夕方、パルマからモデナに戻り、
今度こそ、クリプタを見ようとドゥオーモへ。
残念。
またまたミサをやっています。
今度は待ってみることにしましたが、
こんなに長いことやるのね・・・ってぐらいやっていて、
その間、近くで写真を撮るなどしていたのですが・・・。
しびれをきらして退散。
翌朝のミサの時間を確認し、それを外して見に来ることにしました。
宿の近くの目当てのオステリアには、こんな貼紙が。
8月9日から23日は、ランチタイムは閉店。
(ディナータイムは営業)
8月15日はランチタイムもディナータイムも営業。
つまり、この日も夜はやっているというわけで。
やった!部屋で休んでから食べに来よう。
と思ったはずだったのに・・・
部屋でゆるりとくつろぎ、シャワーも浴びてしまったら、出かけるのが億劫になり、
おまけに、パルマでお昼にがっつりと食べてきたので、
それほどお腹が空いていないことに気が付き、
結局食べに行くのを止めにしたのでした。
ハム・サラミたっぷり&パルミジャーノやバターも入ったリゾットをどっさり食べると、
魚介と違って、ボディーブロウのように後からきいてくるものなのですね・・・
手持ちの食料を適当に食べ、
ヴィーノはローマで飲もうと買っておいたものを飲みました。
と言うわけで、翌8月19日。
この日は、実質的にこの旅行の最後の日です。
午後にローマへ移動して、空港近くのホテルに泊まり、
翌日は早朝の便で帰国なのです。
ローマは事実上素通りになるので、自宅用の食材や、
友人たちへのバラ撒き土産を買いたくて、スーパーマーケットに出かけました。
モデナは、チェントロにはスーパーがなくて、ちょっと外へと歩きました。
この間は、写真に撮るほどのものが無かったので写真はありませんが、
ここに書くべき出来事は起こったのでした。
スーパーまでそこそこ歩いたので、帰り道でトイレに行きたくなり、
通りかかったバールに入ったのです。
バールのオネエサンにトイレを使いたいと言うと、
「うちのトイレは、外にあるのよ。
この建物の端の旅行代理店の向こうに門扉があるから、
そこを開けて、右側のドアがトイレよ。」
と鍵を貸してくれました。
そこまではよいのです。
門扉は、開いていました。
中に入り、門扉を閉めました。
なんだ、鍵は要らなかったのね、と思ったら、
その鍵は、トイレの鍵だったのでした。
用を足し、トイレのドアに鍵を掛け、
門扉を開けようとしたら・・・ 開きません!
こういうところは、たいてい電気錠になっていて、
ちかくにあるボタンを押すと、カチンと掛け金が外れるのですが、
そのボタンは見つかったものの、カチンと音がしないのです。
どうやらボタンとドアをつなぐ線が切れているようで。
え?開いている門扉を閉めてはいけなかったわけ?
そんなことオネエサン一言も言わなかったし・・・
どこをどうやっても門扉を開ける術が見つかりません。
奥の建物の人に助けを乞うにしても、奥に行くドアにも施錠されていて・・・
こういうときに、イタリアの建物のセキュリティの高さと言うか、
絶対に泥棒には入れないほどがっちり鍵がかけてあるのが逆に困るわけで。
道路に向かって「助けて~~~」って言わないとダメ?
それにしても、人通りはないし・・・
少し待っていたら、一人のシニョーレが通りかかるのが、門扉越しに見えました。
「すみません、シニョーレ!」大き目の声で、呼びかけたら、
立ち止まってくれました。
「この建物の向こうの端にあるバールの女性に、
この門扉を開けてくれるように頼んでいただけませんか。」
とお願いしてみました。
彼が、ちゃんと私の願いを聞き入れてくれ、
バールのシニョーラが、ドライバーを持ってやってきました。
ドライバーで、鍵のところをチャカチャカッといじると、
門扉は開いたのでした。
やれやれ。
ありがとう。
(でも、こんな電気錠の線ぐらい直せよ!)心の中で言いました。
イタリアの旅では、ほんとにいろんなところに閉じ込められたことがあります。
もう、鍵の不具合ぐらい、ちゃんと直して欲しいですよね。
まあ、これも「おおらか・おおまか」なところですから仕方なし。
(イタリア好きの友人の言う↑このフレーズ、とっても気に入っています。)
お宿に戻って、パッキング。
そしてチェックアウト。
荷物を預かってもらって、まずは市場に向かいました。
エレガントな雰囲気のサルメリア(ハム・サラミ屋)
通りかかった教会に入ってみました。
なんと、中は大々的に修復中で、ほとんど全部に幕が張られていて、
何も観ることができませんでした。
市場は今日も開いていました。
ここへ来た目的は、ローマのホテルでの晩ご飯を調達するためです。
ホテルの食事は高いし、その割りに面白みがないし、
それなら部屋でくつろぎながら飲み食いしたほうが楽しめるのですもの。
夜まで持ち歩いても大丈夫そうなものを買いました。
無理なもの、宿では調理できないものも、美味しそうだなあ・・・と眺めつつ。
さて、買い物はすべて終了。
最後にドゥオーモのクリプタを観なくては!(つづく)
今度こそ、クリプタを見ようとドゥオーモへ。
残念。
またまたミサをやっています。
今度は待ってみることにしましたが、
こんなに長いことやるのね・・・ってぐらいやっていて、
その間、近くで写真を撮るなどしていたのですが・・・。
しびれをきらして退散。
翌朝のミサの時間を確認し、それを外して見に来ることにしました。
宿の近くの目当てのオステリアには、こんな貼紙が。
8月9日から23日は、ランチタイムは閉店。
(ディナータイムは営業)
8月15日はランチタイムもディナータイムも営業。
つまり、この日も夜はやっているというわけで。
やった!部屋で休んでから食べに来よう。
と思ったはずだったのに・・・
部屋でゆるりとくつろぎ、シャワーも浴びてしまったら、出かけるのが億劫になり、
おまけに、パルマでお昼にがっつりと食べてきたので、
それほどお腹が空いていないことに気が付き、
結局食べに行くのを止めにしたのでした。
ハム・サラミたっぷり&パルミジャーノやバターも入ったリゾットをどっさり食べると、
魚介と違って、ボディーブロウのように後からきいてくるものなのですね・・・
手持ちの食料を適当に食べ、
ヴィーノはローマで飲もうと買っておいたものを飲みました。
と言うわけで、翌8月19日。
この日は、実質的にこの旅行の最後の日です。
午後にローマへ移動して、空港近くのホテルに泊まり、
翌日は早朝の便で帰国なのです。
ローマは事実上素通りになるので、自宅用の食材や、
友人たちへのバラ撒き土産を買いたくて、スーパーマーケットに出かけました。
モデナは、チェントロにはスーパーがなくて、ちょっと外へと歩きました。
この間は、写真に撮るほどのものが無かったので写真はありませんが、
ここに書くべき出来事は起こったのでした。
スーパーまでそこそこ歩いたので、帰り道でトイレに行きたくなり、
通りかかったバールに入ったのです。
バールのオネエサンにトイレを使いたいと言うと、
「うちのトイレは、外にあるのよ。
この建物の端の旅行代理店の向こうに門扉があるから、
そこを開けて、右側のドアがトイレよ。」
と鍵を貸してくれました。
そこまではよいのです。
門扉は、開いていました。
中に入り、門扉を閉めました。
なんだ、鍵は要らなかったのね、と思ったら、
その鍵は、トイレの鍵だったのでした。
用を足し、トイレのドアに鍵を掛け、
門扉を開けようとしたら・・・ 開きません!
こういうところは、たいてい電気錠になっていて、
ちかくにあるボタンを押すと、カチンと掛け金が外れるのですが、
そのボタンは見つかったものの、カチンと音がしないのです。
どうやらボタンとドアをつなぐ線が切れているようで。
え?開いている門扉を閉めてはいけなかったわけ?
そんなことオネエサン一言も言わなかったし・・・
どこをどうやっても門扉を開ける術が見つかりません。
奥の建物の人に助けを乞うにしても、奥に行くドアにも施錠されていて・・・
こういうときに、イタリアの建物のセキュリティの高さと言うか、
絶対に泥棒には入れないほどがっちり鍵がかけてあるのが逆に困るわけで。
道路に向かって「助けて~~~」って言わないとダメ?
それにしても、人通りはないし・・・
少し待っていたら、一人のシニョーレが通りかかるのが、門扉越しに見えました。
「すみません、シニョーレ!」大き目の声で、呼びかけたら、
立ち止まってくれました。
「この建物の向こうの端にあるバールの女性に、
この門扉を開けてくれるように頼んでいただけませんか。」
とお願いしてみました。
彼が、ちゃんと私の願いを聞き入れてくれ、
バールのシニョーラが、ドライバーを持ってやってきました。
ドライバーで、鍵のところをチャカチャカッといじると、
門扉は開いたのでした。
やれやれ。
ありがとう。
(でも、こんな電気錠の線ぐらい直せよ!)心の中で言いました。
イタリアの旅では、ほんとにいろんなところに閉じ込められたことがあります。
もう、鍵の不具合ぐらい、ちゃんと直して欲しいですよね。
まあ、これも「おおらか・おおまか」なところですから仕方なし。
(イタリア好きの友人の言う↑このフレーズ、とっても気に入っています。)
お宿に戻って、パッキング。
そしてチェックアウト。
荷物を預かってもらって、まずは市場に向かいました。
エレガントな雰囲気のサルメリア(ハム・サラミ屋)
通りかかった教会に入ってみました。
なんと、中は大々的に修復中で、ほとんど全部に幕が張られていて、
何も観ることができませんでした。
市場は今日も開いていました。
ここへ来た目的は、ローマのホテルでの晩ご飯を調達するためです。
ホテルの食事は高いし、その割りに面白みがないし、
それなら部屋でくつろぎながら飲み食いしたほうが楽しめるのですもの。
夜まで持ち歩いても大丈夫そうなものを買いました。
無理なもの、宿では調理できないものも、美味しそうだなあ・・・と眺めつつ。
さて、買い物はすべて終了。
最後にドゥオーモのクリプタを観なくては!(つづく)