ぐら姐のよくばりイタリア

イタリアにはまってかれこれ25年。イタリア人て面白い、から始まって、イタリアは美味しい、イタリアは美しい、イタリアの田舎が素敵、イタリア美術や建築も面白い…とずぶずぶ深みにはまっている私「ぐら姐」のイタリアなんでもありのブログです。

2020年02月

カステルブオーノ到着日の夕暮れ時の散歩の続きです。

いよいよ、トトの小学校としてロケをしたカステッロに辿り着きました。

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そう、これです!違う角度から。

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映画にこんな夜の様子は登場しませんが、

それでも脳裏に映画のシーンがフラッシュバックし、

切ない気持ちになるのでした。

 

このカステッロは、門をくぐってこの建物で行き止まりではありません。

門を多くの車が通って、カステッロの横の道を通り、

別のまちへと行くようです。

カステッロ広場の一角の建物。

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この写真の右下の明るいところは、陶器や調理器具、調度品などのお店で、

置いてある陶器がとってもシチリア的な色や柄で素敵でした。

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門からドゥオーモの鐘楼が見えました。 

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部屋が4階なので、一旦部屋に戻ってまた食事のために階段を下りると、

食べ終わってからまた階段を上らないといけなくなり、

今夜は買い物をして部屋に戻り、部屋で食事をとることにしました。

スーパーの場所を訊いて、訪ねて行きました。

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トラメッツィーニと言う薄切り肉の間にチーズやルーコラやトマトを挟んで売っていたものを焼いて。

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フィノッキオのソテー。

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茸と野菜のスープ。

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ヴィーノは、私としては少しだけ奮発して、ドンナ・フガータのものを。

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美味しくいただいて、早めに休みました。

さてカステルブオーノの続きです。
小雨の中の夕方散歩となりましたが、
歩くのが嫌になるほどの降りではなかったし、
濡れた路面に街灯が映えて、美しいまちを歩くことができました。
宿を出ると、すぐの交差点。
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こっちかしらと、この時計のところで左折。
曲がってすぐのところに繁盛している床屋がありました。
このまち、床屋を何軒も見かけたのですが、ここが一番の人気店のようでした。
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エレガントなまち並みです。
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スロウフードのマークがついているお店がありました。(開店にはまだ早い)
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今度はその少し先の向かい側の路地に、そそられる店が。
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もちろんここも開店前。
先に進むとフィアスコナーロのお店がありました。
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右下にはシチリアの形の、ナッツを飴で固めたお菓子。
フィアスコナーロのお店は、1軒ではなく、この辺りに固まって何軒もありました。
バールもあり、土産物屋もあり、他のドルチェを売っていたりもし。
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試食をしていましたが、試食をして買うのは翌日にすることにして、先に進みます。
すぐ近くには、ドゥオーモ広場が。
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ドゥオーモに入ってみました。
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暗いのですが、なかなか素敵です。
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暗いので、改めてもう少し明るい時間帯に来ることにして外に出ました。
目指しているのは「トトの学校」として使われたカステッロ。
先に進みます。
それにしてもまち並みが素敵で、ついつい写真を撮ってしまいます。
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カステッロへの門が見えてきました。
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(つづく)

カステルブオーノ行きのバスは、朝早い便の後が13時発。
それほど早く行きたい気持ちもなかったので、
午前中はパレルモのホテルでゆっくり過ごしてからバスターミナルへと向かいました。
バスに乗るまでの経緯は、昨日書きました。
何があっても対応できるように、早めに動いておくことはとても大切だと実感。

無事に13時発に乗り、チェファルーを経由して15時少し前に到着。
雨が降っていたので、傘を差し、荷物を転がしながら
スマフォで宿までの地図を表示して見ながら歩くのはなかなか大変。
それほど遠くはなかったのでなんとか歩き、この辺のはずと思ったあたりで
「ここよ!ここ!」と上から声が降ってきました。
お宿のシニョーラでした。

建物の入り口がガチャッと開錠され、入っていくと狭い階段。
荷物を持って、2階、3階と上ると、こっちよ!とまだ上から声が。
ひえ~~~お宿は4階なのでした。
私が本当にひえ~~と声を出したらしく、
シニョーラが下りてきて手伝ってくれようとしたので、
私は大丈夫だからもう一人を手伝って、とお願いしました。

私は右膝の調子がよくなくて歩くのはNさんよりゆっくりなのですが、
荷物を持っての階段の上り下りは結構大丈夫で、逆にNさんは苦手。
もしかして私の腕力が強い?
何階にあるのか、エレベーターの有無はどうかを確認もせず、予約してしまって
Nさんには本当に申し訳ないことをしました。


どうにかこうにか辿り着いたその部屋は、広くはないものの、なかなか気持ちよく。
一応リビングのソファー。
ソファーベッドで、ここにNさんが寝ることに。
(リングアグロッサで、彼女がダブルベッドの部屋で寝たので
奥のダブルベッドを私に譲ってくれました。)

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このソファーの前にテレビがあります。

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この壁の向こうがシャワートイレルーム。(なぜか写真撮り忘れ)
ダイニングスペースとキッチンスペースはコンパクト。

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ソファーの後方に、壁代わりの衝立があって、
その向こうが、私のダブルベッド。

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この衝立の高さが絶妙でした。
これ以上高いと部屋全体が窮屈な感じになるし、
これ以上低いと別空間という感じがなくなるし。
お湯を沸かしてお茶をいただいて一休み。
既に暗くなってきたまち散歩に出かけます。(つづく)

パレルモからカステルブオーノへとバスで移動したのですが、
なかなかハードなものでした。
もともとパレルモの長距離バス乗り場はぐちゃぐちゃだったのが
バスターミナルができて少し間になったと聞いていました。
ところが・・・

パレルモ駅近くには3つのバスターミナルがあるのでした。

1.駅の南側(パレルモ中央駅正面を背にして左側)に1つ。

空港線もここから発着します。
ここだけは、現地で写真も撮っていました。
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立派なチケット売り場もあります。
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2.駅の北側(パレルモ中央駅正面を背にして右側)、郵便局の近くに1つ、
こちらにもチケット売り場があります。

3.地図で見ると2から見えそうなのに、実際には見えない場所、2の外側に1つ。
地図でグレーで書かれたRisorse…と書かれているところです。
カステルブオーノに行くバスは、3から出るのでした。

そのバス会社、SAISが大きな問題。
1のバスターミナルのチケット売り場にSAISがあって、
カステルブオーノ行きを2枚、と言うと窓口のシニョーラが
「ここでは売っていないわ。駅の向こう側に売り場があるわよ。」
と、なんとも不親切な答え。

私は、2と3の存在を知らず、
その昔、ターミナルがなかった時代、
ごちゃごちゃとしたエリアにいろんなバス会社のチケット売り場が並び、
バスの乗り場もちゃんと表示されていず、
どこから出るの?と訊くと指さしてその辺よと言われるだけの
パレルモ駅の長距離バス乗り場はカオスだった状態しか知りません。
そのエリアに行ってみれば、
まあ!
道路がきれいになり、トラムの乗り場ができていました。
そして白い新しいきれいなトラムが。
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その向かい側のごちゃごちゃした建物群は、すべて空き家になっていて
もう少しするときっと整備されてきれいなお店が並ぶようになるのでしょうね。
SAISのチケット売り場を検索してみると
ポツンと離れたところにあることが分かったのでした。

そこまで歩き、無事にチケットを買い、乗り場は10番よ!と言われ。

やれやれ。
駅への近道を行こうとして、ターミナル2があることが分かりました。
やっとNさんの待つ1のチケット売り場に戻り、
ここまでの経緯を話すと、
前日このターミナル1の別の番号の乗り場でカステルブオーノ行きを見たNさんが、
1のSAISの窓口に行って乗り場を確認しに。

その時はさっきのシニョーラではなく、別のシニョーレがいて、
「切符をよく見てごらんなさい、SAIS Trasportiと書かれているでしょ。
うちは、SAIS Autolineeだよ。」
と教えてくれて、初めてSAISと言う会社が2つあることを知ったのでした。
それって紛らわし過ぎ~~~

 
で、2のバスターミナルへ。
SAISのバス乗り場はありますが、10番ではないし、行き先も違います。
えええーっ。
私は、切符を買った後に3の横を通り過ぎているのですが、
バスは止まっていなかったし、人もいなかったので、ここもバスターミナルだとは思いもよらず。

NさんがSAIS Trasportiの切符売り場に確認に行く!と歩いて行って
途中で3のターミナルを確認してきてくれました。
さっきは、バスも人もいなかったところに、
発車時刻が近くなってきたからかバスがいて、人も結構いました。
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下の写真は、ターミナル3から2の方を見たところ。
2から3は見えないこともお分かりいただけるかと。
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なんとか無事に乗ることができましたが、シチリアの長距離バスは、本当にハードルが高い。
これから移動する方の参考になればと書きました。

パレルモは、移動の都合で泊まっただけなので、
特にしたいことは何もありません。
どこにも出かけず、部屋でごろごろ。
ちゃんとしたホテルなのだけど、
ここまでほとんどアッパルタメント滞在で家にいる感じでくつろいできたので、
ホテルの部屋だとなんだか居心地が悪いと言うか、
ベッドと、椅子と、トイレシャワールームの間で動くしかなくて、
私には、アッパルタメント滞在が向いているのだわ、と改めて認識。

晩ご飯は、前回のパレルモ滞在時前に行った「入りにくい居酒屋」で食べる気満々。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100203499401?sortList%5BsortType%5D=2
絶対にあの店で食べようね、と二人で決めていました。
ホテルのコンシェルジュに予約を入れてもらいに行ったら、
電話をしても応答がなく、念のためコンシェルジュ氏がPCで調べたら、
なんとこの日は定休日!!!
ショック。

仕方なくどこで食べようかと検索し始め、
でもそそられる店はなし。
ようやく気持ちを切り替えて、Jitraのサイトに
近くの、ちょっと飲み食いするのによさそうな店を見つけました。
そこに決定。

「もともとはサラミやチーズを売っているだけの、イタリア中どこにでもあるような店だった。その後、サラミやワインを買ったついでにそこで飲み始める人が出た。テーブルを置くスペースがなかったので、場所を新市街に移した。そんな風にして生まれたのがこのPizzo & Pizzo。

今でもさほど大きくない店内はすっかりエレガントに生まれ変わり、気持のよい空間を生み出している。シチリア産にこだわらず、イタリア各地、更に海外の商品まで、品揃いと品質には定評がある。しかも、よくある「お皿にただポーンと並んだだけ」(それはそれで良いと思うが)ではない。溢れんばかりにしかも見目麗しく配置されたサラミやチーズ、又キッシュやチーズを詰めたコロッケなどの温かい「おつまみ」も合格点。

お腹がペコペコ、しっかりと食べるほど胃袋が元気ではないというような腹具合が異なる人達が一緒に行っても、全く問題ないのが嬉しい。お店を信じて、まずはチーズとサラミの盛り合わせを2,3人でシェアし、パスタやお肉に進むことをお勧めする。隣にお店があるので、気に入ったチーズやワインの購入も可。」

何より、さほど遠くないのがいいということで決定。
「腹具合が異なる人達が一緒に行っても、全く問題ない」というフレーズにも惹かれ。
(この旅行中、ずっと本調子で無かったNさんの体調も考慮して)


7時半ごろに行ってみました。
「サラミやワインを買ったついでにそこで飲み始める人が出た。テーブルを置くスペースがなかったので、場所を新市街に移した。」
と言う部分でかなり気さくな店を想像して行ったのですが、
「すっかりエレガントに生まれ変わり」の方が当たり。
手前にハム・サラミ、チーズなどのショーケースのあるアペリティーヴォの店があり
そちらに入って行ったら、
お食事ですか?それでしたら隣のリストランテの方へどうぞと言われ。
リストランテは、モダンで美しい内装の、カジュアルとはいいがたい雰囲気。
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お値段も、カジュアルな店よりは高いし。
シチリア食材を生かした料理というよりは、
イタリア中のこの時期に美味しいものを取り入れたメニュー構成です。
うーん、店選びに失敗したかな、と思いつつオーダー。

パンもなかなかのレベル。
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そうそう、オーダーしなくても、パンと一緒にスプマンテが出てきたのでした。
コペルトに含まれているのですね。(これも高級店っぽい)

私の前菜が出てきました。
なんと美しい!
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これを見たところで、私の身構えた気持ちがほどけました。
食材のグレードから見たら、妥当な価格設定だと感じたのです。
この食材を楽しもう、と。

でも一人ではボトルをオーダーする気にはなれず、
ヴィーノはグラスでいただきました。
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ハム、サラミも美味しいし、チーズも美味しいのですが、
(本当にグレードの良いものを、食材に合った切り方をしている)
添えられたモスタルダの素晴らしいこと!
(モスタルダをご存知ない方のために書くと、
北イタリアでよく食べられる伝統的な保存食で、
フルーツのシロップ漬けながら、ピリッと舌を刺激するマスタード風味。
蒸しブタ料理やプロシュット、チーズと合わせて食べるのが一般的)
この店の物は、フルーツの姿を残さず、ジャムのようになっていました。
辛子の効き方が絶妙で、気持ちよく辛い!
3種類、それぞれ味が違い、いろいろな組み合わせで食べました。

私のプリモ。
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名前は忘れました。
平たいパスタが少し、ポテトと刻んだスペックとあとは何だったか、
とても滑らかな舌触りのエレガントな味。
ポテトを煮ているスープが美味しいのだと感じました。
上にはカリッと焼いたスペック。

Nさんのポルチーニのタリアテッレ。
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これはオーソドックスな、でもポルチーニがたっぷり入ったパスタです。

Nさんのドルチェ。
なんと、これがモンブランですって!
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入った時は、ちょっと失敗した感がありましたが、
結果的には、美味しく気持ちよく楽しめました。

ホテルに戻り、休みました。

リングアグロッサの次の目的地はカステルブオーノですが、
カステルブオーノに行くには、
パレルモまたはチェファルーからバスでということになります。

調べたところでは、チェファルーからだとAST、パレルモからだとSAISの運行。
ASTにはこれまで散々な目にあって、できれば乗りたくないので
パレルモからバスで行くことに(1時間50分)。

カターニア~パレルモはメジャー路線なのでかなりの便数がありますが、
リングアグロッサからカターニアまでは、通勤通学の時間帯+少し。
乗れば1時間ほどですがこの3つのバスを乗り継いでの1日での移動は無理。

ということでパレルモに1泊することにしました。
朝の通勤通学の時間帯のバスでカターニアへ。
このバスは、カターニア・チェントラーレには行かないので
カターニア・ボルゴ(エトナ周遊鉄道の起点)で降りて、
バスを乗り継いでチェントラーレまで。
(メトロで行く方法もあるのですが、荷物を持って階段を上り下りしたくないので)

カターニア・チェントラーレ近くのいろんなバス会社の切符売り場が並ぶ辺りに行ってバスチケットを購入。
少し時間があったので、バールでお茶休憩してからパレルモへと向かいました。

パレルモ・チェントラーレからバスに乗って、ホテルの近くで降りてチェックイン。
この日のホテルは、nasakuraさんが予約を入れてくれたワグネルで、
朝食が美味しいのだそうです。
お部屋も、これまでのB&Bやアッパルタメントとは違う、
ホテルらしいホテルです。
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お腹が空いたので、遅いお昼を食べに行くことに。
この辺りは、Nさんの庭のようなもの。
ターヴォラ・カルダの手頃なお店があるというので行ってみました。
もう昼の部の終わりごろなので、並んでいる料理は大分少なくなっていましたが、
オーダーして、席に着きました。
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Nさんは、ラザーニャと人参とブロッコリーをオーダー、
私は焼きイカとトマト。
でも野菜は2人で一緒に食べました。
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パンはオーダーしなくても出てきます。シチリアのパン、大好き。
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忙しい時間帯を外して来ると、ゆったりと落ち着いて食べられます。
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パレルモで一人ご飯をするのにいい店とNさんが言っていましたが、本当にそんな感じ。
もう少しだけ早く行くと(私たちが行ったのは3時近くでした)
料理をもっと選べそうです。
パスタは、オーダーして作ってもらえるようですし。
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ホテルに戻って、快適な部屋でゆっくりと休憩しました。

リングアグロッサの最後の夕べ。
翌日の移動はバスが便利そうだったので、バスの時刻とバス停を確認しに、
FCE(エトナ周遊鉄道)のリングアグロッサの駅まで行きました。
(ランダッツォから戻った時に見て来ればよかったのですが、
後で調べて分かったことで、この日のうちに確認して安心したかったのです)
戻れば、空はもう夕暮れて。
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お部屋で食べる最後の食事。
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これは、昨日肉屋での食事のコントルノにいただいたのと同じ葉菜。
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Carmelaさんが、そこら辺に生える草なのよ、と言っていたものです。
生の状態はこれ。
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2軒のお店のサルシッチャ食べ比べと、フィノッキオのソテー。
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味の違いは、よく分かりませんでした。
ジェラティーナ。
味見で感動したあの店のものを、2人でたっぷりいただきました。
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それと残り物でつくったスープ。
(前日の昼の残りの肉がまだ少しあったのです)

nasakuraさんと二人で、美味しいね~と言いながらいただき、
本当によいまちのよい宿に泊まれた幸せを噛みしめたのでした。

ヴィーノは、自慢したいぐらい安い赤。
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それなりに美味しく飲めるんです、これでも。

翌朝。
最後にもう一度、井戸のところで写真を撮りました。
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猫ちゃんは、日向ぼっこ。
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駅まで荷物を転がしながら歩いて、
バスが来るまでの時間に最後のエトナ撮影。
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のどかで、居心地のよかったこのまちに別れを告げ、
バスに乗ってカターニアへと向かったのでした。
このまちは、是非とも再訪したいと思っています。

ランダッツォのまち歩きの続きです。

nasakuraさんの昨日のコメントで、
あの肉屋に写真を送るのに、肉屋の名前を特定しなければと
(何しろ内部の写真を撮っただけで、店の名前が分からない…)
地図検索してみました。

このまちにも、肉屋がたくさんありました!
ドゥオーモから歩いた道を思い出しながら地図でたどってみると
おそらくここだわ、と思う店を見つけたのですが、
その過程で、このまちには14世紀に建てられた教会が2つ、
王宮も城もあることが分かりました。
もっとゆっくり散歩をしてもよかったなあ、と。

さて、つづきです。
空色のチンクエチェントが停まっていました。
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朝、駅からチェントロに向かう途中で通った広場で追悼行事をやっていました。
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この広場、朝通りかかったときに気になって、写真を撮っていました。
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てっぺんには兵隊さん、その下に飛行機とパラシュートの彫刻。
こちらには石碑。
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「このまちが、民主主義と独立のためにどれだけの犠牲を払ったか忘れまい」
と言った内容。
1977年11月4日と刻まれていますが、これがつくられたのがその年で、
実際には第一次世界大戦の
ヴィットリオ・ヴェネトの戦いが決着した1918年の11月4日のことなのでしょうか。
この戦いは北の方で行われたのですが、
このまちから多くの人々が兵士として参加したのでしょうか。
それとも全然違う出来事が別な年のこの日にこのまちに起こったのでしょうか。

ここでの行事も、ドゥオーモでのミサも、
もし100年経ったこの日を自由の、独立のありがたさをかみしめる日としての
追悼行事だったのでしょうか。

さて、昼の電車でリングアグロッサに戻ります。
帰りは、旧型車両です。
(下の写真はリングアグロッサに着いてから撮りました)
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中のシートも古めかしく、でも何だか温もりを感じます。
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帰りの車窓からも、エトナのすそ野の景色を眺めました。
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宿に戻ってから、ランダッツォのコズメーチで買ったアランチーニの昼食。
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断面。
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左はピスタッキオ、右はノーマルなチーズ入りのミートソース。
食事として食べるなら、ノーマルなものの方が美味しいと思いました。

そして、ピスタッキオのトルタも。
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日本のように箱に入れてくれるわけではないので、
持ち帰る時に少し崩れてしまいましたが、味は最高!
ピスタッキオ好きにはたまらない味でした。
(つづく)

お店を出て、気の向くままにランダッツォのまち歩きをします。
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このまちは、リングアグロッサと違って観光客もそれなりに来るまちのようで、
華やいだ印象があります。
この通りには、駅からドゥオーモまでの途中にあった、
「だまし扉」などいろいろと趣向をこらした飾りがたくさんありました。
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通りを抜けました。
このパスティッチェリアも美味しそうな雰囲気がありました。
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肉屋の奥で長い包丁で何やら刻んでいるのが見えました。
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気になって中に入り、何をしているのか訊いてみました。
刻んでいるのはピスタッキオ。
なんとインヴォルティーニ(巻き物)の中に入れるのだそうです。
美味しいでしょうねえ。
写真を撮ってもいいですか?と訊いたら、
しっかりこちらを見てポーズを取ってくれました。
店のホームページに使えそうな写真でしょ。
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コッポラ帽が素敵です。
もう一方ではサルシッチャの肉に調味料を混ぜていました。
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このまちもリングアグロッサも、この界隈では
「機械より手切りがいいに決まってる。
多少大変でもちゃんと手間をかけて美味しいものを作るのだ。」
という心意気を人々が共通して持っているように感じたのでした。

土産食材を買うのによさげな店もありました。
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私は今夜のヴィーノを、Nさんはお土産の蜂蜜を買いました。
(つづく)

リングアグロッサに行きたいと思ったのは、
シチリアで一番おいしいグラニータを作っている店があると聞いたから。
その名は、COSUMECI(コズメーチ)。
この店です。
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中に入ったとたん、外から楽隊の音が聞こえ、見に行くと、この広場で止まって。
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華々しい行事ではなく、追悼行事のようです。
楽隊がこの広場で止まって隊形を組んで演奏し、
後ろの列の人たちがドゥオーモの中に入って行きました。
中ではミサが行われ、楽隊の人たちは仕事を終えて、この店に流れてきました。

さて、私たちはお目当てのグラニータを注文。
冬だからなのでしょうか、見えるところになかったので、
訊いてみたら、あるわよ、と。
何味がいいの?と訊かれましたが、その前に何があるか言ってよ、という感じ。
店の人も地元の人もそんなの常識、という品ぞろえなのでしょうが
外国人旅行者にはねえ…。
試しにピスタッキオとノッチョーラと言ってみたら、
ノッチョーラはないわ、とのこと。
ノッチョーラ(ヘーゼルナッツ)はピエモンテなど北で採れるもの、
ここではシチリア産メインなのでしょうか。
マンドルラ(アーモンド)はあったので、それと2種盛をオーダー。
コルネットも1個。
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素材の味の生きる、しみじみとした味わいのグラニータです。
クリーミーと言うより、つぶつぶが少し残った食感。
そういえば、プラートのジェラテリアで食べたものも、つぶ感がありましたっけ。
近頃の流行なのでしょうか。それとも、ここはもともと?

さて、ここはグラニーテリアと言うわけではなく、
パスティッチェリアであり、ジェラテリアでもあり、カフェテリアでもあるのです。
素敵な店内。私の座席から見たところ。
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席のすぐそばにあるショーケースがまた面白くて。
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すごいご馳走の食品サンプルみたいですが、これ全部お菓子なのです。
ほとんどがマルトラーナですが、そうでないものも。
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え?魚も?と驚かれた方、魚のアップです。
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驚きのリアルさです。これを作る人たちなら、日本の食品サンプルを見ても驚かないのでしょうね。

そしてゼリーのようなもので作ってある魚。
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これと同じようなものと言うか、これの小さいものが、
前日の留守中にお宿のCarmeloさんがドアにぶら下げて行ってくれた袋に入っていたのです。
部屋で食べたものは、ゼリーのようであり、ゼリーのようでもないような、
美味しいというわけではないけれど、不味くもなく、不思議な味わいでした。
今回初めて見たのですが、調べても手掛かりは全く無くて。
今度行ったら、訊いてみようと思います。

さてお店の様子やお菓子をもう少しお伝えします。
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たくさんの賞を獲得しているようです。
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ショーケースの中のお菓子も美味しそう。
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私は、やっぱりこれにそそられて。
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なんとお菓子だけでなく、アランチーニも売っていました。
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美味しくいただき、ゆったりと休憩して店を後にしました。
お昼に部屋で食べるために、アランチーニとトルタを1つ買って。
(つづく)

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