悪名高きバス会社、ASTのサイトに騙されて、
結局はカターニアからタクシーで向かうしかなかったカルタジローネ行き。
タクシーは、エアコンを使わず、窓を開けてビュンビュン走ります。
流石に高速で飛ばすときは窓を閉めましたが。
あんまり感じのいいおじちゃんではなかったので、
特にこちらから話しかけることもせず、
イタリア語もあまり分からないふりをしましたので、
一人で歌を歌っていました。
(声は、なかなかのものでしたよ)
カルタジローネが見えてきました。
宿は、階段の上から少し降りたあたりなので、
階段の上まで連れて行ってもらうことにしていました。
おじちゃん、途中で車を停めて、階段の上までの行き方を訊きます。
道行く人はちゃんと教えてくれるているのに、
全然信用していなくて、ちょっと走ってはまた訊きます。
その繰り返しで、5、6回は訊いたでしょうか。
乗っている方がうんざり。
やっと階段の上に着き、私たちは降りました。
約束の90€を渡すと、
こんなにたいへんだったのだから100よこせと言います。
何言っているのよ、ちゃんと90って最初に約束したでしょ、と言い、
後も見ずにさっさと階段を降りました。
車は階段を追って来られないですからね。
階段を十数段降りると、宿のあるところに着きました。
西南さんは、ここでも私たちとは別宿なのですが、
ひとまず、一緒に宿が経営しているバールに入りました。
このB&Bは、前に泊まった時の宿「空の上3メートル」のすぐ向かいで、
バールとブティックも経営しているのだそうです。
バールが、レセプション代わりになっていて、チェックインします。
オヤジさんも、奥様も、とってもシンパティチでいい感じ。
入っていくと、まあ、座りなさい、何を飲む?と訊いてくださって。
「カッフェにする?ジュースにする?グラニータもあるし、ビールもあるよ。」
最後の言葉にピクンと反応した私、ビールをお願いしました。
(ウェルカム・ドリンクなので、どれも無料でした。太っ腹!)
濁りのある美味しそうな色でしょう。
シチリアのクラフトビールだったのです。
とっても美味しかった!
さっきまでの、嘘つきASTのことや、
感じのよくないタクシーのおじちゃんのことは、
すっきりと忘れました。
あ、ビールをいただいたのは私と西南さんで
(彼女は、ここの客じゃないことを、お宿の夫妻はご存知なのに、
これもサービスでした。)
nasakuraさんは、レモンのグラニータを選びました。
お腹が空いたので何か食べるものを、とフォカッチャをいただきました。
(これは、もちろん有料)

私たちは部屋に、西南さんは自分の宿へと向かいました。
奥様のドナテッラさんが案内してくれました。
中に入ると、ほのかにいい匂いがただよっています。
お皿にポプリを入れて置いてあるのでした。
部屋に入ると、広くて、きれい。
お値段も安くはないのですが、けして高い料金でもありません。
入ったとたんに、お値段以上!と感動したのでした。




今夜に備えて少し昼寝をし(寝心地最高!)、
その後17時ごろから西南さんと待ち合わせて散歩に行きました。(つづく)
結局はカターニアからタクシーで向かうしかなかったカルタジローネ行き。
タクシーは、エアコンを使わず、窓を開けてビュンビュン走ります。
流石に高速で飛ばすときは窓を閉めましたが。
あんまり感じのいいおじちゃんではなかったので、
特にこちらから話しかけることもせず、
イタリア語もあまり分からないふりをしましたので、
一人で歌を歌っていました。
(声は、なかなかのものでしたよ)


階段の上まで連れて行ってもらうことにしていました。
おじちゃん、途中で車を停めて、階段の上までの行き方を訊きます。
道行く人はちゃんと教えてくれるているのに、
全然信用していなくて、ちょっと走ってはまた訊きます。
その繰り返しで、5、6回は訊いたでしょうか。
乗っている方がうんざり。
やっと階段の上に着き、私たちは降りました。
約束の90€を渡すと、
こんなにたいへんだったのだから100よこせと言います。
何言っているのよ、ちゃんと90って最初に約束したでしょ、と言い、
後も見ずにさっさと階段を降りました。
車は階段を追って来られないですからね。
階段を十数段降りると、宿のあるところに着きました。
西南さんは、ここでも私たちとは別宿なのですが、
ひとまず、一緒に宿が経営しているバールに入りました。
このB&Bは、前に泊まった時の宿「空の上3メートル」のすぐ向かいで、
バールとブティックも経営しているのだそうです。
バールが、レセプション代わりになっていて、チェックインします。
オヤジさんも、奥様も、とってもシンパティチでいい感じ。
入っていくと、まあ、座りなさい、何を飲む?と訊いてくださって。
「カッフェにする?ジュースにする?グラニータもあるし、ビールもあるよ。」
最後の言葉にピクンと反応した私、ビールをお願いしました。
(ウェルカム・ドリンクなので、どれも無料でした。太っ腹!)

シチリアのクラフトビールだったのです。
とっても美味しかった!
さっきまでの、嘘つきASTのことや、
感じのよくないタクシーのおじちゃんのことは、
すっきりと忘れました。
あ、ビールをいただいたのは私と西南さんで
(彼女は、ここの客じゃないことを、お宿の夫妻はご存知なのに、
これもサービスでした。)
nasakuraさんは、レモンのグラニータを選びました。
お腹が空いたので何か食べるものを、とフォカッチャをいただきました。
(これは、もちろん有料)


奥様のドナテッラさんが案内してくれました。

お皿にポプリを入れて置いてあるのでした。
部屋に入ると、広くて、きれい。
お値段も安くはないのですが、けして高い料金でもありません。
入ったとたんに、お値段以上!と感動したのでした。





その後17時ごろから西南さんと待ち合わせて散歩に行きました。(つづく)