。
お宿のCarmeloさんもCarmelaさんも、このまちの一番店として教えてくれました。
でも、高いわよ、とも言われましたが。

12時半過ぎに出かけてその店に行ってみると、
予約はありますか?と聞かれ。
この日は日曜だということもあるのか、既に満席に近い状態。
ちゃんと調べていなかったのは失敗だった?と不安がよぎり。
シチリアの田舎の店だと侮ったのがよくなかった…と反省していたところに
2人なら席が何とかなるとのことで、胸をなでおろしました。

今調べてみたら、開店時間はなんと朝9時から。
この店はもともと肉屋で朝9時開店もおかしくはないわけで。
店で食べられるように座席も結構広く作ってあって、トラットリアという感じ。
さすがにこの時間からここで食事をする人はいないでしょうが、
何時から食事の予約がOKなのか、訊いて来ればよかったと今頃思っています。
(また行く気満々)

メニューを見ると、メニューからお食事を選んでもよし、
店頭のケースを見て、あれこれ選んで焼いてもらうもよし、
という感じだったので、ケースのものを焼いてもらおうと2人で選びに行きました。

うわあ、どれもこれも美味しそう!!!
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この腿から蹄まである肉の黒い札には、ネブローディの黒豚と書かれています。
これが食べたかったんです!
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目が食べたいのに任せてあれ、これ、とオーダー。
待っている間に奥にあるチーズも見てみました。
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ドルチェもいろいろ。

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両隣は家族連れ、奥の方は食べ盛りの少年もいるご家族で、
肉をがっつりと食べていました。
もう片方の隣は、20代の娘さんとその旦那様(?)とそのご両親らしき4人。
ハムサラミ・チーズ盛り合わせとか、パスタを食べていて、
お母様の方も娘さんも、もしかしてダイエットしてる?というぐらいの食べ方。

nasakuraさんと、この人たちはきっとしょっちゅう来ていて、
ここぞとばかりにがっつり食べなくてもいい人たちなのね、と話していたら
とんでもない!後からお肉の皿がドンドンドーンと出てきたのでした。
流石肉食のイタリア人、恐れ入りました。

さて、私たちのお料理。
コントルノはポテトと青菜。
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これ、ほうれん草とかチコリアではなくて、
多分前夜に八百屋でCarmelaさんが教えてくれた野菜です。
なんでもこの辺りでそこらに自生しているものなのだとか。
なかなか美味しい青菜でした。
そしてイタリアにしてはくたくたに茹でてないところもよかったです。

お肉です。
右は、美味しいことで有名なネブローデイ山塊の黒豚、左は牛肉。
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巻物いろいろ。
右の長いのは葱をバラ肉で巻いたもの、
奥のは、鶏肉とチーズなどをレモンの葉で巻いて串にしたもの、
ほかに、トマトとチーズを巻いてパン粉をまぶしたもの、
ピスタッキオなどを巻いたもの、
鶏もも肉のころころ。
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どれも美味しいのだけど、すっごい量。
目が食べたくて頼んだものの、さすがに2人では食べきれなくて、
残ったものは、持ち帰りにしてもらいました。
(ちゃんとパックに入れてくれました)

それでもドルチェはいただいて。
ティラミスです。
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私は、お肉を食べるのにヴィーノをグラスでいただきました。
デッラ・カーザは無く、ボトルでオーダーするかグラスかのどちらかで、
ヴィーノを飲むのは私だけだったので。
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赤は、エトナ・ロッソでした。
大きなグラスにたっぷりと注いでくれて、
1本から6杯とるのが普通ですが、この量では5杯もとれないほど。
これで5€は安いと思いました。
食事は2人で60€、それに私のヴィーノが5€。
このレベルの肉でこの味で、高いとは思いませんでした。
(持ち帰った分で、次の食事も楽しめましたし)

帰る時に、ショーケースの反対側を見たら、こんなすごい熟成肉もあったのでした。
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これは大勢で行って食べたいなあ。

お店の外には、予約している席が空くのを待つ人たち。
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大満足して、部屋に帰りました。

パン屋の近くの建物にはこんな絵も。
ザ・シチリアという感じですね。
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エトナの雪を描いているのでしょうか。
そう言えば、インフォの中にスキー板があって、
エトナでスキーができるのですかと聞いたら冬はそうだよ、というお返事でした。
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パスティッチェリア&バールの前に、イタリア名物の暇なオジサマ方が。
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ほんとに、あっちにもこっちにもムラーレス。
こっちには、カラフルな洗濯もの。
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パスティッチェリアに入りました。
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マルトラーナと呼ばれるこのお菓子、一度も食べたことがありません。
甘~~~いと聞いているので、なかなか買って食べる勇気がなくて。

少し歩いてドゥオーモへ。
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中に入ってみました。
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これは、祭りの時に外に繰り出すのでしょうか。
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馬車の荷台にはこんな飾りが。
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昔の写真がたくさん飾ってありました。
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八百屋に買い物に行きました。
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最初にサルシッチャとジェラティーナを買ったので、
ここでの買い物で夕食は完璧です。

一旦宿に帰ることに。
ここも肉屋。
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ここも肉屋。
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ここも。本当にこんな小さなまちにどうしてこうも肉屋があるのか。
皆成り立っているのでしょうか。
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うちの近くのマリア様、
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と思ったら、なんとキリストでした。
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たしかに青いマントではないですものね。
すぐ近くにマリア様がいました。
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路地が渋くていい感じ。
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アッパルタメントの井戸(?)のところからの眺め。
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部屋で昼までゆったりと休みました。

リングアグロッサのまち歩き、続きです。
このまちの紋章のようです。
手描きの味わいがあって、可愛い。
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後で、ドゥオーモ広場の地面でも紋章を見つけました。
こちらは、格好いいですね。
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塀にもたくさんのムラーレス(壁画)
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日本だと、こういうのは小学校の卒業制作にありそうです。
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画面から飛び出して噴火するエトナが愉快。
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サンティッシマ・アンヌンツィアータ教会の鐘楼。
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正面に回ってみました。
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17世紀につくられた教会だそうで、
中に入りましたが、写真を撮りたいとは思いませんでした。

その前の小さな広場にインフォがあり、こんな樽の飾りがありました。
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この辺りは、エトナの火山灰の畑でよいヴィーノがつくれるのです。
インフォの建物の壁にはエトナが描かれて。
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中に入って、このまちの地図をもらいました。
それから、ヴィーノのテイスティングをさせてくれるところがないか訊いてみました。
残念ながらこの日は日曜で全滅。
明日になれば、ここの近くの店で少しはテイスティングができそうでした。

もう少し後だと、こんなイベントがあるのに、残念です。
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インフォの中には、いかにもシチリアな飾り。
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樽は、荷馬車に乗っていて、荷馬車には飾り絵が。
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その広場の奥の方に、パン屋が。
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中に入って、食事用のパンを買うことに。
4~5人のお客さんがいて、少し空くのを待って写真を撮りました。
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ゴマ付きのパンは人気なのでしょうか。結構少なくなっています。
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大きくないものを3種類買いました。
外のもう一方の壁にも絵が。
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長くなったので、今日はこの辺で。
(次回に続きます。)

朝食後に、リングアグロッサのまち散歩に出かけました。
アッパルタメントの門扉。
私たちの部屋は、2階にあります。
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なぜ2階に井戸があるのでしょうね?
もしかして井戸ではない?(早朝に撮ったものです)
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エトナの黒っぽい火山岩でできている家々。
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まちのあちこちの壁に絵が描かれています。
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ここ、肉屋さんでした。
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ちょっと覘きに行くことに。
泉の横のミニトマトがこんなことに。
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Buongiornoとご挨拶をして中に入りました。
ここにもやはり、サルシッチャがあります。
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美味しそうなサラミも。
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もちろんお肉も。
ブロックを好きなように切ってくれるのっていいですよね。
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奥にある、煮こごりのようなものは何?
実は昨夜Carmelaさんと行った肉屋にもあり、
彼女は、私は食べたことがなくて、美味しいんだか知らないのと言っていました。

肉屋のおじさんに訊いてみたら、
「ジェラティーナだよ。(つまり、ゼリー寄せ)
端肉を柔らかく煮込んで、レモンも入れて固めたもので、
この辺りでは〇〇〇と呼んでいるんだよ。」
と紙切れに現地の言い方を書いてNさんに渡してくれました。
後で書き写そうと思って忘れてしまい。

それから、「食べてみるかい?」と言って肉包装用の紙を出し、
その上に少しずつ切って乗せてくれました。
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食べてみると、美味しい!!!
思いの外レモンが効いていて、爽やかな塩味です。
そしてお肉には、手作りコンビーフのような旨味があり。
あまりの美味しさについ少し切ってもらって買いました。
肉屋のおじさんにまんまと乗せられてしまったわけで。
でも、売らんかなという雰囲気は全く無くて、
本当に親切心からの味見だったと感じました。
ついでにサルシッチャも買って。
(簡易保冷バッグをカバンに入れているので、散歩の途中でも大丈夫)

ヴィーノやペットボトル入りの酢も置いていました。
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そしてこの野菜。
これも前夜、Carmelaさんが教えてくれました。
ズッキーニの仲間なのよ。フリットにすると美味しいの、と。
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肉屋でも訊いてみると、この辺りの冬が旬の野菜なのだそうです。
大きなレモン!大きさが分かるようにnasakuraさんに持ってもらって撮りました。
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さて散歩の初っ端に肉屋で時間を食ってしまいましたが、散歩を続けます。
シクラメン、安っ!
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この建物の壁にも絵が。
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エーデルワイスのような花が描かれていますね。
エトナに咲く高山植物なのでしょうか。
(つづく)

朝、早く目覚めてアッパルタメントの外に出てみました。
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反対側の空はもう青く見えてきています。
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扉の窓ガラスに明け行く空が映っています。
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まだ灯りが消されていない鐘楼。
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11月にしてはそれほど寒くないですが、でも朝の空気はひんやりしています。
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このお家にはアッパルタメントが2区画。
下の階は、オーナーの物置などにやっているようです。
猫が4匹いて、でも皆けっこう臆病と言うか人見知りと言うか、
なかなか近くで撮らせてくれません。
けっこうズームで撮りました。
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ゆっくりと朝食を済ませて、その後はまち散歩に出かけます。(つづく)

リングアグロッサに着いた夜の買い物を兼ねてのまち歩き。
お宿の奥様が案内してくださいました。
ところで、ご主人の名前がCarmeloさんだということは書きましたが、
奥様はCarmelaさんで、Carmeloさんのお母さんもCarmelaさんなのだそうで。
話がごちゃごちゃしそうですねえ。

さて、まち歩き。
1軒目の肉屋の近くを通った時に、大きな丸太を切ったものが店内に立てられていて
Carmelaさんが、
「あの木の上で肉を叩いて細かくし、塩やハーブを混ぜてサルシッチャを作るのよ。
この辺りの名物なの。」
と話してくれました。

2軒目の肉屋を通りかかった時に、ちょうど肉を叩いているところだったので
中に入って見せてもらいました。
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1軒目で見た丸太よりも、ここの店のは高さが低くて、
もしかするとこの店のも最初はもっと高くて、
使っては削り、使っては削りして、ここまで低くなったのではないかしら。

機械を使えば簡単なのに、このまちの肉屋(翌日の散歩で分かったのですが、
小さなまちなのに、肉屋がたくさんあってびっくりだったのです)は、

どこも皆この丸太の上での手切りにこだわって作っているのです。
なんと素敵!

歩きながら、美味しい店も教えてくれました。
Nさんが、美味しいパスティッチェリアを訊くと、
このまちにはあまり美味しい店はないのよね…とのこと。

ここはドゥオーモではないそうで。
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その先に野菜を買える店がありました。
そこで買い物したところで、Carmelaさんは用があって一旦別れ、
後でアッパルタメントで会うことにして、私たちは買い物を続けました。
私がヴィーノを買いに行き、Nさんがサルシッチャを買いに行き、
また合流してアッパルタメントに帰りました。

アッパルタメントのキッチンに買ってきたものを置きに行ってびっくり。
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テーブルの上にパスティッチェリアの包みが置いてあるではないですか!
Carmelaさんが買って置いて行ってくれたのです。
美味しい店はないのよね、といいつつ、買ってきてくださったなんて…
宿代はとても安いのに、こんなことまでしていただいて。
申し訳ないやら、有難いやら。
お心遣いに感謝です。
この夜は、Carmelaさんの用が簡単には終わらなくて、会うことなく終わりました。

この夜の食事です。ビールは、冷蔵庫に入れておいてくれたものです。

サルシッチャとポロ葱のカザレッチ(ポロ葱は、ジェノヴァで余ったものを持参していました)とラディッキオ・タルディーヴォを焼いたもの。
ポロ葱もこのまちのサルシッチャも美味しくて、このパスタが不味かろう訳がなく。
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ラディッキオ・タルディーヴォもほのかな苦みが最高に美味しかった!
ヴィーノは、エトナの麓でつくられたロザート。(ピンボケ失礼)
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それとお豆と穀類のスープ(ボローニャで買っていた、早煮えのもの)。

Nさんが持っていた人参も入れました。
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豪華な食卓ではないけれど、どれもしみじみ美味しくて、
体中にしみわたるようでした。

そしてCarmelaさんが下さったお菓子。
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ちゃんと美味しいお菓子でした。

満ち足りた気持ちでベッドに入りました。

ジャンニ・モランディのコンサートを聴いた翌朝、朝食後にホテルをチェックアウトし
ローマへTrenitaliaで移動、そしてフィウミチーノからカターニアへと飛びました。

カターニアに着いたのが、14:40

一応行き方は調べていましたが、念のため空港のインフォで訊くと
リングアグロッサに行くにはカターニアチェントラーレまでバスで行き、
それからメトロでカターニア・ボルゴまで行って、そこでバスに乗ると教えてくれました。

本当は、エトナ周遊鉄道に乗って行きたかったのに、
日曜のみならず土曜も電車は走らず、バスしかないことは分かっていたのです。
そして、やはり調べた通りなのでした。
しかも14:00の次は19:00発。
そのバスがランダッツォ行きになっていて、
リングアグロッサに寄るのかどうかもよく分からず。
(インフォの人の解答で、行くことは分かったのですけれど)

それにしても相当待たないといけないし...
とりあえず、カターニア・ボルゴまで行こうとバスを待っていたら
なんとも素晴らしいタイミングで、リングアグロッサのお宿から
WhatsApp(日本のLINEのようなもの)にメッセージがが入りました。

前日、宿から何時に着くかとWhatsAppに連絡が来たので、
ローマから飛んでカターニアから宿に向かうこと、
バスがあるようなのだけど、リングアグロッサに停まるのかどうかよく分からない、
停まるのですか?と質問していたのです。

そうしたら、このタイミングで、バスが無くて大変だったら、
フィウーメフレッドまで列車で来れば
そこまでなら車で迎えに行くよ、とのメッセージ。

バスよりそれがいい!
バスがリングアグロッサに停まるらしいことは分かったけど、
そのことは返信に書かず、Trenitaliaでフィウーメフレッドに行くことに決定。
バスに乗ってカターニア・チェントラーレ駅まで行きました。
列車は16:46というのがあり、その切符をNさんが買ってくれている間に、
私は、お宿にフィウーメフレッドに17:04に着きますとメッセージ。

やった!19時のバスに乗って1時間以上かけて行くのと、
(バス停からさらに宿まで歩かないといけないし)
17時過ぎにフィウーメフレッドに着いて、車で宿に向かうのとは大違いです。
二人して本当に嬉しくて、なんていい人だろうと何度も話しました。

無事に列車に乗り、数分の遅れで無事に着くと、
ちゃんと迎えの車が待っていてくれました。
お宿の小柄で人のよさそうなご主人は、Carmeloさん。
シチリアの典型的な名前なのだそう。

車はくねくねの上り坂をどんどん上って行きます。
遠くに海が見えて、暮れていく空も美しかったのですが、
残念ながら写真は撮ることができませんでした。

私たちがボローニャでジャンニ・モランディのコンサートに行ってきたと話すと、
知ってるよ、僕が子どもの頃にヒット曲をいろいろ歌っていたからねえ。
この町からも、歌手が出ているんだよ、と言ってCDをかけてくれました。
(名前は忘れました。ジャンにより少し年下だけど、すでに亡くなったらしく)

そうこうしているうちに、お宿に着きました。
アッパルタメントのお部屋は、ベッドの準備ができていなくて
(奥様がお姉さまからの相談ごとを持ちかけられ、時間がなかったそう)
奥様がやってきて、ベッドメーキングをしてくれました。
ここ、1泊が50€ほどなのに、寝室2つ、ダイニングキッチン、バス・トイレがゆったりと。
私の部屋はツイン
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Nさんのダブル
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ダイニングキッチン
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シャワー&トイレルーム、洗濯機あり
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廊下と言うか何というか、ソファーがありテレビもあるスペース
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季節のよい時期のための外用の折り畳みテーブルと椅子があったので
実は、それをここに広げて、ここでテレビを見ながら食事をしました。

実は、この部屋写真は、買い物の後に撮ったものです。
お宿の奥様が、夕食の買い物がしたいと思っている私たちを
まち歩きをしながら、お店を教えてくださるというので、一緒に出掛けたのです。
そのときの写真は、また次回。

さてさて、コンサートです。
小ぢんまりした会場でした。
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コンサート中のおしゃべりの中で、
この会場の座席数は990ぐらいと言っていました。
その小さな会場で、11月1日から2月27日まで、
とびとびで25回のコンサートを行うのです。

Nさんと、「自分の現在の立ち位置をちゃんと理解し、
小さなキャパでも会場をいっぱいにして25回公演するという考えが素晴らしいね、
かつての人気をいまだに引きずり、武道館に空席が多いからと
コンサートを当日中止にしちゃう人とは大違いだね」と話しました。


このコンサートのタイトルは、Stasera gioco in casa
直訳すれば「今夜は家で遊ぶ」ですが、
このCasaにはホーム=本拠地の意味もあるのでしょう。
ボローニャ出身ですからね。

緞帳にはポスターと同じ写真が映し出され。
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幕が開くと、ステージには簡素な、普通の家のリビングのようにソファーがあり、
冷蔵庫やテーブルが置かれ、その横にギターが立てかけてあって
あとはピアノが1台。
ジャンニが登場し、ギターを手に取って歌い始めました。

歌って、おしゃべりして、また歌っておしゃべりをして…
途中で休憩がすこしありましたが、それ以外はずっとその繰り返し。
これは休憩中の写真です。
車椅子用の席も設けられていました。
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最前列は、ご家族でいらしているようでした。
お知り合いと会って挨拶を交わし。
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全部で何曲歌ったのでしょうでしょう。
おそらく20曲以上だったと思います。

私が知っている時代の歌も3曲ほど。
私も一緒にかすかな声で口ずさんでしまいました。
でも、「かつて人気があった懐メロ歌手」が歌っている雰囲気ではなく、
今でも現役の歌手がちゃんと歌っているのです。
声もよく出ているし、最後まで全部しっかりと歌いきっていましたし。

何よりも観客とのやり取りがいい感じで。
客席には、もちろん彼と同世代の人(やはり女性率は高いですが、男性もいます)
もう少し若い人、その子どもや孫にあたる世代の人と
けっこういろんな年代の人がいました。
リズムの良い曲だと若い人たちも結構ノリノリで、体を動かしています。

途中で地元の14歳の清楚な少女が会場から呼ばれ、
1曲だけ歌っていました。
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もうこのころからかなりくだけた雰囲気になり、
本当にホームにいる感じです。
ちょっと写真を撮らせていただいちゃいました。
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後半でリクエストコーナーがあって、
客席から歌のタイトルを大きな声で言うと、
それに応えてギター1本で歌うのでした。
何曲も何曲もリクエストに応えて歌い、
客席のあちこちから声が上がり、立ち上がって声をかけたり手を振ったり。
ふるさとでのコンサートに、彼を大好きで誇りにも思っている地元の人たちが
ジャンニお帰り~~~という感じ。

和気あいあい、ほのぼのした雰囲気でコンサートが終わり
アンコールも歌い、でもその後奥に下がる前にお花やプレゼントを渡す人、
握手をしたい人たちがステージ近くに行き、結構長いことそれに応えていました。
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私もNさんも、心があったかくなって、満足して外に出ました。
入り口付近では、ポスターと写真を撮っている人も。
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ローマのオペラ座もでしたが、ここでもタクシーを呼んでくれるデスクがありました。
タクシーをお願いし、私たちのために来てくれるタクシーの名前(番号とか名前が車体に書いてあるのです)を聞いて外へ。
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じきにタクシーがやってきて、ホテルへと戻って就寝しました。
これだけのためのボローニャ1泊でしたが、来てよかった!と思えました。

ジェノヴァ発15:46発の列車に乗ってミラノでFrecciaに乗り換え、
(今回は乗り継ぎ成功!って、これが当たり前なのですけれどねえ…)
5分ほどの遅れでボローニャに到着しました。
予約を入れていた駅前のホテルにチェックイン。

この夜は、ジャンニ・モランディのコンサートに行きます。
’62年に18歳でレコードデビューして大ヒットを飛ばしました。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうか。
デビュー曲は「作詞:Pilantra Musicisti/作曲:Ennio Morricone」による
「Go-Kart Twist/サンライト・ツイスト」で、
日本でも63年に公開されたイタリア映画「太陽の下の18歳」の挿入歌としてヒット。
日本語詞によって木の実ナナさんがカバーし、それもヒットしています。
日本でカンツオーネブームがあった60年代に来日したこともあります。
私はまだ子どもでしたが、姉が聴いていたので、
一緒になって歌っていました。

国民的なエンターテイナーとして息の長い活動を続け、
私が行っている間、彼の主演のテレビドラマもやっていました。
イタリアに行けばときどきテレビで見かけ、人柄がとてもよさそうな印象があり、
Nさんにそんな話をしていたら、彼女も好感を持ってくれて
「旅行中にボローニャでコンサートがあるのよ、行ってみない?」
と声をかけてくれたのでした。
コンサート情報は知っていたものの、
そこに自分が出かけることなど考えてもいなかったので嬉しくて即OK。

コンサートは21時からなのでその前に夕食をいただきたのですが
外に出かけると時間が読めなくなるので、
ホテルのルームサービスをお願いしました。
Nさんが目ざとく、ここの食事がイータリーとコラボしていることに気づいたのです。
ピッツァを1枚ずつオーダーしました。
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写真の色が美しくないのはご容赦を。
なかなか美味しくて、部屋でくつろいで食べられるのがいい感じ。
2枚にサービスチャージを加えて26€でしたが
店で水やらビールやら注文し、コペルトも入れたら軽くこれを超えるので
賢明な選択だったと思います。

たいした洋服も持っていなかったけれど、
とりあえずはコンサートに行く雰囲気の服に着替え、
タクシーに乗って会場のテアトロ・ドゥーゼに向かいました。

さてコンサートのことは別に書きたいので、
今日は短くて申し訳ないのですが、次回に続きます。

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