ぐら姐のよくばりイタリア

イタリアにはまってかれこれ25年。イタリア人て面白い、から始まって、イタリアは美味しい、イタリアは美しい、イタリアの田舎が素敵、イタリア美術や建築も面白い…とずぶずぶ深みにはまっている私「ぐら姐」のイタリアなんでもありのブログです。

2020年08月

コゼンツァから車で1時間ちょっとのところにある
サン・デメトリオ・コローネ(San Demetrio Corone)という小さなまちにある
サンタドリアーノ教会(Chiesa di Sant'Adriano)を見たくて、
この旅行の最初に南に行くことを決めたのでした。

モザイクのようですが、モザイクとも違うオプス・セクティーレという技法で
細かく切った色大理石を組み合わせて描いた蛇などの図があるのです。

日本から現地在住の日本人にこの教会の予約とタクシーの手配をお願いしました。
135€でした。
教会の予約は電話のみでしたし、タクシーも、私が見ている間は待機してもらう必要があったので、
しかも19日にローマに着いて翌日7時間ほど(バスの代替があったので)かけてコゼンツァに移動し、その翌朝のピックアップだったので
日本の方に間違いない予約をしてもらった方が確実だろうと考えたのです。
現地で余裕のある方は、教会もタクシーも自力で手配すればもう少し安く行けるでしょう。

8時ピックアップだったので、7時には朝食、支度を済ませて荷物をまとめ、
10分前にエレベーターに乗ろうと思ったところに、不意の停電。
え?という感じで突然電源が落ちたのでした。
窓からまちを見下ろすとよその家も灯りは消えているようです。
ドアを開けてみたら、廊下の照明も点きません。
もしかして…と思ったらやっぱり!エレベーターも使えません!!!
5分ほど待ちましたが回復しそうもないので、7階から荷物を持って階段を下りました。
なんと下り終わって、外に出たところで復旧したのでした!
バカヤロ~。ま、これもイタリアあるあるですね。

タクシーはちゃんと時間前に来て待っていてくれました。
手配をお願いした方と同じまちに住む女性がドライバーでした。
荷物を積んで乗り込み、出発。

初めは高速を、
降りてからは曲がりくねった田舎道を進んで行きました。
車にはナビは付いていないし、ドライバーは初めて行くまちらしく、
途中で2回ほど車を停めて、道を訊いていました。
そしてさらに途中ちょっと興味をそそられるまちを遠くに見ながら進み、
到着。
思っていたほど小さな集落ではないようで、
隣は高校なのでした。
そしてそこから鍵を持っている人が出てきて、開けてくれたのした。
ほかにお伴(?)の人が2人ほどついてきていました。
いよいよ中に入ります。(つづく)

写真だけでは伝わらないかもしれませんが、
通りには音楽がかかり、楽しいイルミネーションが頭上に光り、
歩いているだけでも楽しくて、往復してしまったのですが、
他の通りには別のイルミネーションもあるのでした。
目抜き通りはお店が並んでいるのですごく明るいですが、
1本逸れると明るさはぐっと落ちるので、イルミネーションも控えめ。
歩きながら、探していたものがあります。
1つは私のイタリア携帯電話に追加チャージできる店。
イタリア国内でお宿の人に連絡したり、レストランの予約をしたりするため、
一番安い、シンプルな携帯電話を持っているのです。
無事チャージができました。
(それなのに、この後使えないときがあったのが不思議で、ときどき使えたのも不思議。
もうwindは止めようかななんて思っています。)

もう1つは、ベルガモットのエッセンス。
以前トロペアで5エウロで買ったものがとても香りがよくて
浴槽に浸かっているときに、洗い桶にお湯を張ってこれを垂らすと
浴室に香りが広がってとてもリラックスできたのです。
その後旅行中にそういうものを売っていそうな店があると覘くのですが、
いろいろ加工してある高い製品はあっても、
トロペアで見つけたシンプルなオイルが全然見つからなくて、
産地であるカラーブリアならあるのではないかと思ったのです。
エルボステリアで訊いてみたら、ありました!

香りを付けた水、これはシャワーの後に吹きかけるといいというので
暖かい季節になったら使おうと思います。
そしてオイル、これは前回のと同じように、今使っています。
それぞれ2瓶ずつ買いました。

満足して、次は食事です。
部屋でネット検索して選んだ店に行ってみました。
19:30開店とあったのに、その時間に行ったら今日は20:30からだよと言われ、
お腹ペコペコで、あと1時間なんて待てません。

仕方なく、歩いて見つけたその辺の魚介の店に入りました。
蛸と海老の前菜を選んだので、ヴィーノは白。
デッラ・カーサはなかったので、ハーフボトルをオーダー。
出てきたストゥッツィキーノの写真を撮り忘れたのですが、
さっと炙ったパンに、ペペロンチーノと魚(イワシのようでした)を熟成せたものが乗せてあって、それの美味しいこと!
うっとりする美味しさでした。

そして出てきた、蛸と海老の炙り。
このオレンジソースがとっても美味しくて、
蛸は柔らか~くそして表面はカリッ。
エピはプリッとしていて素敵な一皿。

続いてプリモは、イワシとペペロンチーノのカザレッチェ。
全然美味しそうに見えないでしょ。
イワシの姿は見えないし、色は赤茶だし。
でもね、イワシはたっぷり入っていて、崩した身がパスタに絡んで、
それにこの唐辛子、たっぷり使ってあるのにあまり辛くなくて、
その代わりに香りがよくて、そして熟成させた味わいがあるのです。
最初のストゥッツィキーノに通じる味わい。
なんて美味しいのでしょう。
一口食べるたびに心の中で美味しい…と言いながら、
食べ終わってしまうのがもったいない気持ちになるのでした。

ドルチェは無し。
パスタの余韻を楽しみながら、宿に帰りました。
最初の広場のツリーのアップ。
カラーブリアでの食事はこの1回だけでしたが、
今度の夏は、カラーブリアで食い倒れたい、と思ったのでした。

コゼンツァの街そのものには、格段の興味があったわけではなく、
サン・デメトリオ・クローネという村にあるサンタドリアーノ教会に行くための宿泊です。
10年前の夏に1泊した時も通過点で1泊という感じで、
海辺のまちではないので、バカンスシーズンは本当に寂しいものでした。

たいして興味もないので、暗くなってくるまで部屋でのんびり過ごしました。
美味しそうな店を検索などして。

さて、散歩でもして、そのあと食事だわ、という感じで出かけました。
チェントロまでは20分ほど歩きます。
6時の鐘が美しい響きで鳴りました。
新しい教会ですが、鐘楼(というのか?)が素敵でした。
チェントロの入り口辺りの広場に着きました。
きれい!
クリスマスマーケットも出ていました。
シチリアのカンノーリの店も出ていて、そそられて1個お買い上げ。
かじりつきながら歩きます。
この広場を通り抜けると、目抜き通りのコルソ・G・マッツィーニに入りました。
この通りがまたとても楽しかったのですが、長くなるのでまた次回。

たった1泊なのに、コゼンツァのお宿はアッパルタメントを選びました。
理由は、駅から比較的近かったこと、そして何より安かったことです。
キャンセル不可の先払いですが、1泊25€だったのです。
安全と清潔が確保されていれば、それでいいと思いました。

それが、入ってみれば、あらまあ。
写真を載せますね。

入ってすぐのリビング&ダイニング。ソファーはないけど、結構な広さ。

ベッドルーム。
ベッドルームのベランダからの眺め。
あ、アッパルタメントはイタリア式の6階、つまり日本式の7階です。
もちろんエレベーターがありました。

キッチン。
調味料もありました。
食洗器も。
洗面所。
1人じゃもったいない!
1泊じゃもったいない!
と思ったのでした。

このブログは、過去に遡って多少前後しつつ記録として書き留めています。
昨日で’18-19年の冬の旅が終わり、’18年の夏の旅は最初に書いているので、今日から’17-18年の冬の旅のことを書いていきます。

12月19日(こんなに早く冬の旅に出たのは初めて!)昼の便で出発。
ミュンヘン経由でフィウミチーノに入りました。

イタリアの学校もまだクリスマス休暇に入っていないので、
まったくの平日で、3人並びの座席を独り占めして、横になって眠ることができ、
さらに荷物が出てくるのも早くて、21時に到着して21:23のレオナルドEXPに間に合いました。

テルミニ駅近くのホテルにチェックインしてすぐに休み、翌朝は、7時からだという朝食を棄てて、6:50にチェックアウト。
近くのバールでコルネットとカップッチーノを食べて駅へ。

テルミニ発7:23のICに乗りました。
私の席は予約時に選んだ端の席。
左右2席ずつなのに、出入り口に近いところだけ、片側にしか席がなく、
その片側が3列で、そのはみ出した1席が私の席です。
席に座って撮った写真です。
一番奥に、私と同じ場所の席があって、女性が座っているのが見えます。
この場所、右の空いているところに荷物が置けて、なかなか良い場所でした。

12月は夜明けが遅いので、列車からだんだん明るくなる空が見えました。
途中混んできてから撮った写真。
かなりズームにしたのでぶれていますが、向こうの真ん中に女性がいるのが見えます。
そして真ん中に大きなワンコ。
ワンコ連れで列車の旅をする人をたくさん見かけました。
パオラまでICに乗って、そこからレジョナーレでコゼンツァに行く予定でしたが、
列車はキャンセルされていて、代替のバスが出ると表示されていました。

窓口で確認すると、やはりバス。
どこから出るか訊いてみたら、地下通路を通って駅の裏にいきなさい、とのこと。
こういうことに表示が全くないのが、イタリアなのですよね。

パオラの駅には、バールだけじゃなくてターヴォラ・カルダがありました。
30分ぐらい時間があったので、ズッキーニのパルミジャーナをいただきました。
これとアランチーノ(写真撮り忘れ)と水。
そして駅の裏のバスが出る場所に。
やっぱり何もありません。
Trenitaliaの人がいたので、どこから出るのですか?と訊いたら、
ここだよと言うだけ。ここから並ぶという目印もないのです。
でそこらに立って待っていたら次々と人が来て、バスがやってきたらぐちゃぐちゃっと固まってあちこちから横入りして乗り込み、
荷物をトランクに入れいていた私は、ほぼ最後となったのでした。

バスは列車の倍以上の時間がかかりましたが、
以前列車で行った時よりも景色がよくて、これもまたよし、と思ったのですが、
私の席からではいい写真は撮れませんでした。
途中1か所で停車し、半分以上の人が降りたので、席を移りましたが
もう山の上から見えるきれいな海の景色は見えません。
そしてコゼンツァに近づくにつれ、道路わきに雪が見えました。
そして途中に素敵なまちや修道院と思われるような建物が。
そして、とうとうコゼンツァに到着。
駅に着いたら連絡するよう言われていたので電話しました。
5分待ってて、迎えに行くからと言ってくれたので待つことに。(つづく)

ペルージャからRに乗って、フィレンツェに着いたのが昼。
ここからミラノまでのFrecciarossaは事前に買っておいたスーパーエコノミーのチケットで。
30分ほど時間があったので、駅の椅子に腰かけてお弁当を食べました。
ミラノに着いてすぐにホテルにチェックイン。
この日の宿は、一人旅ではなかなか泊まれないミケランジェロです。
大晦日の宿を検索したら、普段泊まる安めの宿が全部高い料金設定になっていて
ミケランジェロはそうでもなかったのです。
大晦日に一人でミケランジェロに泊まる人が少ないからなのかどうかは知りませんが、
キャンセル不可で、110€弱で出ていたので久々にここに決めました。

シングルですが、ベッドはけっこうゆったりしています。
ジャグジー付きのバスタブ
翌朝(元日)はもう帰国なので、早速買い物に出かけます。
1日乗車券を買って、まずは老舗百貨店ラ・リナシェンテに。
旅のスタート時に訪れてD&Gとコラボのパネットーネを買った上の階に行き
万が一パネットーネが安くなっていたら買おうと思ったのですが、
残念ながら同じお値段でした。
目をつけていた別のパネットーネがあったのですが、
それは売り切れていました。

その後はイータリーへ。
自分土産の食材をたっぷり買い込みました。

一旦部屋に戻って、夕食を食べに出ました。
大晦日ですから、チェノーネをやっている店は予約しないと入れないし
(それに、翌朝のことを考えると、新年を迎えるまで店にいたくはないし)
他は休みだし、店を探してうろうろしたくなかったので
本当は入りたくないのだけれど駅舎にあるロッソ・ポモドーロに行きました。
入りたくない理由は、サービス面にあり、料理の味ではないので
サービス面は覚悟して、入りました。
デッラ・カーザのヴィーノを選ぶといつも品切れと言われるので、
グラスでまずはプロセッコを。
グラニャーノの乾麺を使用したシンプルなミニトマトのスパゲッティ。
納得の味。パスタが美味しい!
続いて、フリット・ミスト。
海苔を上げたようなものが乗っています。
海苔ではない海藻を揚げたもので、フォークでどかしたら弾力がありました。
写真にパンの袋が写っていますが、
これは、私のテーブルには運ばれてこなかったので、
催促をしてやっと出てきたものです。
本当にこの店は、Trenitalia職員以外は一見の旅行者だけだと思っているのでしょう
いつもサービスが行き届かないのです。

下のフリットはこんな感じ。
パスタの皿を下げに来た時に、次のヴィーノとしてロザートをオーダーしていたのに
フリットを食べ始めても出てきません。
やっとカメリエーレを捕まえてまだ私のヴィーノが来ていないと言うと
スービト!(すぐに)と言って持ってきたのは白。
私がオーダーしたのはロザートよ、と言って次のを持ってくるまでに7,8分。
やっぱりダメだわ、ここ。
でも、フリットはそれなりに美味しく、全部食べて支払いを済ませ、店を出ました。
階段を下りる前に撮ったツリー
下に下りてから撮った、もう一つのツリー
駅前の様子
大晦日らしいことは一つもせず、
先に新年を迎えた日本の友人たちにメッセージを送り
さっさと寝ました。

翌朝は、バスでマルペンサに。
ゲート横の店でビールを1杯。
帰国の途に就きました。
これにて’18ー’19年の冬の旅行報告は終わりです。

ぶらぶら歩いて宿に戻ります。
メルカティーノを覘き
パスティッチェリアを覘き、
昨日よりはずっと遠くまで見渡せるようになったイタリア広場の裏手で景色を眺め
そしてホテルに戻りました。
この日は、もう外出せず、
お昼にがっつり食べたので晩ご飯は手持ちのもので済ませ、
ペルージャの2泊は終わりました。

翌朝、私はミラノへ、Nさんはローマへ。
私の列車の方が早い出発だったので、
ミニ・メトロの駅までNさんが送ってくれました。
ミニ・メトロに乗ってペルージャの駅へ。
イタリアは、鉄道駅も個性的で素敵なところがけっこうあります。
1番線でフィレンツェ行きの列車を待つ間に、
ミニメトロが走って行くのが見えました。
やってきた列車に乗り、フィレンツェで乗り換えてミラノに向かいました。

プリオーリ宮の泉の広場に面している方の階上に、
人が何人も上っています。
私たちも行ってみました。
中に入れるようだったので、入ってみました。
素敵!
コンサートでもあるのでしょうか。
本当にプリオーリ宮は、外観だけでなく内部も美しいです。
天井も。
入り口から外を見下ろしてみました。

美術鑑賞で心を満たした後は、胃袋を満たす時間です。
ペルージャ在住の知人Kさんのお薦めのうち、
「老舗だけれども堅苦しくない店」に行くことに。
泉のある広場に面しています。
予約はしていなかったのですが、運よく素敵な席に座らせてもらえました。
私は右、Nさんは左を向くと、ガラス越しのキッチンがこんな感じに見えるのです。
下の写真の青シャツのオジサマがブルスケッタ担当で、
私たちの方に向かってパンにいろいろ乗せているのを見るのがとても楽しくて。
というわけで、二人で1皿、ブルスケッタをオーダーしました。
手前のレバーペーストに縦線が入っているのは、
二人で分けるため2分割してから気が付いて写真を撮ったからです。
ほかに、トマト&ルーコラ、チーズ&生ハム、プレーン。
チーズ&生ハムは、パンにチーズを乗せてから焼き、とろけた上に生ハム乗せ。
オジサマのパンの焼き加減が絶妙で、どれもこれもみんな美味しかった!

ヴィーノは、デッラ・カーザがボトルでした。
Kさんが、この店ではトルテッリーニ・イン・ブロードが超お薦めというので
二人ともそれをいただきました。
ブロード(ブイヨン)は、丁寧に丁寧にコトコトと煮たのでしょう、上品ないいお味!
トルテッリーニもとても美味しくて。
量もたっぷりあるのがいいです。

私のセコンドは、ヴィテッローネのタリアータ
ヴィテッローネは、仔牛なのですが、
ヴィテッロが生後半年ぐらいまでの
ミルクだけしか飲んでいない仔牛であるのに対して、
ヴィテッローネは、もう少し成長して、草も食べている12カ月ぐらいまでの仔牛です。
初めて食べました。
ヴィテッロとは違って、牛らしい匂いがでてきてますが、
肉質は柔らかく、噛みしめるとい~いお味!
これまたなかなかのボリュームで、お腹いっぱいになりました。

コントルノに・パターテ・フリッテ(フライド・ポテト)をオーダー。
思っていたのとは違い、自家製のパリッパリのチップスでした。
Nさんは、お肉があまりお好きではないので、
もう1皿プリモを追加。ニョッキです。
ドルチェもいただきました。
私の、リコッタのセミフレッド。
Nさんのパンナコッタ。(ピンぼけ御免)
美味しく楽しくいただいて、とても幸せな気持ちになりました。

この日、ホテルでの暇な時間に描いたのが、この昼食の私が食べたものをまとめた絵。
感じは、そうそう外れてはいないと思っているのですが、どうでしょう。

ペルージャの国立ウンブリア美術館に向かう途中にある、
Collegio del Cambio(両替商会館)。
ペルジーノの絵がたくさん観られます。(前回じっくりと観ました。)
こんなふうな色付きって珍しい気がします。
美術館の入り口。
中に入ると、プレゼピオが飾ってありました。
建物の中には入りましたが、美術館にはまだ入っていません。
それでも、こんな彫刻が。
この奥にチケット売り場があって、チケットを買ってから階上の入り口へと向かいます。(エレベーターも有り)

ペルージャには何度か来ていて、
'14年にフォリーニョから日帰りで来た時にこの美術館に入っているのですが、
今回アペリティーヴォをした知人と、
その時も会って、ランチとその後1杯飲みに行ったため時間が無くなり
けっこう駆け足で見て回ったので、今回は時間を気にせずに観て
思っていた以上に充実の内容の美術館であることに気が付きました。

たくさんの写真を撮ったので、
それらは、旅報告が終わってからぽつぽつとアップすることにして、
今日は、この美術館の雰囲気をご紹介したいと思います。

建物の入り口からもお分かりかと思いますが、何しろ建物が素敵。
1293年から1443年にかけて建設された
中世ゴシック様式の公共用建物であるプリオーリ宮の
3階までは現役の市庁舎として使われていて、
4階が国立ウンブリア美術館として使われているのです。

入り口を入ってすぐの広い空間には美しい祭壇画の数々が展示されているのですが、
壁の方に腰掛て読書をしているシニョーレがいました。
学芸員というふうでもなく。
美術館に入って、美術品を見ずに読書...
なんだか素敵な贅沢ですね。
こんな空間で読書をしたら、いい気持ちでしょうね。
ちょっと疲れたら歩いて美術品を見て回り。

大きな十字架に描かれた絵も広い空間にゆったりと展示され、
表も裏も間近に観ることができます。
窓が素敵... この建物内を歩いているだけでいい気持ちです。
この部屋は、展示している作品だけでなく、
部屋に描かれたフレスコ画も見事です。
このステンドグラスは、窓際に置かれ、外からの光を入れて観るようになっています。
見事な天井と壁。
この奥に見えている円形のものは何か分かりますか?
これです。
建物の外側から見るとそれほど大きくないのに、
近くから裏側を見ると、とても大きいものなのでした。
満足して外に出ました。

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