ぐら姐のよくばりイタリア

イタリアにはまってかれこれ25年。イタリア人て面白い、から始まって、イタリアは美味しい、イタリアは美しい、イタリアの田舎が素敵、イタリア美術や建築も面白い…とずぶずぶ深みにはまっている私「ぐら姐」のイタリアなんでもありのブログです。

2020年04月

宿で、市場などで買ったものを冷蔵庫にしまい、
10時半ごろに出かけて、ナヴォーナ広場の方に行く914番のバスに乗るべく、
バス停に行って待ちました。

10分も待たずにやってきたバスはFUORI SERVIZIO(回送)、
それからまた7、8分たってやってきたバスも、またFUORI SERVIZIO、
ふう…その後は全然バスがやってこなくて…
結局30分ほど経っても来なくて諦め、地下鉄でスパーニャまで行って歩くことに。

駅に向かう途中の、お宿のすぐ近くの階段の道、
「ローマ美食散歩」の裏表紙の写真は、ここで撮ったものなのでした。
地下鉄に乗ってスパーニャで降りて、スペイン広場の泉は水が出ていることを確認。
(なにせ、この年は水不足で、ローマの泉はほとんど断水していたので)

サンタゴスティーノ聖堂に行ったら、なんと午前の部は12時までで、
ちょうど閉めるところでした。
まだもうちょっと時間がありそうなのに…
4時からまた開けるから後でおいで、と言われてパタン。

仕方なく、2つめに予定していたサン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会へ。
コンタレッリ礼拝堂の馴染みの聖マタイの3点シリーズ。

聖マタイの召命
聖マタイと天使
聖マタイの殉教
聖マタイは、エチオピアに宣教したときに
王エギプスの娘エピゲネイアを死から蘇らせ神に使えるものとしましたが、
次の王ヒルタコス彼女と結婚しようとするのを反対したために
王は刺客を放ってマタイが教会内で説教をしているところを暗殺させたのだそう。

この礼拝堂の天井にはダルピーノによってエピゲネイアを蘇らせる場面が描かれています。
ダルピーノは当時売れっ子の画家で、
この礼拝堂すべてに描くことを依頼されたのだそうですが
忙しいので、天井画だけしか描かなかったのだとか。

宮下規久朗さんによれば、こうした群像を描く腕はさすがで、
カラヴァッジョが最初に書いた聖マタイの殉教は、
これに比べればまとまりのないものだったそうです。
(カラヴァッジョが描き変えたこと、
そして最初に書いた絵がどのようなものであったのかは、
研究者の間で分かっているのです)

宮下さんは、カラヴァッジョは、最初に聖マタイの殉教の絵を描き、
その後聖マタイの召命を完成させてから、
殉教の方を描き変えたのではないかと推測しています。

描き変える前の絵は、もっと多くの群像を描いていたのですが、
斜めから差す光の効果を聖マタイの召命で会得し、
聖マタイの殉教にも生かすことにしたのではないかと。

そして、それがダルピーノの天井画の群像のよさとは異なり、
画面がすっきりと整理され、テーマが効果的に描かれているのだいうのです。

そんなこんなを、本の記述と絵の細部を比較しながら、
西南さんと二人でけっこう時間をかけてじっくりと見ることができました。
思ったよりずっと空いていて、他の客をあまり気にせずに観ることができました。

さて、外に出て、宿の方まで戻ります。
その前に西南さんが「本の泉」というのが近くにあるはずで、
それを見てみたいというので、地図検索して行ってみました。
イタリア人建築家ピエトロ・ロンバルディに依るもので、
学問の象徴である本と地区の紋章にある鹿の頭部を組み合わせたもの、とのこと。
ありました!
とても小さな泉で、知らなければ通り過ぎてしまいそうです。
それからナヴォーナ広場をちょっと見て、
こちらの泉は水が止められていましたが、
中央の泉は、控えめながら出ていました。
それからパンテオンの方まで行ってサン・クリスピーノでジェラートタイム。
そしてまたスパーニャの駅まで行って、地下鉄に乗り、昼食の店へと向かいました。
(つづく)

さて、4日目(と言ったって、実質3日目です)
この日は月曜日。
美術館はお休みです。(ヴァチカンはやってますけど)

この日の目当ては、3つの教会に行くことです。
前夜、部屋で食べたので、この日は5時半ごろに起きてうだうだ過ごし、
6時半ごろから朝食。
前日スーパーで買ったジュースや食材、パンや果物があるので、充実の朝食です。
西南さんがイータリーで買った菩提樹のハチミツを味見。
チーズは、ヤギのリコッタです。
そしてペチャンコ桃。
8時過ぎに、まずはトリオンファーレ市場へGO!
この時期だからなのか、まだ早いから開けていない店が多いのか、
開いている店は多くはありませんでした。

ハーブの苗
何と言っても惹き付けられるのは、野菜や果物です。
店はぼちぼち陳列している途中。
北の方で、フィンフェルリと呼ばれる茸は、ここではガッレッティという名前です。
この茸大好き!
奥にはポルチーニ、手前にあるのはオーヴォリ・レアーレです。
でもここでは買わずに、とりあえず一回り。

元気な花ズッキーニにイチジクも!
saveu et Bretagne ブルターニュの味覚(多分)と書かれたこれは、
フランスから輸入した、バラにしたニンニク?
大粒ですね~。 
おや?この店の奥の壁に注目!
なんと味の素の大袋が貼り付けてあります。
どうやら、エスニック食材の店のよう。
ゴーヤがありました!
1㎏1エウロ!と見ていたら、年配のシニョーラが、あろうことかこの私に
「この野菜は美味しいの?どうやって食べるの?」と訊いてきました。
「ちょっと苦みがあります。でも炒めたり揚げたりすると美味しいですよ。」
と答えておきました。
(炒めるときは塩でさっともんで苦みを和らげるなんてことは言わず。)
こちらを見ると、AMPALAYAというがゴーヤのことらしいです。
となりには空心菜もあります。

生ものを買う前に、先にパンを買っちゃおう、ということで
前夜ピッツァを買ったBONCIの姉妹店のパン屋へ。
トリオンファーレ市場の近くなので、そちらに歩いて行きます。
市場を出たところで、外観を撮りました。
まだまだ各店に運ばれるものや片づけるものがありそう。
パン屋に着きました。
外に置かれているメニュー。
左側がパニーノ、右側にはPORCO FRITTO(揚げた豚)とHumbergerのメニュー。
店内にピッツァもありました。
でも、目当ては普通のパンなので、パンだけ買いました。
それから市場に戻って、買い物。
この朝、スーパーで買ったヤギのリコッタを食べたので、
ここでは羊のリコッタ、そして水牛のモッツァレッラを購入。
花ズッキーニも買ったら、1束(8個)で1エウロでした。
ああ、この倍の値段でもいいので、日本でもそこらで普通に売っているといいのに…

そのほか、ズッキーニ、茄子、桃、葡萄、そしてガッレッティ(フィンフェルリ)を買いました。
ガッレッティを買うときに、店の人に100gって言ったら、
店のオジチャンが、「エッ!100g?それっぽっちで何作るんだ?」って
ものすごくびっくりされました。
「普通、これはこのぐらいの量で買うもんだろう…」と、
袋にガバガバ500gぐらい突っ込んで、これでどうだ?と。
私が首を振って、100gでいいのと言うと、
残念そうに、減らして100g強にして、
「ほれ、1.50エウロだよ。」って。
最後まで、100gぽっちで何作るんだ?って怪訝な顔をしていました。
そりゃあねえ、500gも買って、パスタでも作ったら美味しいでしょうけれど、
食べたいものがいろいろあって、でも2人だとそんなに食べられないのだもの。
ガッレッティは高級茸なので、100g1.5エウロは高いとは思いませんでした。

これで買い物はお終い、と思ったところでこれを見てしまって。
西南さんの手を添えて、大きさが分かるように撮ってみました。
そして4分の1カットを買って、宿に戻りました。

さて、目当ての店が定休日と分かり、
「ローマ美食散歩」のページを繰って店を探しました。
チェックしていたところが、悉く日曜休み!

1軒だけ、ピッツェリアがありました。
しかも宿の近くに。
早速行ってみました。
切り売りピッツァの店で、外のテーブルで食べることも可能なのでした。
中に入ると、まあ素敵!
種類が豊富で、どれもとても美味しそう!
大繁盛していて、どんどん売れているので、
次々に焼きあがったものが運ばれてきます。
番号札を取って順番を待つ間に、どれにするか相談しましたが、
迷うこと迷うこと。

オネエサンが、このぐらい?と言って、はさみで適当に切って、重さを量ります。
このお店のオーナーは、生地からこだわり、トッピングの材料も
あれこれと工夫しているそうで、本まで出しているのだそう。
飲み物も、ビールだけでなくこんなに取り揃えてあって。
でも、私たちは、持ち帰りにして、別の店で冷えたビールを買いました。

部屋に戻って、
箱を開けます。
ジャ~ン!!!
買ったのは3種類。
花ズッキーニとチーズ、
ポテトとポルケッタ、
リコッタとアンチョビとつまみ菜のような葉っぱ。
食べやすい大きさに切って入れてくれています。

ピッツァの上に乗せてある紙も、カワイイの。
実はこれも買ったのです。
アランチーニです。
ビールを注いで乾杯!
もちろん、どれも美味しくて、2人でペロリと平らげました。

日曜休みのお店が多くても、神様は私たちを見放しませんでした。
美味しくいただいて、テレビのクイズも楽しんで、きもちよく眠りに就きました。

カピトリーノ美術館に向かいました。
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の記念堂の横の泉は、結構な量の水が出ていました。
階段のところで写真を撮ろうと思ったのですが、
この二人が全然どいてくれなくて、
彼女たちの前に行って構えるわけにもいかず、
いっそばっちり入れて撮っちゃえ!と撮ったのがこれ。
多分アジア系の方たちです。
チケットを買い、中に入ると、ドーリア・パンフィーリとは違って、結構混んでいました。

ここも、以前アップしたことがあるし、
何と言ってもシニョレッリさんの書いていらっしゃるのが素晴らしいので、
カラヴァッジョ作品を中心に載せます。

洗礼者ヨハネ
女占い師
ここと、ボルゲーゼ美術館は、彫刻も素晴らしくて、
古代ローマのものも充実していて、
入ったのは3回目ですが、何度見ても素晴らしいと思います。

ここからは、フォロ・ロマーノを見渡せるので、
初ローマの人にもおすすめの美術館です。
この広場全体の構想、宮殿のファサード(建物正面の意匠)、
広場の敷石が描く幾何学文様などは、ミケランジェロの構想・設計になるもので
このことは、塩野七生さんの小説「黄金のローマ」にも出てきます。
(私は、それを読んで是非見たいと思って訪れたのが最初です)

左右にパラッツォ・デイ・コンセルヴァトーリ、
パラッツォ・ヌオーヴォがあり、
前者を「コンセルヴァトーリ美術館」、
後者を「カピトリーノ美術館」と呼ぶ場合もありますが、
通常、両者合わせて「カピトリーノ美術館」と称しています。

その、2つの建物の間のところで、ちょっと奥の方に行くとフォロ・ロマーノが見えるのです。

パラッツォ・ヌオーヴォの方から、ミケランジェロ設計の美しい広場が見られます。
外に出て、バス停に向かいました。
これがバス停。
やってきたバスに乗って、テルミニまで行き、
サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂近くのスーパーで買い出し。
水、ビール、赤オレンジのジュース、パン、野菜などを買って
そこから地下鉄で宿に戻りました。

この日は、晩ご飯を「入りにくい居酒屋」に出た店に行こうと思って
昼は部屋に戻って食べるのです。
部屋に戻ったのは、15時近く。
それから、冷やし中華(日本から持参)を作って食べました。
あ、野菜が多すぎて麵が見えませんね。
混ぜたら、出てきました。
もちろん、ビールも。おまけに生ハムも。
お腹いっぱいになって、少し昼寝をしたら、もう夕方です。
さて晩ご飯にでかける前に、予約を入れようと思ったところで、
定休日が日曜で、この日が日曜であることに気が付いたのでした。
オ・バ・カ…
今回は食事のリサーチはしたつもりだったのに、定休日を気にしていなかったマヌケです。
(つづく)

3日目の朝、前日引っ越したアッパルタメントなのに、
観光と昼食を摂るのに忙しくて、朝食用のものを買わなかったため
(イータリーは高いので、普通のスーパーでよかったのです)
お湯を沸かしてコーヒーを淹れて飲み、
その後朝食に近所のバールに出かけました。
なんでもない、普通の、でも居心地のよいバールでした。
旅先から写真を載せましたが、コルネットとカップッチョ(カップッチーノをこう呼ぶ人たくさんいます)で2エウロ。(270円ほど)

最終日曜で、バチカン美術館が入場無料の日なので行ってみたら、
すでにすごい行列で諦めました。
ひとまず、その辺りで撮った写真を。
サン・ピエトロ広場の噴水は、やはり水が止められていました。
(この年は水不足で大変な夏だったのです)

リソルジメント広場の方へ向かう途中で見かけた猫ちゃん。
おや、こちらは水が出ています。
リソルジメント広場からバスに乗り、ヴェネツィア広場の1つ手前で降りて
ドーリア・パンフィーリ美術館へと向かいました。

美術館に入ります。
ここは入場料が結構高いので、ここでローマ・パスを使おうとしたら、
ここでは使えないよ、と言われてしまいました。
西南さんの持っていた古い地球の歩き方にはOKと書いてあったのですが、
変わってしまったようです。

というわけで、昨日のバルベリーニ美術館が1つ目、
2つ目は次のカピトリーニ美術館で使うことにしました。
カピトリーニは、ドーリア・パンフィーリよりさらに高かったので、
結果オーライでした。
(西南さんの「歩き方」では逆だったのですが。やはり料金は、最新版で見ないとだめですね。)

というわけで入場料を払って入りました。(12€)
音声ガイド付きでした。
立派なお屋敷です。
ドーリア家が18世紀にジェノヴァからローマに移住してきて
パンフィーリ家とひとつになってから建設されたパラッツォを
そのまま美術館に流用したもので、現在も子孫が居住しているのだそうです。

お屋敷で働く人の衣装。
さて、ここのカラヴァッジョ作品です。
?洗礼者ヨハネの絵が3点ありました。
最初の1点と、後の2点は別の展示室にありました。
1点しかないと思っていたのでびっくり。
最初の1点と後の2点は、色の付け方に違いがあるように思えましたが、
後の2点の違いはよくわかりません。

後から分かったことですが、最初のはカラヴァッジョの本物。
残りの2点は、レプリカ。
下に書かれている作者名の後に、Daと付いているものはレプリカなのだそうです。

この美術館は、作者の名前と作品番号だけが絵の下に付けられ、
番号は、このパラッツォ内にある芸術作品の通し番号なのだそう。
ブックショップで売っている作品リストを買い求め、番号を頼りに
作品リストから制作者名と画題などの詳細が分かるという仕組みだそうです。
(全部を知りたいとも思わないので買いませんでした)


悔悟のマグダラのマリア
涙を流しているのだそうですが、高いところにあるので、見えません。
ここも、展示方法はもう少し考えてほしいなと思いました。

エジプトへの逃避途上の休息
真ん中の後姿の天使がとても素敵でした。

この美術館も、展示はあまり見やすくはなかったです。
コルシーニほどではないですけど。

室内の装飾も素敵。
さて、次はカピトリーノ美術館に向かいます。

この時も、降りるバス停は分からなかったのですが、
スマホでマップを見ながら適当なところで降りました。
トラステヴェレのエリアになるので、ちょっとの散歩がなんだかいい感じ。
この美術館には初めて入りました。
着いたのは18:15で、最終入館時刻の15分前。
とにかく目指す作品にGO!

ヨハネの憂鬱
これの後に許された時間内で見て回り、
美術館の人が私たちの後についてきて照明を消したり窓を閉め始めたので、
追われるように閉館5分前に外に出ました。
美術館の出口から、この建物の出口までが美しかったので、
少し撮りました。
またバス停まで戻ります。
トラステヴェレの雰囲気がよくて、次はこのエリアでの滞在もいいなあ
なんて思ったり。
今度は、81番のバスに乗ってピラミデで降り、
イータリーまで行って、ビールを飲みました。
このポテチは、多分ここで揚げたもので、
少し厚めのガリガリで、ちょっと温かくて美味しかった!
ビールをお替り。
その後、ちょっとだけ買い物して今度はメトロに乗って宿に帰りました。
このぐらい乗り物に乗ると72時間券は、かなりお得ですね。

お昼にがっつり食べたので、イータリーではこのぐらいにして
部屋では、イータリーで買ったベッピーノ・オッチェッリの
ドライフルーツ乗せグラッパ漬けチーズとクラテッロをつまみにヴィーノ。
このチーズ、美味しそうに見えないでしょうが、
元のチーズが美味しいのに加えてグラッパの香りがついていて、
ドライフルーツの甘さとも相まってすっごく美味しいのです。
これとクラテッロだけでも、本当に幸せでした。

昼食の後は、ホテルに戻ります。
遺跡を眺めながら、ヴェネツィア広場の方まで歩いてバスに乗りました。
預かってもらっていた荷物を引きとり、
テルミニから地下鉄に乗って、
ヴァチカンに行く時に降りるオッタヴィアーノの1つ先、チプロで降りました。
予約していたアッパルタメントは、徒歩5分のところにありました。

このアッパルタメント、なかなかでした。
まず、良い点その1は、チプロの駅にはエスカレーター、エレベーターがあり、
荷物を持って階段を上り下りしなくてよいということです。
しかも歩いて5分なので、気軽に戻れるし。

さらに、地下鉄だけでなく、ナヴォーナ広場の方に行くバスも使えるという点も便利でした。

そして、お宿に着いてびっくり。
結構大きな、部屋数の多いアッパルタメントで、駐車場もあります。
なんとレセプションがあって宿の人が常駐しているのです。
夜もちゃんと人がいましたので、
ここだったら到着日にわざわざホテルにしなくても
いきなりここにチェックインできたなあと思ったのでした。
用があるときにいつでも話ができるというのは、
アッパルタメントとしては、かなりポイントが高いです。

部屋は5階でしたが、ちゃんとエレベーターがありました。
入ってみると、狭!(左側は、鏡)
狭い空間にダブルベッドがドーンとあって、ダイニングテーブルがありません。
壁際にあるこんな台が食卓なのでした。
でも、ようく見ると、狭いながらに必要なものは全部あるのです。
上の写真に写っている電子レンジの他にオーブンもあり、
電熱式ではありましたが、ちゃんと使えるコンロが2口。
冷蔵庫は必要な大きさが十分ありましたし、よく冷えました。
(でかける前にステンレスボウルに水を入れて製氷室に入れて行ったら
帰った時にはしっかり凍っていて、ビールを冷やすのに使えました。)

背の低い人には1つだけ困ることが。
冷蔵庫の高さに合わせて調理台を作ってあるので、けっこう高いのです。
ドイツ人やオランダ人にはちょうどいいかも、ぐらいに。
私も背は高いので、なんとか使えるのですが、背の小さい人は困るなあ…
と思って見たら、なんとそういう人用に踏み台まで用意してありました。

切れ味のよい包丁もありましたし、まな板もあって、本当に不足するものは無し。
物を置く棚もあちこちに工夫して作ってありました。

後で使ったシャワーの出も抜群。
狭いためにビデはないのですが、
代わりにシャワーホースのようなものが横に付いていて
その先には穴が開いていてまるで小さなシャワー。
手動のシャワートイレというわけです。

最初に1人で泊まるつもりで先払いで予約を入れたときは、これで1泊50€。
2人になったので27€の追加料金がかかりましたが、
最初から2人分先払いで予約していたらもっと安かったと思います。

荷を解き、スーツケースをベッドの下に入れるなどして片付け、
この日の最後の予定のコルシーニ美術館へと向かいました。
近くのバス停から23番のバスで1本なのですが、
バス停には時刻表はなく、何分間隔で運行されているかの表示もなく、
だたただ待って、30分ほどしてやっとバスが来たのでした。(つづく)

バルベリーニ美術館。
久々に入ったのですが、入口が変わっていました。
入口の猫ちゃん。暑いので日陰でじっとしていました。
入ってすぐの部屋の壁には素敵な動物たち。
これは天使たちです。
バルベリーニ家の紋章を天使たちが持っています。
紋章に使われている蜂は、この後あちこちで見かけました。
ここのカラヴァッジョ作品。
ナルキッソス
ホロフェルネスの首を斬るユディト
瞑想する聖フランチェスコ
以前は、こういう宗教画にはあまり興味がなかったのですが、
近頃は、上下左右の端のこんなものまで気になるようになってしまって。
ここについても、他作品は今回は掲載しません。
1時半ごろに美術館を出ました。

気が付けば、お腹がぺっこぺこ。
今回、食べるところは「ローマ美食散歩」でいろいろチェックしていました。
バルベリーニの近くにも1軒生パスタ製造所があって、
そこでパスタを食べることもできるとあったので、行ってみました。
そうしたら、なんと!
もう夏休みに入っていて、9月上旬までずうっと休みなのでした。

仕方なく、その場で相談して、どうせならFori Imperialiの方の店まで行こうと決め、
よい交通手段がなかったし、それほどたいした距離でもなかったので
歩いて行くことにしました。(つづく)

朝は6時半に起きて7時半に朝食。
8時半ごろにチェックアウトし、荷物を預けて出かけました。
この日から3泊はアッパルタメントを予約しているのですが、
朝に行ってもチェックインはできないので、
お昼ご飯を食べてから引っ越しの予定なのです。

テルミニ駅の店でローマパス72時間38.50 €を購入。
クレジットカードを出したら、手数料1€だよと言われましたが、
それでも損はないと判断し、39.50€で購入。
(72時間乗車券は18€なので、無料で入れる美術館2つの合計が21.50€以上ならば損はない)
早速72時間乗車券を使って、バスでボルゲーゼ美術館に向かいました。

降りるバス停の名前は知らなかったのですが、
オフラインのマップを見ながら、ここでよかろうと思われるところで下車。
ドンピシャでした。
(オフラインでも見られるマップは、
現在位置もバスの動きにつれてちゃんと動くのです。
おまけにマップにバス停まで入っていて。)
入り口前の彫刻のごく一部のこの子をアップで撮ってみました。
こんな子もいました。
中に入り、予約していたチケットを受け取り、
貴重品だけ持ってバッグを預け、中に入りました。

中では山ほど写真を撮りましたが、
素晴らしい作品の数々については、
シニョレッリさんのサークルかブログでご覧ください。
(旅報告が終わってから、ぼちぼちと載せていきます。)

ひとまず、今回はローマのカラヴァッジョ巡りがテーマだったので、
ここにあるカラヴァッジョ作品のみを載せます。

果物籠を持つ少年
洗礼者ヨハネ
執筆する聖ヒエロニムス
蛇の聖母
ゴリアテの首を持つダヴィデ
ゴリアテの顔がカラヴァッジョの自画像だと言われています。
病めるバッカス
これもカラヴァッジョの自画像だそう。
ちょっと俳優の竹中直人さんに似ている印象があります。
花と果物の写真を撮り損ねたようです…
残念。
でも、ミラノのアンブロジアーナ絵画館の果物籠ほど好きな作品ではないので
諦めましょう。(また見に行くでしょうし、写真を撮るのが目的でもないですし)

カラヴァッジョ以外は、
有名どころの作品ではなく、その他の周りにある作品や壁や床のモザイクなど、
感じたままに撮ってきたものを少し載せてみます。

白鳥の首が…
船に飛び込んできそうな魚が素敵。
この子の流し目が好き。
ベルニーニの彫刻ほか、素晴らしい作品の数々に加えて、
こうした床モザイクなども楽しんで、外に出ました。
午前の部の2つ目、バルベリーニ美術館に歩いて行きました。
出発前にイタリアの渇水のニュースを聞いていましたが、
トリトーネの泉の水は止められていました。

このブログを始めた動機は、
私が書き込んでいるBeachのサークルへの投稿が、
あるとき表示されなくなり、もしかして十年以上もの記録が消えてしまう?
そう思った時に、ブログに移行した方がよいと判断したからです。
ですので、このブログは、新たな旅行をしたらそのことを書きますが、
基本的には過去にさかのぼって書いていきます。

昨日で’19年秋の旅行のことは書き終えたし、
その前の’18年夏のことはこのブログのスタートの時に書きました。
これから夏に向かうのに冬の旅報告もねえ…と思ったので
今日からは'17年の夏の旅行のことを書きます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
初日、定刻より数分遅れでアリタリア機はフィウミチーノに到着。
荷物が出るのを待って(いつもの夏より待ち時間が長くなかったです)、
バス乗り場でフィンエアーで飛んできた西南さんと合流。

テッラ・ヴィジョンの5€のバスはちょうど行ってしまって、
次の発車は、別の会社の5.90€のバスでした。
こちらはテルミニ直行ということだし、待つのもいやなので
そのバスに乗ってテルミニまで行きました。
この安いバスを利用し始めると、
14€のレオナルドエクスプレスにはもう乗れなくなりますね。

テルミニ近くの三ツ星ホテルにチェックインしたのが夜8:45。
お腹が空いたので、駅のビルに’16年冬にできたメルカート・チェントラーレに行きました。
この店は、料理がずらりと並んでいて、
2種類8エウロ、3種類12エウロどちらかを選び
入れてもらう仕組み。


私の皿が手前。
ユダヤ風カルチョーフォ(まんま揚げ)
ペスト・ジェノヴェーゼにカルチョ―フィの薄切りを入れたパスタ、
真ん中はポテトとペペローネ、茄子などのソテー。
西南さんの皿。
ローマ風カルチョーフォ、
パスタは私のと同じ、
真ん中は茸のソテー。
生ビールを2種類1杯ずつ。
思ったより盛りが多くて、お腹が一杯になりました。
美味しかった!
ホテルに戻ってシャワーを浴びて寝ました。
ホテルの部屋写真は撮っていませんが、
安かった割に(キャンセル不可の先払いでツイン¥8,164)小奇麗で、
シャワーの出も申し分なし。
ただ一つ難点は、冷房が調節できなくて、効き過ぎだったこと。
私は、イプさんが寒くて毛布を掛けていてもシーツもかけずに眠れるのですが、
その私が寒くてクローゼットから毛布を出してかけて寝ました。

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