ぐら姐のよくばりイタリア

イタリアにはまってかれこれ25年。イタリア人て面白い、から始まって、イタリアは美味しい、イタリアは美しい、イタリアの田舎が素敵、イタリア美術や建築も面白い…とずぶずぶ深みにはまっている私「ぐら姐」のイタリアなんでもありのブログです。

2020年11月

チェルタルドの最初の広場から、反対側の方に行ってみました。
これが、こちら側のまちの門。
その手前に、こんな貼り紙が。
Cena Medievale(中世の夕食)があるというのです。
道の両側に壁を背にしてテーブルを並べ、真ん中を中世の衣装の人々が
いろいろなことをして通って行くようです。
最初の写真には6月10日~7月17日までとありますが、
2枚目には6月10日と6月17日とあり、
今調べたら、2枚目の通り2回開催のようです。

面白そうだけど、今年は無理。
いつか行ってみたいです。

スティオッツィ・ルドルフィというパラッツォ。
これは19世紀に建てられたお屋敷のようです。
ちゃんと中世のまちの雰囲気に合わせてつくってあるのですね。
一部がゲストハウスになっているようです。
ここにもボッカッチョの名前が。
と思ったら、通りの名前もVIA BOCCACCIOなのでした。
素敵な雰囲気。
下から上ってきた人たち。
フニコラーレの駅があり、線路が見えました。
時間がなくって来たので、次回に続きます。

チェルタルドの続きです。
バスを降りた広場から、時計塔のある建物までは大した距離はないのですが、
あっちに寄り、こっちに逸れて、やっと辿り着きました。
来た道を振り返ってみました。
時計塔の建物の右側には、フレスコ画が描かれていました。
横の道に入ってみます。
遠くに見えているのは、サン・ジミニャーノです。
仲良しのシニョーレたちの午後のおしゃべりタイム?
地元食材の加工食品を売っている店の中を覘いてみました。
試食してみます。
左が「リンゴとセージ」「右がペペロンチーノ」
左が玉ねぎ、真ん中がラディッキオ、右がヴェルナッチャ(ワイン用葡萄の品種)のゼリー。
全部味見しました。そして全部美味しかったので、どれを買おうか迷って
結局何も買いませんでした。
重いし、他の嵩張る土産(コロンバ2個)があるし…

今度は、最初の広場から、反対側の方に行ってみます。(つづく)

モンテスクダイオが今ひとつだったので、
チェルタルドに行ってみることにしました。
モンテスクダイオは、サン・ジミニャーノから西(海)の方へと向かうのですが
チェルタルドは、サン・ジミニャーノの少し北にあります。
サンジミニャーの方向へ戻り、通り過ぎて北上する感じ。
でもサン・ジミニャーノ~チェルタルドは25分ぐらいです。
チェルタルドが見えてきました。
ここは、ベルガモと同様に旧市街が新市街より高い位置(アルト)にあり、
新市街に車を停めて、旧市街へ行きます。
フニコラーレ(ケーブルカー)があり、
切符売り場のところがツーリストインフォにもなっていました。
私たちの前の英語圏のオジサマが、フニコラーレの切符を買おうとしたら、
今日は運休なのでバスで行ってくださいって言われていたので、
私たちもバスの切符を買いました。
(↓ フニコラーレの駅はシャッターが下り、切符売り場の方だけ開いています。)
バスに乗ります。ミニバスでした。
10分もかからずにアルタの広場に到着。
もう、そこから素敵な雰囲気です。
時計塔のある方へと歩き始めました。
午後のおしゃべりを楽しむ地元の人たち。
こちらは、地元食材の加工品をお土産品として売っている店。
お茶も飲めます。
上の写真右に写っている教会。
サンティッシミ・ヤコポ・エ・フィリッポ教会という名前の
12世紀のロマネスク教会です。
中に入ってみます。

これは、ボッカッチョの像のようです。
彼のことは名前とデカメロンの作者であることぐらいしか知らないので
ちょっと調べてみたら、
「ジョヴァンニ・ボッカッチョ(伊: Giovanni Boccaccio, 1313年 - 1375年12月21日)は、中世イタリア、フィレンツェの詩人、散文作家。
フィレンツェ商人の父と名もなきフランス人女性との間に私生児として生まれたとされるが、出生地は不明であり、チェルタルドやパリとする説もある。なお、ボッカッチョの父はすぐに彼を認知する。・・・」とありました。

チェルタルドの人たちは、ここがボッカッチョの出生地と思っているのでしょうね、
この後の散歩でも彼にちなんだものをいろいろと見ました。

この教会にも、デッラ・ロッビアの工房の作品。
全部彩色してあるのもいいですが、
サンタ・フィオーラで観た、全部白とか主要部分が白という方が、
奥行きがあると言うか、見る者にイメージをかき立てさせるような印象があって
私は好きです。

外に出ました。
あ、この郵便受け!
以前toorakさんが載せていましたっけ。
それでも私も載せちゃいます。ほんとに素敵。
次回に続きます。

11時45分過ぎにアグリを出て、モンテスクダイオを目指しました。
1時間半ほどかかりました。
ここもI Borghi piu' belli d'Italia
まちの入口の駐車場に車を停めて、
中心部まではそれなりの距離を歩いて行きます。
教会の中に入ってみました。
特に見ものはないようです。
すぐに外に出ました。
この時計塔は、いい感じです。
12世紀のものでした。
ここはもうまちの外れで、ちょっと見晴らしがよくなっています。
赤のチンクエチェントが、ちょっとくすんでいます。
前からも。
貫禄のある猫。
鉢の中に座る猫。

お腹が空いたので、その辺の店に入りました。
壁にいろんな帽子を飾ってありました。
世界のいろいろな地域のものがあります。

魚介のスパゲッティをいただきました。

ここは、I Borghi piu' belli d'Italiaの一つなのに、
どこが?と言う感じのまちで、
ソラーノやこの後に行くチェルタルドの方が、
ずっとそれっぽいと思ったのでした。。

10時から、アグリのカンティーナと牛舎のガイデッド・ツアーがありました。
集合場所に一番乗り。
宿泊客の参加は、私たちと前夜の食事でご一緒したイタリア人ご夫妻、
他にも何人も来ていました。

それとは別に、小学生が、先生たちに引率されて見学に来ていました。
子どもたち:ザワザワザワ…
先生:シーッ!
そんなにうるさくする子はいないのですが、
先生たちはかなり気を遣って、シーンとさせようとしていました。
この後もずっと。

私たちの見学が始まりました。
スタートが、この小さな温室の前からで、
ざっと農場の話をしてから、
この農場のオーナーのアミーコさん(アミーコという名前なのです!)を紹介してくれました。
もう農場やアグリの経営は子どもたちの代に譲って、
悠々自適の「アミーコおじいちゃん」という感じでした。
マルケで小作農をしていたアミーコさんと兄、弟の3人が
トスカーナにやってきてこの辺りでまた小作農となり、
やがて1972年に農地を買い取って、オリーブやワイン畑のみならず、
サフラン栽培、家畜の飼育、そして農業観光までも始めたのだとか。
アミーコさんは、今は野菜の栽培を熱心に行っているようで、
この小さな温室は彼のものなのだそうです。
家畜の糞は、畑の肥料に使い、すべて有機栽培しているのだとか。
そんな話をざっと聞いて、カンティーナへ。
子どもたちは、温室へ。
迂闊なことに、カンティーナの全体の写真を撮っていませんでした。
中でまた説明を聞きました。
白は、ヴェルナッチャを中心に、トレッビアーノ・トスカーノ、マルヴァジア、シャルドネ、サン・コロンバーノ、
赤は、サンジョヴェーゼを中心に、カナイオーロ、コロリーノ、シリエジョーロを栽培しているそう。
製品は… 面倒なので省略します。
カンティーナの写真は、どこも似たようなものですね。
さて、次はキアーナ牛の畜舎です。
これは奥まで行って撮った写真ですが、
入口の右側にいるのは(つまりこの牛たち)18か月育てたら肉になる牛で、
その向かい側にいるのは、
長く飼って子を産ませる牛たちなのだそうです。
こちら側の列。
手前の茶色っぽい牛は、キアーナ牛ではなくアンガスだそうで、
ミルクを採取するために飼い、ミルクはすべて自家用だとのこと。
多分レストランで使うミルクや生クリームになるのでしょう。
その奥にいるのが子を産む牛たち。
18か月より多く生きているので、
向かいの列の牛たちとは、大きさが全く違います。
顔もおっきい!
子牛のうちは、色がベージュで、大人になると皆白くなるそうです。
キアーナ牛のミルクは、全て子牛に飲ませ、飲用にはしないそうです。
美味しくないのか、よい牛を育てるためなのかは知りません。
質問すればよかったかしら、なんて今頃思っても遅いし…

小学生たちが興味深げに見て、飼葉を食べさせていました。
外で日光浴している?牛もいました。
最後に、温室の中をちょこっと覘いておしまい。
昨日の仲良しワンコたちが、農場のオニイサンにじゃれていました。
この後、外から見学に来た人たちには、テイスティングがあるのでした。
この後、車で近郊に出かけたのですが、それはまた次回。

翌朝。
朝食は8時半からです。
7時ごろに部屋を出て、お宿の敷地内の写真を撮りました。
少し外に出てみました。
すぐ中に戻って、昨日ウェルカム・ドリンクをいただいところに
サン・ジミニャーノ方面を見に行きました。
午後は逆光でしたから午前中の方が見えるはず。
やっぱりそうでした。
この建物の2階に私たちの部屋があります。
左側の建物の1階がレセプション兼ショップ。
あんまり気持ちよくて、深呼吸しました。
これはカルチョ―フィの畑です。
こちらは、プール。
シートで覆った上に水が溜まっていました。
夏にここのプールで水浴びして、景色を眺めながらビールを飲んだら最高でしょう。
さて、ぼちぼち部屋に戻ろうと思ったところに1台のトラックがやってきました。
冷蔵車なのか、後部は箱になっていて、母屋の横の扉を開け、
冷蔵車の扉も開けると、まあびっくり!
ここで飼育したキアーナ牛が、捌かれて運ばれてきたのでしょう。
肉にはワイヤーが付けられ、金具で吊るされ、
その金具がレールを滑って肉が運ばれるのでした。
建物の中にもレールが引かれています。
一旦部屋に戻り、8時半に朝食に行きました。
種類は多くないですが、充実の内容です。
卵を食べますかと訊かれたので、スクランブルにしてもらいました。
10時から、カンティーナと牛舎のガイデッドツアーがあるというので、
それまで部屋でのんびり過ごしました。(つづく)

さて、アグリの晩ご飯。
ここの晩ご飯は、長テーブルにその日の客が来た順に座ります。
この日は、アメリカ人の6人グループとイタリア人ご夫妻と私たち。
アメリカ人グループは自分たちで盛り上がっていたので、
私たちはイタリア人ご夫妻とお話しました。

ちゃんとメニューが置かれていました。
この裏に書かれていたのですが、ここの料理に使われている食材の
90~95%が、自家製なのだそう。しかもビオ。
素晴らしいです。
なんと前菜5種類。
1つ目が、自家製ハム・サラミ盛り合わせ。
サラミにはフィノッキオが入っていました。
どんと一緒盛りで出され、無くなるとお替りいかがですか?って聞いてくれました。
それがね、どの料理もなのです。 素敵…

2つ目からは、なかなか一緒盛りの写真が撮れず、自分の取り皿を撮りました。
全部この農場で採れたファロと野菜の刻みサラダ。
ミニトマトとニンジンとセロリなどが入っていました。
美味しくて、3回お替りしちゃいました。

3つ目は、上のお皿の右奥にあるパイのようなもの。
パイ生地のファゴッッティーニ、ペコリーノ・チーズと洋梨を詰めて。
これ抜群に美味しかったのに、添え物のような写真しかありません。
お替りしようかと思ったのだけど、先のことを考えて堪えました。

4つ目は、オールドスタイルのパテのクロスティーニ。
見た目通りの美味しさです。
そして5つめは、野菜のフリット。
ニンジンとズッキーニとあとなんだったかしら。
これまたとても美味しかったのに、お替わりは止めました。
だって、プリモもセコンドもこれからなんだもの。

プリモは、キアーナ牛のラグー・ビアンコのピーチ。
もちろん、ここで飼育したキアーナ牛です。
美味しい~~~~
これは、お替りしちゃいました。

隣のアメリカ人グループは、この日に料理教室を受講したらしく、
自分たちが作ったピーチを食べていましたが、
残念ながら、細~いピーチなのでした。
でも、きっと自ら作ったものを食べるのは美味しかったですよね。

セコンドは、アリスタ。
ここのは薄切りにしてあります。
豚もほうれん草もポテトも自家製。
これまたお肉がしっとり柔らかくて、豚の旨味がぎゅっと詰まっていて。
これはさすがにお替りしませんでしたが、もうお腹一杯です。

あ、この日のヴィーノは赤白並行飲みをしました。
ハム・サラミやクロスティーニには赤、
フリットやサラダには白、と言う感じで。
これもボトルが空くと次のボトルを持ってきてくれるのでした。
(幸せ!)

ドルチェは、リンゴのトルタ。
添えてあるのは、何のジェラートだったでしょうか。
その後はヴィン・サントとカントゥッチ。
さらに、グラッパ。
ここには、2種類のグラッパがあります。
普通のグラッパ(葡萄は、ヴェルナッチャ)と、サフラン風味のグラッパ。
なんと、この農場はサフランも栽培しているのです。
もう、大、大、大満足の食事でした。
気持ちよくいただいて、部屋に戻って寝ました。

晩ご飯は、8時からなので、4時半少し前から散歩に出ました。
サン・ジミニャーノ方面に向かって歩いて行くことに。
裏に回って、葡萄畑の中の道を歩きます。
上りの道をゆっくり歩いたのですが、結構暑い日で汗をいっぱいかきました。
ここで引き返せば、宿でシャワーを浴びて晩ご飯に間に合うので、
散歩はここでおしまい。車の道を歩いて宿に向かいました。
お花がきれい。
宿の近くの土手には、アネモネが咲き乱れていました。
お宿のワンコ2匹。
双子みたいに仲良しです。
晩ご飯の写真は、次回。

表題のところに辿り着く前に、途中の話を1つ。

車でサンジミニャーノ方面に向かっていた昼下がり、
道端に、食べ物の販売車が停まっていて、椅子とテーブルまで置いてありました。
お、ポルケッタだ!と思ったところで、車は通り過ぎたのですが、
なおさんが、あの店でお昼にしましょうか、と以心伝心だったので、
Uターンして、お店に戻り、近くに車を停めました。
ポルケッタのパニーノを作ってもらいました。
テーブルの上に乗っているのは、店のオジサマが飲んだビールの空き瓶とスマホ等。
その間、他のお客さんも買いに来ます。
パニーノ完成!オジサマの荷物を端に寄せて、
ビールもいただきました。
なかなかのボリュームです。
食べながら、店のオジサマとお話。
オジサマは、煙草を吸うので、離れたところに座って、
車のあっちとこっちでのお話です。
土日にこの店を道端で営業し、普段は革製品を作っているのだとか。
もう忘れちゃったけど、この近くのいいところも教えてもらいました。
別れ際に写真を撮らせてもらいました。
顔がはっきりしないから、ここに載せちゃっても大丈夫ですよね。
満足して、目的地へと車を走らせました。

3時半ごろに到着!
いつだったかtoorakさんがここに紹介してくださったアグリトゥーリズモです。
あれを見て、是非泊まりたい!と思っていて、
わりに早く実現できました。

家族経営とは言え、かなりな規模の農家で、
レストランも営業しているし、ヴィーノのみならず、
グラッパも、オリーブオイルも、作っているし、
キアーナ牛も飼っているし、他の農作物も作っているので、
宿泊客以外にもたくさんの客が訪れ、お買い物をするらしく、
売店兼受付があり、そこでチェックインを済ませ、早速部屋へ。
ダブルベッドの部屋が2部屋ありました。

荷物を置いて、ウェルカム・ドリンクをいただきにいきました。
レストランの外の席の近くのベンチでサンジミニャーノを望みながら
きりっと冷えた白。最高に気持ちがいいです!
爽やかな春の風に吹かれながらいただきつつ、おしゃべりを楽しみました。(つづく)

車で、サン・ジミニャーノ方向に向かっているときに、
偶然通りかかったまちに、こんな看板が。
全然知らないまちです。
どんなまちなのか、車を停めて歩いてみることにしました。

橋を渡って旧市街へ行きます。
橋からの眺め。
旧市街に入りました。
素敵な時計塔です。
役場(ムニチピオ)
ちょっと角を曲がってみたら、お花屋さんがありました。
花屋からちょっと離れた日の当たるところに鉢が出してあります。
その先に、教会が見えました。
ロマネスクの教会のようです。
中に入ってみました。
びっくり。
デッラ・ロッビアの工房の作品がたくさんありました。
これ、とても素敵です。
アップで撮ったら、ちょっとぶれていました。
ほかにも。
説教壇まで。
祭壇。
↑の下の受胎告知、キリスト降誕、マギの礼拝もいい感じ。
外に出ました。
また足の向くままに歩きます。
見晴らしのいい場所に出ました。
思いがけないところで、楽しい寄り道となりました。
車に戻って、また先へと向かいました。

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