ぐら姐のよくばりイタリア

イタリアにはまってかれこれ25年。イタリア人て面白い、から始まって、イタリアは美味しい、イタリアは美しい、イタリアの田舎が素敵、イタリア美術や建築も面白い…とずぶずぶ深みにはまっている私「ぐら姐」のイタリアなんでもありのブログです。

2021年07月

2日の朝は、部屋で朝食をいただき、
9時ぐらいからまち探検に行きました。

宿の人にきいたところによると、
宿の前の道を海に向かってずっと行くと小さなビーチがあり、
そこはあんまり素敵ではなくて、その北側に港、港のさらに北に長いビーチ、
小さなビーチの南側に突き出したあたりが素敵な旧市街、
その南に長いビーチがあり、
二つの長いビーチはどちらも美しいとのことでした。

ひとまず、ビーチには午後から行くことにして、
前日ちらりと歩いてみたまちに食材のお店が充実していたようだったので
それを見に行きました。

アッパルタメントを出るとすぐのところに止まっている
軽トラックの八百屋。
前日ここでブドウ2房、桃4個、ズッキーニ2本、ミニトマトを3房買ったら、3€でした。
このおじちゃんのところでは、この後も何回か買い、
毎日挨拶を交わすようになったのでした。
朝から夕方までいて、朝はこちら側、午後になると道の逆側に
日光をよけて店を出していました。

日用雑貨の店。
この店はいつもスルーしていたのですが、
最終日ごろに何気なくビーチパラソルを見たら、12€でした。
この値段なら、リド(イタリアでは、海の家+ビーチベッドやパラソルを並べているところをこう言います、)でパラソル1つとビーチベッド3つ借りるよりずっと安いです。
来年は、現地で買って数回使い、宿に置いてくることにしようと話しました。

魚屋。
もうそそられるものばかり。
オマール海老が水槽に入っていたので、写真を撮ろうとしたら、
魚屋のオニイサンが、ちょっとまってと言って、
タオルでガラスを拭いてくれました。
このまちには、いい魚屋が、私たちが歩いた範囲だけで4軒ありました。

そして、旅先からも紹介した、毎日通ったパン屋。
切り売りのピッツァ、食事用のパンのほかに、タラッリやフリゼッレもありました。
タラッリとタラッリーニ(小さいサイズ)があり、
さらに、ゴマを練りこんだもの、フィノッキオ(フェンネル)を練りこんだもの、
パンチェッタを刻んで炒めたものを練りこんだもの・・・実に多彩。
そして、タラッリの生地のようなものを三つ編みにして、
アーモンドを埋め込んだもの。
これは甘いのと塩味のとがあって、塩味を買ってつまみにしていました。
この店は、いつも3~4種類を味見させてくれて、
近所に住んでいたら、本当に毎日買いに行きたい店でした。

果物屋
ここには、スプレムータ(フレッシュジュース)の機械があり、
1杯作ってもらったら(オレンジ3個使用)1€でした。

フレッシュパスタのお店。
残念ながら、ここでは買うことがありませんでした。
部屋でパスタを作る余裕がなかったのです。
ほかに食べたいものがありすぎて。

一先ず、今日はここまでにしておきます。

ガルガーノ半島?それどこ?と思われる方が大勢いらっしゃることでしょう。
イタリアの長靴のアキレス腱のあたりにぼこっと飛び出している半島です。
プーリア州の北部にあたります。

プーリアは交通の便がよくないのですが、このガルガーノ半島はとりわけ不便で、
でもペスキチがいいとかヴィエステがいいとか聞くと、
一度は行ってみたいと思うわけで。

夏に連泊できる宿を探し始めたのが2月。
ここ!と思うようなところは、すでに予約が入っていました。
ペスキチで、バスで行って歩いて行ける範囲には、
もう私が探しているような宿はなく、
ヴィエステならなんとかなりそうだと予約を入れたのでした。

8月1日(土)から5泊。
いつもなら1週間ですが、ちょっと考えがあって
海辺はヴィエステ5泊、モリーゼ州のテルモリに2泊と分けました。

1日の朝、テルミニ駅8:05発のレッチェ行きに乗ってフォッジャに5分遅れで11時頃到着。
そこからガルガーノ鉄道がマンフレドニアまで行っているはずだったのですが、
聞いてみたら、バスよ、と言われてマンフレドニア行きのバスに乗りました。
(後で分かったことですが、ヴィエステまでの通しのバスがあるのでした。)
乗ること1時間20分ぐらいだったでしょうか、マンフレドニアのまちに入りました。
が、まちの中をずずーっと走り、行けども行けども終点に着きません。
そして、なぜか客がどんどん乗ってきます。

だんだん町外れっぽい感じになったところで、こりゃ拙いと思い、
運転手に訊きにいきました。
「マンフレドニアは、もう過ぎてしまうのですか?」
そうしたら、運転手氏、
「もう過ぎちゃったよ。どこに行くの?」
(えー、乗るときに確認したじゃないですかー)と思ったけど、
そんなことは言わずに、「ヴィエステ行きのバスに乗りたいのです。」
と言ったら、すぐにバスを止めてくれて、後ろを指差しながら、
「ちょっと戻ると信号があって、そこを過ぎるとあるバールのところに
13:30発のヴィエステ行きのバスがあるよ。」と教えてくれました。

なんとこのバスにはマンフレドニア行きとしか書いていなかったのに
終点はなくて、いつのまにか行き先がフォッジャ行きに変わっていたのでした!

スーツケースをガラガラと引きずり、150mほど歩くと信号があり、
そこからさらに20mほど先のところにバールがありました。
中に入って、切符を買うと、お店の人も13:30発だよ、と教えてくれました。
40分ほど時間があるので、そこでビールを買い、
持参の弁当(と言っても、手作りパニーノです)食べました。
この店で食べ物を買ってもよかったのですが、何も並んでいなかったのです。
(13時過ぎたら並べられました)

13:30のバスは10分ほどの遅れでやってきて、無事乗車。
プーリアの土地って、山がなく、ペロンと平らで変化に乏しいところが多いのに、
ガルガーノ半島に入ったとたん、くねくね山道を進みます。
途中でバックパックの若い子達が乗ってきたり、
過呼吸の発作で調子が悪くなった女性を降ろして、少し様子を見たり、
ゆられゆられて延々と2時間半。
やっと、やっと、やっと4時過ぎにヴィエステに到着。

宿は、バス発着所から近いところを選んでいたのですが、
バスを降りたとたん、あ、あそこだーって分かる近さに感激してしまいました。

早速チェックインして部屋へ。
荷を解き、5日間生活するための環境を整え、
とりあえずの飲み物や食料を調達にまちに出ました。
ゆっくりとまちを散策するのは翌日に回し、近所の店で水とビールとヴィーノ、
フルーツと野菜などを購入。

実は、前日のポルケッタが少し残っていたので(イプさん、ペコさんが食べ切れなかった)
それをジップロックに入れて持参していましたので、
この日の晩ご飯は、それと、
気立てのいいオネエサンのいるパン屋で買った切り売りピッツァ
(量り売りで、なんと2切れで2€ほどでした)
桃&モッツァレッラが美味しいと聞いていたので、そのアレンジで桃&ブッラータ
(さすがプーリア、巨大ブッラータを売っていました)
などで軽めの晩ご飯をいただきました。
桃&ブッラータは、真ん中のブッラータを切りながら、桃と一緒にいただきました。
レモンまたは酢で酸味を加え、塩とオリーブオイルで味を調えます。
すっごく美味しい!

fbにこの写真をアップしたら、自分で作ってみたという友人がいて、
日本の桃だと甘すぎ&ジューシーすぎで、
しっかりと酸味を加えないとだめかも、と言っていましたが、
帰国して、ちょうど福島の友人から桃をいただいたので黄桃を使ってやってみたら
黄桃には甘味も酸味もあったので、すごく美味しくいただけました。
ただし、モッツァレッラは、イタリアから持ち帰ったものでしたけど。
美味しいモッツァレッラ、美味しいオリーブオイルがないと
この料理の美味しさは味わえないと思います。

これにてヴィエステの1日目終了。
エアコンはありませんが、網戸が付いていたので、
蛇腹式の鎧戸を上げて寝ると、暑くて眠れないということはありませんでした。

7月31日の23時ごろにフィウミチーノ空港に着きました。
早く荷物が出るといいなあと思いながらバッゲージクレームに向かうと、
紛失相談のところに行列ができていました。
いやな予感・・・

そして私の乗った便の荷物が出るターンテーブルには、
私の便の荷物が出てくる前なのに、その前の便の人たちのたくさんのスーツケースが・・・
そして、床にもたくさんのスーツケースが・・・
なんなんでしょ、これって。
もしかして、この荷物の持ち主たちは、全員別の空港に着いていて、
本来届くべき荷物が、別の空港に届いているのでしょうか???

持ち主の現れないままグルグル回っている荷物は片付けられることもなく、
その上に、私の便の荷物が届きました。
すごく取りにくい状況でしたが、無事に荷物が出てきて一安心。

空港近くのヒルトン・ガーデン・インに泊まりました。
ヒルトン・ローマ・エアポートの方が空港から近いですが、
こちらの方が少し安いので。

ヒルトン・ローマ・エアポートは、空港直結ですが、
23時を過ぎると、空港から直結の通路が閉鎖され、
一旦外に出てからホテルに向かわないといけません。
それでも近いのですけれど。

ヒルトン・ガーデン・インには、空港近くに点在する駐車場をめぐる
無料シャトルバスの停留所があり、時間は15分ほどかかりますが、
夜中でも利用者はそれなりにいて、危険な感じはありません。

部屋は、ヒルトン・ローマ・エアポートと同じような広さ、同じような設備ですが、
こちらの方がモダンと言うか、安普請というか。
でも、むこうは部屋でのインターネットが有料で、こちらは無料です。
こっちがもう少し安いといいのですけどねえ・・・

翌朝は、友人のペコさんがパリ経由で、イプさんがフランクフルト経由で
それぞれ9時半頃に着く便でやってきました。
フィウミチーノで合流してテルミニへ。
駅至近の宿にチェックインして、まちへ。

リミニの友人が、この夏はまっているというジェラート
「モヒート」を見つけたので、お試し購入。
ミントをたっぷり入れたあのカクテルの味のジェラート(アイスキャンディー)です。
真ん中に、本当にミントをペーストにしたようなものが入っていて、
ほんのりラムの香りがして、大人の味でした。
ARGIDAというメーカーが作っています。
試したい方、バールに赤い二重ハートのマークがあったら、多分置いてます。

まずはメトロでフラミニアまで行き、
ポポロ広場にあるサンタ・マリア・デル・ポポロ聖堂でカラヴァッジョを見ました。
ポポロ広場のオベリスクは、下の部分が修復中のようでした。
それから、リペッタ通りに進み、サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会に行って、
ここでもカラヴァッジョを見て、その後は昼食。

ローマに行ったら1度は寄りたいエノテカ・ブッコーネに行ったら、
なんとこの日1日だけ、食事スペースの清掃とメンテナンスのため
販売部門のみの営業で食事はできず!
残念!!!
オジサマ方が、Solo oggi!(今日だけだよ)と、
まるで明日おいでという感じで行ってくれたけど、明日はローマにはいないのだわ・・・
もう1つの必ず行きたい店、ポルケッタ屋には夕方行くことにしているので、
近くで、よさげな店を探すことに。

幸い、地元の人も気軽に入っているような店がすぐに見つかりました。
普通のパンと一緒に、
さっと炙ってオイルをかけたパンと薄焼きのピッツァが出てきました。
プリモだけでは寂しいので、前菜にズッキーニのフリッタータを1皿いただき、
3人でシェア。
シェアするほどの量でもないのだけど、ちょっとあればよかったので。
(失礼!食べ始めてからあっと気が付いて、撮りました)
プリモは、私がカーチョ・エ・ペペ
他の二人のプリモは、
イプさんがトリッパ
ペコさんが、アッラビアータ
普通に美味しくいただきました。
前菜がちょこっとだったので、ドルチェもいただきました。

私とイプさんは、リモンチェッロのティラミス
(こんなの初めて見たので)
アハハ!見た目はダメダメですね。
でもね、サボイアルディ(すかすかのフィンガービスケット)ではなく、
スポンジに浸み込ませるのが、カッフェではなくてリモンチェッロで、
マスカルポーネにもリモンチェッロを混ぜていて、
リモンチェッロ好きには、なかなか美味しいドルチェでした。

ペコさんは、ジェラート・アッフォガート・コン・リクォーレ
(お酒に溺れたジェラート)
お酒は何にしますか?と訊かれて、
いろいろ言われた中から彼女が選んだのはウィスキーでした。
というわけで、これも見た目がダメダメ。
でもウィスキーたっぷりで、お酒好きにはたまらない!
3人とも、ドルチェと食後酒を同時にいただいた気分でした。

カッフェで〆て、ご馳走様。
その後は、夕方まで買い物スイッチが入ってしまって、
コルソ通りからコンドッティ通りを通ってスペイン広場まで
3時間ぐらいかかりました。
まあ、買うって言っても高価なブランド物とかではなく、
セール中の衣料の安いものなどですけれど。

イプさんは、水着を買いました。
近頃は、私も友人たちも、日本で水着を買いません。
もともと水着はイタリアの方がバラエティに富んでいて、安いものも多く、
この時期だとさらに安くなっているのです。
ビキニの方が、ビーチで泳いだ後に体を冷やさないし、
(濡れた水着が体に張り付く面積が小さいので、お腹は拭けばすぐ乾くし)
日本でオバチャンが着るようなビキニはなかなか見つけられませんしね。

私は、足も大きいので、履物をイタリアで買うことが多いのですが、
スニーカーとサンダルをそれぞれ半額で買って大満足。

夕方一旦部屋に戻って荷物を置き、
ローマに行ったら、必ず寄りたい店エル・ブケットに行きました。
フランコおじちゃんが健在だった頃から大好きな店で
四代目アレッサンドロも頑張っています。
東京在住のfbのイタリア好き繋がりの友人が、
この店を描いた絵葉書をプレゼントしたら
お店に飾ってくれたと喜んでいたのですが、
その
絵葉書が、飾られていました。
これをかいた○○ちゃん、先日来たでしょ?私の友達なのと言ったら、
「僕の友達がそれをTシャツにしてくれたんだよ」と。
なんとその絵をプリントしたTシャツを彼が着ていました。

半端な時間に行ったので、まだ誰もいなくて、
とりあえずポルケッタを3人分とトマトのサラダ、そしてヴィーノ。
1人前には、必ずパリパリの皮を少しずつ付けてくれます。
やっぱりここのポルケッタは美味しい!

ゆっくりと食べて飲んでおしゃべりして、
また来るね、と言ったら、
うちはいつでもここでやってるからね、って。

パパのフランコおじちゃんとは違うけど、
彼も、だんだんと自分の味を出してきているようで嬉しくなったのでした。

’15年夏の旅は、久々のビジネスクラスだったので、往路のANA便から書きます。
いや、その前のラウンジから楽しみました。

羽田のスターアライアンスのラウンジは美味しいものがたくさん。

ビールをグラスで1杯の早めの昼食。
お替りはミニ冷やし中華と白ワイン。
最後は赤ワインを1杯頂き、その後搭乗。
食べ過ぎて、機内の食事が食べられない?

なんてことはありませんでした。えへへ。

アリタリアは結構渋チンで、1度だけエコノミーのチケットをもらったぐらいでした。
その後カードをUAに切り替えてマイレージを貯めてこのチケットをもらったのですが、
’16年秋からは同じスターアライアンスでもANAのカードに切り替えて貯めています。

さて、初めてのANAのビジネスクラスのアメニティグッズは、
ロクシタンのポーチに入っていました。
歯ブラシや、耳栓や、アイマスクの他にロクシタンの2製品入り。
(あ、普段こういうものには全くこだわりがなくて、自分で買ったことは1度もありません。)

まずは、ウェルカムドリンクのシャンパーニュ
アミューズ(以下、料理名はメニューカードに記載されていた通りに書きます)
サーモンの昆布巻き
彩り穴子寄せターメリック風味のマヨネーズソース
あんずの鳴門
クルミの飴
2種のオリーブとチーズ、ハーブオイルとともに(ドライトマトも付いていました)

前菜以降のコースは、洋食を選択しました。
和食も美味しそうだったのですが、ワインを合わせて飲みたかったのです。

アペタイザー
京鴨生ハム、梶木のスモークの叩き仕立て2種の大根のシフォナード風とともに
アルザスの白をいただきました。

メインディッシュは、魚を選びました。
ソテーした鱸と奈良県産ひもとうがらし
チョリソーとバジル入りのバルサミィアップルヴィネグレットで
うーん、フランス料理(?)のネーミングがなんとも変てこな感じですね。
パンは、バゲット以外にも、トマトパンもありました。
ここまで白ワイン(もちろんお替りしましたよー)だったので、
赤もいただきたくて、チーズの盛り合わせをいただきました。
ラウンジでも結構飲み食いして乗ったので、
もうお腹いっぱいになって、デザートはいただきませんでした。

そして、ANAには、着陸前の食事との間に、
希望者に出してくれる軽食があるのです。
そのリストに「一風堂ラーメン こく極まる味噌『大地』」というのがあったので、
機内食のラーメンがどんなものか、食べてみたかったので、いただきました。
ラーメン屋さんのものとは比較できないと思いますが、
機内でこの香り、この味なら、帰りの便で食べたら、どんなに嬉しいでしょう!
(帰りはオーストリア航空なのでそういうのはもちろんありませんでした)

着陸前の食事は、和食をいただきました。
さすが日本で作った和食は美味しいです!
きれいだし。
これには、ビールをいただきました。
食事も満足でしたが、
フルフラットの寝心地も最高で、
まともにビジネスクラスに乗ったら高いのは当たり前ですね。

私は、そんな費用があったら現地でのお楽しみに使いたいので、
次はまた、自分で買うのはもちろんエコノミーです。

滅多にしないことなのですが、旅行に出る前から地球の歩き方掲示板に、
ベルガモ、ミラノの食事友だち募集のトピックを立てました。
そうしたらミラノ在住の方が連絡を下さって、
この晩いっしょに食べることになったのです。

ホテルまで車で迎えに来て下さって、
城壁外のワインバーのようなところ行きました。
今回ミラノで食事を共にした方は、
飲食関係のお仕事をしていらっしゃる男性A氏で、
ちょうど年末年始でお店が休みで、
明日からは仕事が始まると言う方でした。

イタリア在住10数年、
最初はイタリア料理の修業に来ていたのですが、
イタリアが好きになり、イタリアで生活したいと思うようになって、
それならば和食の仕事の方が、就労ビザを取り易いし、
生活していくにも有利なのではないかと、転向したのだそうです。

日本の話を聞くのも楽しいので、
ミラノでの食事相手を探している投稿があると、
日が合えば、ときどき応じているとのことでした。
お酒が好きだそうで、
私が食べること飲むことが大好きだと書いたので、
連絡を下さったようです。

と言うことで、ワインバー。
最初にいただいたのは、ハム・サラミ類ガチョウ尽くし。
これ、全部ガチョウなのです。
真ん中がサラミ、あとはそれぞれどの部位なのか忘れましたが、
とにかくどちらも美味しくて美味しくて。

これに付いてきたパンやフォカッチャもなかなか。
飲み物は、最初にプロセッコをグラスでいただき、
次に赤をボトルでいただき、
続いて、深い赤をグラスで1杯ずつ。
2皿目の料理は、カルネクルーダ(生肉)。
ポテトの大きさと比べていただくと、肉がかなり多いことが分かります。
200g超ぐらいあるようでした。
食べたものは、2人でこれだけです。
でも肉類2皿ともボリュームはありましたし、パンもたくさん食べたので
ちょうどいい感じでした。

お酒は、最後にディジェスティーヴォ(食後酒)をいただきました。
(写真撮り忘れ。おまけに名前も撮り忘れ。)
アマーロにも似た感じのお酒でした。
A氏は、なかなかこういうお酒までつきあってくれる人はいないと喜んでくださいました。

23時ごろまでたくさんおしゃべりして、会計をし(ちゃんと割り勘です)
またホテルまで送っていただきました。
お酒を飲んでいるのに運転するのは良くないのでは?
と思われる方もたくさんいらっしゃるでしょうが、
イタリアですから、イタリア人と同じようでいいのかな、と思っています。

またミラノで都合が合えばお会いしましょう、と別れました。
この食事から5年ちょっとが過ぎましたが、
A氏は和食、しかも伝統的なものではなく創作和食の店をレッコの方に開店しました。
今はFacebookで繋がっています。

翌1月5日は4時に起きてシャワーを浴び、パッキングをして5時過ぎにチェックアウト。
バスでマルペンサに行き、チェックイン。
7時半に飛び立って、8:55にフランクフルトに到着。
これまで、朝の便に乗ると、ドリンクの他にパンの1つも出ていたのに
今回は飲み物と小袋のクッキーのみでした。
日本へのフライトは11:30発なので、機内食が出るのは早くても1時半頃。
う~ん我慢するのは無理かしら・・・と思って、
せっかくフランクフルトなのだし、とブランチを摂ることに。
ビールは飲むけれど食べるのは軽く、と思って
フランクフルトソーセージとジャーマンポテトの1皿をオーダーしたら、
なんと大きなソーセージ2本とどっさりのポテトが盛られてきたのでした。
グラスも大きいので、お皿はあんまり大きくは見えないでしょうか。
とにかくこれを全部食べたら、お腹がいっぱいになりました。

そして帰国便ではひたすら寝るようにして早朝羽田に着いたのでした。

月曜で午後2時半開場だった王宮博物館に出直し、
ちょうどぐらいに行けばよいと思って宿を出て、2:20に着きました。
そんなに混まないと思っていたのに、行列ができています。
こちらは、別の特別展「ラファエッロからスキエレまで」
2時半の開場と共に20分ほどは、列は順調に減っていったのですが、
その後動きが鈍くなり、3時半になってもまだ入れません。
そのわけは、予約のお客さんがどんどん入っているからのようです。

実は、VivaTicketというサイトのメールマガジンを購読しているのですが、
昨年秋の段階で、ジョット展のチケットの予約受付と書いてあったのです。
でも、この日何時に行けるかはっきりしなかったし、
何より、こんなに混むとは思っていなかったので、予約はしませんでした。
大失敗です。
並んでいるのは、ほとんどが地元の人たちのようです。
こんなにジョット展が人気だとは・・・イタリア人を甘く見ていました。

入り口まであと5m程というところで列はほとんど動かなくなり、
その一方で、予約の客はすいすいと入って行きます。
並んでいる最前列の人たちが怒り出しました。
「どうして予約客ばかり入れて、こっちの列からは全然入れないんだ!」
「見終わった人たちは、どんどん出てきているじゃないか!」
「予約なしの客も入れる気で並ばせているなら、少しずつでも入れろ!」
「寒さの中でこんなに長く待たせていいと思っているのか!」
「恥を知れ!」
と口々に怒鳴り始めたのですが、列の進行には影響なし。

40分ほど、列は全く動かず、皆寒さに震えています。
私の隣に並んでいたエレガントなシニョーラに、
「もうこのまま入れないのでしょうかね。私には明日はないのです。
もう帰国しないといけなくて。」
と話したら、彼女も
「私だって、明日は仕事があって無理だわ。
会期は10日までだし、絶対今日見ていくしかないのよ。
きっともうすぐ入れるわ。」
と言うのでした。

先頭の人たちが本気で怒り出した辺りで
係員の中のちょっと偉そうな人が出て来て、
「今、中は混みあっていて、予約の人を入れるだけで、一杯なのです。
もう少しお待ちください。」
と説明。
「何を言っているんだ!こっちはもう1時間も同じ場所で待たされ、
1人も入っていないんだぞ!」
とさらに怒声。
私の隣のシニョーラが、お手洗いに行ってくると後ろの人に告げて
お手洗いに入っていった直後に、
ついにこちらの列の前のロープが解かれ、
ちょうど私のところまで入ることが出来たのでした。
あのシニョーラはどうなってしまったのでしょう・・・

そういうわけで、5時近くにやっと中に入ることができました。
入場料は、オーディオガイド付きで18エウロ。
高いですが、オーディオガイドのイタリア語は、
明快で聞き取りやすく(それでも知らない単語はいっぱいあるわけですが)
なかなか良かったです。
中は、日本で秋に見た「鳥獣戯画展」とは大違いで、
列を作って、「立ち止まるな」「動きながら見て」と係員に言われることもなく、
混んではいるものの、入ってしまえば好きなだけ自由に鑑賞できるのでした。
作品数は多くないものの、
適切な照明の中、間近に見るジョットは素晴らしかったです。
写真はありません。

出たところで、上の写真の右側の壁面にドーンと拡大した絵がありました。
この前に立って写真を撮っている人がいました。
私が立つと、多分中央の女性の頭の天辺ぐらいまでだと思います。
近くの人に頼んで撮ってもらおうかとも思いましたが、止めました。
こちらは、入り口の辺りのもの。
その後、買い忘れたものがあって、またイータリーに行きました。
シニョレッリさんのブログを拝見していると、
素晴らしい作品の数々がある美術館が閑散としていたり、
入場者が少ないので開館日が限られていたりすることを読んでいると
イタリア人の美術に対する意識が低いようにも感じられますが、
そんなことはないのだということを実感したジョット展でした。

皆様、予約できるものは予約した方が確実です。
今回私が得た教訓でした。
(その後、同じ会場で行われた’18年のカラヴァッジョ展には、ちゃんと予約していきました。
やはり予約なしの行列が結構長くできていましたから、予約は必須ですね。)

ベルガモから、ミラノに出ました。
ホテルは、中央駅から近いところにしました。
9時半ごろだったのに、チェックインできました。

ホテルによっては、チェックインは昼からだから、まだできないわよ、
と機械的に言うところもありますが、
今回の宿は、妙にモダンで、機能一辺倒の感じのホテルなのに、
入れてもらえて意外な感じがしました。
よかったよかった。

ミラノでは、昨年9月2日から今年の1月10日までの会期で
"GIOTTO L'ITALIA"という展示を王宮博物館で開催中だと知り、
是非見たいと思っていました。
早速メトロでドゥオーモへ。

ドゥオーモ広場の今年のツリー
王宮博物館に向かいます。
月曜でもやっていることを調べていたのに、
午後の部だけだということを忘れていて、
ずいぶん空いていると思ったら、月曜は14時半からなのでした。

そういうわけで、先にイータリーに行き、
オリーブオイルその他、食品を買って、いったんホテルに戻りました。
昼食時になったので、駅の建物の中にあるナポリ料理の店へ。
ランチタイムなので、ピアットウニコがありました。
1皿にプリモとセコンドとコントルノが一緒盛りになっているものです。
ピリ辛トマトソースのカサレッチェと白身魚のフライ、グリーンピース煮(パンチェッタ入り)
これにグラスのヴィーノをいただいて、13エウロ。
まずますです。

部屋で少し休み、2時半に間に合うように王宮博物館へと向かいました。(つづく)

ヴィン・ブリュレを飲んであったまり、
またバッサのまち歩きを続けました。
ジェラートのグロムがありました。
この旅行中1度もジェラートを食べていなかった!と思い
滞在中1回ぐらいはねえ、と中に入りました。
マロン・グラッセとラッテ・エ・ピスタッキオ(牛乳とピスタチオ)
美味しい!

フニコラーレに乗って、宿に戻りました。
お昼にお腹一杯食べたので、夜はそれほどお腹が空かなくて、
晩ご飯は宿で残り物を食べることに。
ボローニャから持ち越した食材がまだあったのです。
ヴィーノは、なんとパドヴァから持ち越していました。
(というかたくさん買いすぎたのですね・・)
翌朝は、ミラノへ移動し、1泊したら帰国です。
ミラノでしたいことがあったので、早めに朝食を摂り、早めに宿を出ました。
フニコラーレの駅は閑散としていました。
でもエディコラは、ちゃんと開いていました。
フニコラーレに乗って、バッサへ。
そしてバスで駅へ。
ベルガモの駅です。
2泊して、中日の丸1日をしっかりと観光した充実した滞在でした。
ベルガモは、私にとって、ミラノから日帰りで行くまちではなくなりました。
また泊りがけで、よい季節に行きたいと思います。
(ベルガモ編おしまい。)

カッラーラ美術館を出ました。
多分、本店ではないと思うのですが、
銀行の名前が看板や壁にかかれているのではなく、
こんな立体になっているのが面白いと思いました。
名前も、ガリレオ銀行って、なんだかいいです。
サント・スピリト教会に着きました。
日が傾きかけてきたので、内部は、結構暗いです。
でも、一番の目当てのロレンツォ・ロットの祭壇画はライトアップされていて
とてもはっきりと見ることができました。
玉座の聖母子と四聖人(アレッサンドリアの聖カテリーナ、聖アゴスティーノ、聖セバスチャーノ、聖アントニオ・アバーテ)
シニョレッリさんによれば、
ほかにアンドレア・プレヴィターリの2点と
ベルゴニョーネのお宝祭壇画があるというので探しました。

アンドレア・プレヴィターリの多翼祭壇画
もう1枚の聖ジョヴァンニ・バッティスタと三聖人は、暗くて上手く撮れませんでした。
カメラが壊れていなければ・・・と改めて思ったのでした。
こういうところでは、モバイル端末のカメラより、普通のカメラが断然はっきりと写ります。

ベルゴニョーネの多翼祭壇画
次のサンティ・バルトロメオ・エ・ステファノ教会へと向かいます。
これは、何屋さんのウィンドウだったかしら。
1月6日のエピファニアに向けて、ベファーナ(魔女のおばあさん)がいっぱい!
明日は月曜なのに、映画館に並ぶ人々。
夕方からの回を見て、その後食事して、月曜朝の出勤がきついのでは?
なんて心配するのは、日本人の私ぐらいのものでしょうか。
サンティ・バルトロメオ・エ・ステファノ教会に入りました。
ロレンツォ・ロットのマルティネンゴの祭壇画は、主祭壇にありました。
開館時間が朝と夕方に限られている教会を1日にいくつも見るには、
日照時間の長い時期に行くのがいいと、この日つくづく感じました。
とりあえず、予定していた教会、美術館めぐりは終了。
1つは間に合わず、1つは閉まっていましたが、
目当てのカッラーラ美術館と5つの教会を見て、大満足の1日でした。

その後は、バッサのまちをぶらぶらと散歩。
昼にちらりと見かけたメルカティーノは、もっと奥に広がっているようです。
クーネオの栗(焼き栗)!
こういうメルカティーノ、シチリアのものをよく見かけますが、
ここは、ピエモンテのものが多かったです。
ここもピエモンテのサラミやチーズの店
もう写真を見てお気づきかもしれませんが、この店の端っこに
ヴィン・ブリュレの文字。
素通りできずに、1杯購入。
ああ、あったまる~ 冬はいいですねえ、こういうの。
テーブルと椅子があったので、腰掛けてゆっくりといただきました。(つづく)

午後の部の外出です。
今回のベルガモ滞在の一番の目当てはカッラーラ美術館。
何しろ、2008年から改装工事のため閉館していて、
昨年4月、7年ぶりに再開したというので、ぜひ見てみたいと思ったのでした。

途中までは朝と同じ道。
サン・ミケーレ・アル・ポッツォ・ビアンコ教会の前も通ります。
朝は霞んでいましたが、午後はクリアに見えました。
この中に、あんなに素敵な空間があるなんて、本当に信じられない思いです。
両側が住宅だということで、教会は中央部分だけなのですね。
心の中で、また来るからね、と教会に向かって言い、
さらに下っていきました。

着きました。
カッラーラ美術館の入り口です。
チケットは12€ですが、私はベルガモカードを持っているのでフリーパス。
48時間券で15€でしたから、ベルガモカードはかなりお得ですね。
ミラノからの日帰りであっても、ここを見るなら相当お得です。
24時間券が10€ですから、ここだけでお釣りが来ることになります。
第1室
「実在性の進歩」とでも言うのでしょうか。
ピサネッロやマンテーニャなどの国際ゴシック派(?)
初期ルネッサンスの画家の絵などが展示されています。
最初に展示してあったのが、ヴィンチェンツォ・チヴェルキオの受胎告知。
受胎告知は、数あるテーマの中でも一番多く見られます。
宗教画を見始めた頃は、どれを見ても同じように見えていたのですが、
マリアや大天使ガブリエルのポースや表情などを比較して見るのは
とても楽しいと思えるようになってきました。

ヤコポ・ベッリーニの聖母子像
ドナテッロの浅浮き彫りの聖母子像
アンドレア・マンテーニャの聖母子像
カルロ・クリヴェッリの聖母子像
ピサネッロのレオネッロ・デステの肖像
第2室
「ヴェネツィアの光と色」
ヴェネツィア派の第一世代を代表する画家、
ジョヴァンニ・ベッリーニを中心とした絵が展示されています。
ジョヴァンニ・ベッリーニの苦悶するキリストと聖母と賛辞・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ
同じくジョヴァンニ・ベッリーニの聖母子像
これも同じく。
不思議なものですね。
この手の絵、初めに見た頃は、ふうん、という感じで
ただ世の中に認められた絵、ただ上手く描かれた絵、という感覚で見ていたのに
イタリアを訪れる回数が増えるにつれて
教会や美術館を訪れることも多くなり、たくさんの宗教画を目にして、
ずいぶんと自分自身の絵を見る目が変わってきたことを感じます。

この第1室、第2室を見ただけでも、
「ふうん」から「うっとり」に変わってしまった自分がいることに気付きました。
1点1点、美しいと感じ、「見入る」私がいるのです。
ここらでしっかり勉強しようかな、なんて。

こんな調子で載せていると、どれだけ時間がかかるか分かりませんし、
シニョレッリさんのブログに全作品が紹介されているので
作品の写真はこのぐらいにしておきます。

ただ、特別展が開催されていたので、その作品を少し載せます。
IO SONO IL SARTO(私は仕立屋です)というタイトルで、
ジョヴァンニ・バッティスタ・モローニの作品が
ベルガモ市内の3つの美術館で開催されていたのです。
ジョヴァンニ・バッティスタ・モローニは、16世紀の肖像画ばかり描いた人だそうです。
代表的な作品が「仕立屋」で、ロンドンのナショナル・ギャラリー所有のものなのだそう。
まちのあちこちに、この特別展の宣伝が出ていて、
様々な絵に「IO SONO・・・・」と作品名が付けられていました。
ベルナルド・スピーニの肖像
レデッティ家の少女
これのタイトルは、記録し忘れ。
ここまで撮ってきて、次はいよいよ「仕立屋」だったのに、
写真を撮ろうとしたら、ノーフォトーと係員のシニョーラに止められてしまいました。
どうやら、この特別展は撮影禁止だったようです。
というわけで、入り口のところにあった大きな案内ポスターを撮りました。
これが仕立屋です。
これを撮っていたら、美術館のシニョーラが、
モローニに興味があるのでしたら、あと2つの美術館に展示中ですから
是非訪れてみてください、と声を掛けてくれました。

でも、まだ2つ、午前中に見逃した教会があるので、そちらに向かいます。

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