ぐら姐のよくばりイタリア

イタリアにはまってかれこれ25年。イタリア人て面白い、から始まって、イタリアは美味しい、イタリアは美しい、イタリアの田舎が素敵、イタリア美術や建築も面白い…とずぶずぶ深みにはまっている私「ぐら姐」のイタリアなんでもありのブログです。

2023年06月

島を歩いていると、今は観光客がたくさん訪れるけど、
本当に漁師町なのだなあと感じます。
住宅も、教会も、店も海辺のまちらしいですね。
島の周りを4分の3ぐらいまわったでしょうか。
泊まった宿のある方の海岸が見えてきました。
ここで、オジサマ方が捌いているナマコのようなものに注目。
これは何ですか?と訊いたら、ナントカ・ディ・マーレって言われたんだけど、
ナントカの部分をメモしなかったので忘れてしまいました。
ちょっとアップで。
どうやって食べるのですか?って訊いたら、
これは食べるんじゃなくて、内臓の方を、魚網に使うんだよ、と言ってました。
内臓を洗って乾して使うのかしら。
それ以上訊いても、私の語彙力では分からないと思って訊きませんでした。
あと少し歩くので、だらだら続いて申し訳ありませんが、おつきあいくださいね。
つづく。

さて、ガッリーポリの続きに戻ります。

オートラントの海で泳いで、水着を着たまま(体もしおしおのまま)
Tシャツとハーフパンツ身に着けてガッリーポリに戻りました。

宿に戻ったペコさんが、おもむろに「ぐらさん、お願いがあるんだけど・・・」
ペコさんにこんな言い方をされるのは初めてなので、何事かと思ったら、
「すぐそこの岩場で、5分でいいから泳ぎたいの。付き合って」ですって。

彼女に言わせれば、ティレニア海(イタリアの西側)でも泳ぎ、
アドリア海(東側)でも泳いだので、
イオニア海(イタリアの長靴の足裏)でも泳ぎたいんだそうで。
私も、泳ぐのは好きなので、一緒に行って岩場で10分ほど泳ぎました。
本当にタオルと鍵だけ持って行ったので写真は撮りませんでした。

海水はきれいだし、見えている岩はゴツゴツしているけど、
水中は結構滑らかで、裸足でも平気でした。
ガッリーポリ、悪くないじゃないの。やっとそう思えました。
(2日目、3日目とよそに行って、ここを見ていなくて申し訳ない、なんて思って)

その日は、部屋ご飯(結局このまちでは、レストランでは食べず仕舞いでした)。

翌朝。
チェックアウトしたら、昼の電車に乗って、

マキさんの農園のあるカロヴィーニョに向かいます。
それまで、ガッリーポリを見ておかなくちゃ!ということで、出かけました。
宿を出て、旧市街のある島を目指します。
港の建物の陰で、魚網の手入れをしている人たちが見えます。
初日は、宿にがっかりして、とぼとぼと歩いていたのであまり印象にのこってないけど、
ガッリーポリ、きれいじゃないですか。
観光客向けのこんな乗り物がありました。
島に入ると右手前の少し低い部分が魚屋の集まっているところ。
このときは、貝をちょっと食べてみたいと思ったけど、
まだ9時ごろなので、食べさせるほうはやっていませんでした。残念。
まず、島の外側をぐるりと歩いてみることにしました。

手編みのかごを売っているおじさんがいました。
「これ、全部手作りなんだよ、1つどうだい?」
なんて言われても、アジアにはもっと手の込んだ素敵なかごがたくさんありますからねえ…
小さな漁港があるようです。
ここでも、日陰で魚網の繕い。
そして、その向こうには、なんと砂浜があるじゃないですか〜!
さすがに、宿に戻って水着に着替えるわけにも行かず。
散歩を続けます。 (つづく)

食後は、砂浜だと、あとで足の砂を払うのが大変なので、岸壁に行って泳ぐことに。
貴重品があるので、交代で海に入って泳ぎました。
一番向こうにに見えるのがペコさんの頭です。
帰りは、きたときと逆に行くだけですが、マリエまではバスでなく電車でした。
残念、ぼろい電車。でも冷房は効いていました。
マリエのバス停と駅周辺
18時前にはガッリーポリへと戻ったのでした。

さて、食事の店を探しながらの散歩です。
城には、入場しませんでした。
旧市街の土産物屋街ではなく、海辺の通りに出ました。
おおっ、泳いでる泳いでる!
食事の後で私たちも泳ごうっと!と思いながら歩きます。
海沿いの通りなら魅力的な店があるかもと思ったのだけど、全然なし。
駅に近いほうまで行ってみたけどうーん…
で、旧市街の細い通りで見た店のメニューが一番魅力的だったねということで戻りました。
ここに入ります。
メニューに、この地方の典型的な料理として、空豆のピュレというのがあったからです。
キリッと冷えたヴィーノをいただき、
タラッリ(リング状のもの)やパンをつまみ、
前菜は、空豆のピュレ、チコリアとクロスティーニ添え
この季節に空豆?と疑問に思っていたのですが、
乾燥空豆を煮て、ピュレにしているので、いつでもあるものなのですね。
クロスティーニにスプーンで乗せて食べました。
すごくやさしい味で、しみじみと美味しさを感じます。

そしてプリモは、2人ともウニのフェットゥチーネ
多分、ウニは塩辛にしたものを使っていると思いますが、
トマトを少し入れて、大好きなプローチダの店ゴルゴーニアと似たタイプの作り方をしています。
ほどよい量を食べて、岸壁へ。つづきはまた次回。

開いるよ、と言われてサン・ピエトロと言う小さな教会を見に行きました。
案内が出ている通りに広場を抜けて歩いて行きます。
このサン・ピエトロ聖堂は、9世紀頃に創建された旧大聖堂だったようです。
とても小さくて、ドゥオーモだったとは思えない大きさです。
一部失くなってしまったのでしょうか。

外側は修復中でしたが、中のフレスコ画は見られました。
ここのフレスコ画は、時代を異にする断片がつぎはぎになっているそうで
私のように無知だといつ頃のものなのかは分かりません。
東洋を感じるものや、妙に今っぽいのがあったりもして。
小さな空間なので、フレスコ画が間近で見られ、
わざわざ近付いて見るというより、フレスコ画に包まれている気持ちになる聖堂でした。

そのあと、食事をする店を物色しながら散歩。
これという店が見つからず、けっこう歩いたので、その写真はまた明日。

ドゥオーモの続きです。
地下のクリプタに下りてみました。
面白い柱頭彫刻の数々。思わず顔がほころんできます。
実は、柱頭彫刻だけではなく、円柱も材質や彫り模様が違うのです。
ドゥオーモに入ってモザイクを見始めたときに、
これは時間をかけて見ないとつまらない、と思い、
駆け足で見て、レウカへ移動するというプランを捨てました。
イタリア半島のヒールの先っぽに立ちたいという気持ちがあったのですが、
レウカが美しい海岸をもっているわけでもないようだったし。

というところで外に出て再び全体を撮りました。
近くの小路にもそそられます。
時間もできたことですし、次は、サン・ピエトロと言う小さな教会を見に行きます。(続く)

ドゥオーモに到着。
早速中に入ります。
床モザイクは、入り口から内陣の奥の奥まで700㎡以上を埋め尽くしているそう。
ジョナータと言う当時の大司教の発案で、
修道士にしてモザイク画の技術にも通じていたパンタレオーネと言う人が、
1163年から66年にかけて制作したものだそうです。

そのプランは壮大で、
入り口付近の床に背中合わせの象が2頭描かれ、
その背中に根を張る1本の巨木が、左右に枝を茂らせながら
内陣に向かって真っ直ぐに伸びているのです。

それはキリスト教美術で言う「生命の樹」で、
「楽園追放」や「バベルの塔」、「ノアの洪水」などの旧約聖書中の物語、
古代神話の主人公達から中世騎士道物語の主人公達、
12ヶ月と季節の労働を示した「月暦」、
「黙示録」の動物達から「天国と地獄」までと、
豊富なモティーフを組み入れた、中世の複雑な世界観を表しているのだそうです。

これがその象
樹が、ずうっと伸びて行っています。
美しいというより、面白い図柄の数々。
残念ながら、床には部分的にカーペットが敷かれ、
椅子が並べられ、内陣の方にはロープが張られ、
見られないところがたくさんあります。
アクイレイアみたいに、上を強化ガラス張りにして、
すぐ近くから見られたらどんなに素敵でしょう。
仕方なく、売店のところで絵ハガキと床全体のポスターを買いました。

全体はこんな感じです。(右側が入り口)
ホントは縦写真を載せたいところですが、縦写真と横写真の縦の長さが同じになってしまうので、
縦写真の横幅が小さくなってしまうのですよね・・・
床モザイク以外にもフレスコ画など。
入り口を入ってすぐのライオン
天井画
クリプタも素敵だったのですが、それはまた次回にします。

イタリアのブーツ型のヒール部分をサレント半島といいます。
この辺りをちょこちょこ見て回ろうと思うと、交通の便が悪いのですが、
夏の間だけ、Salento in busという、観光客用のバスが運行されます。


それを利用すると、オートラントの観光をちょっとにすれば、
ヒールの先っぽのレウカにも1日で行けることが分かりました。
前夜のうちにしっかりとプランニング。

ネット検索してバス乗り場も確認しておきました。
バス停の名前がパルケッジョ・チミテッロ(墓地の駐車場)。
何それ?って感じですが、墓地に通じる通りがチミテッロ通りで、
その通りにある駐車場ということなのでした。
日本人なら、絶対にこんな名前の停留所は作りませんね。

8:30発に乗るので、15分前には着くように行きました。
それでも本当にバスが来るのか? と一抹の(いやもっと大きな)不安もありましたが、
待っていると、駐車場に地味なワゴン車が見えます。
運転手が、フロントガラスのところに大きな紙の表示をセッティング中。
それがSALENTO IN BUSと書いてあるように見えました。
そこまで行ってマリエ行きですか?と聞くとSiということで、
その場で切符を売って、乗せてくれました。
やった!
バスは定刻に出発し、定刻の9:00にマリエに着きました。
途中誰も乗ることなく、私たち2人のタクシーのようでした。
でもバス代は1人3.30€。

そこから、次は大きなバスで客も結構たくさんのオートラント行きのバスに乗り、
10:00頃に無事到着。
このバスは私鉄SUD-EST線のバスで、オートラントの駅に着くのでした。
駅の周りには何も無くて、家庭菜園のような畑がちらちらと。
多分あっちだろうと思われる方向に降りて行くと町があり、
海が見えました。
わ〜い、海だ!ビーチだ!!水着を着て来てよかった!!!
(このときは、まだガッリーポリにビーチがあることを知らなかったので
3日ぶりに泳げる!と嬉しくなったのです)
あ、ちなみにこのまちを訪問した一番の目的は、
床モザイクが素晴らしいというロマネスクのドゥオーモを見ることです。
海沿いに旧市街らしき方向に向かいます。
フットサルが出来そうなところも。
旧市街の入り口近くでドゥオーモまでの道を聞き、その通りに歩いて行きました。
門をくぐると
旧市街の狭い通りは土産物街
ドゥオーモの様子は、また明日。

昨日書いた散歩の続きです。
この鮫の人形(?)も売れるんでしょうか。けっこういいお値段です。
↑ココナッツと、フレッシュアーモンドを冷やして売っています。
アーモンドは100g2€。
それより、売り物ではないであろうお皿に興味を持ったりして。

海綿を売っている店も。
魚屋で、生の貝を剥いて、その場で食べさせるところがいくつもあります。
こちらは、もっと地元の人相手っぽい魚屋さん
でも、私たちは魚屋に目もくれません。
実は、この日はロンドンオリンピックのフェンシング団体戦の決勝、
日本VSイタリアの試合が20時からあるのです。

イタリアが出るのですから、テレビでやらないわけが無いので、
この日はテレビを見ながらだらだら部屋ご飯を食べようということにしていたのです。

期待していたキッチンがなかったので、
テイクアウトのファーストフードとビールを買って帰ります。

とかいいつつ、ちょっとだけまちも見ましたが。
夏のピーク時なので、どこも観光客目当ての店ばかりで、地元感を感じることができず、
ふと、夏のカプリ島を思い出してしまったり。
(まだ夕食には早い時間なので、溢れるほどの人出ではありませんが、
それを目前にした、店の人たちの高揚感のようなものを感じたのです)
宿に戻り、お目当てのフェンシングの試合を見ていたら、
なんと!
いちばんいいところで画面が消えて、テレビのどこをどう見ても、全然映らず、
勝敗が決した後に、また映るようになったのでした。
翌日、レセプションのオニイチャンにそのことを話したら、
ああ、イタリアは地デジになってからまだシステムがちゃんとしてないらしくて
あれはうちがいけないんじゃないんだよ。
僕の家のテレビも移らなかったよ、って言うんだけど、ホントかなあ。
だって、それまで、ローマでもサレルノでもターラントでも、
こんなことは1度も無かったのですけど。

で、ちょっとガッリーポリでのんびりする気が失せてしまい、
翌日は、レッチェに日帰りし、その次の日はオートラントに日帰りしました。
その話は、次回書くことにします。

あ、最終日に落ち着いてガッリーポリ散歩をしたのですが、
初日の印象とは違って、いいところでした。
やはり宿でがっかりしたのが大きかったようです。
よかったよ、のガッリーポリについては、また後日。

ガッリーポリがすごくいいらしいわよ、と
以前滞在したカロヴィーニョのマキさん(イタリア人と結婚している)が言っていました。
どんなところかしら、と今年南に行くことを決めたときに調べたら、
だれかさんのブログで見たガッリーポリは素敵でした。

海のそばだし、よし連泊してゆっくりしよう!と3泊することに。
予約サイトの写真がとても素敵で、キッチン付き。
期待して行ったのですが・・・

宿に着き、部屋に案内されたら、
あら? なんだか狭い。キッチンは?
案内してくれたオニイサンに、キッチンはどこ?と訊いたら、
ないよ、うちはB&Bだからね、って。

うっそー。
えええぇぇぇ… ショック!
だって、素敵なキッチンの写真があったじゃないの。

後で、予約サイト、booking.comに、このお宿のレビューを書きました。
よかった点
「スタッフは大変感じがいいです。聞けばいろいろ教えてくれます。
スドゥエスト線やバスを利用するには、とてもよいロケーションです。
(旧市街の島まではちょっと歩かないといけませんでした。)
屋上テラスは素晴らしいですが、真夏の暑さでは利用する気になれませんでした。
共有スペースでコーヒーメーカーと電子レンジが使えるようになっていたのはよかったです。 」

よくなかった点
「ホテル掲載ページの写真が素晴らしいのですが、どれが室内で、
どれが共用部分なのかはっきりさせるべきです。

部屋は思ったより狭く、写真にキッチンが写っていたのでてっきりあるものと思ったら、
ありませんでした。

初日の冷房の効きが悪く、暑くて窓を開けないといられませんでした。(夜中から効いた)
いろいろな設備のデザインがモダン過ぎて、デザインのみ重視で使い勝手はよくないです。
特に水回り。節水シャワーにしているのか、ハンドシャワー部分からは、
ほんのしょぼしょぼしか出てこなくて不快でした。

洗面シンクの方や、ビデの水の出もわずかです、思ったより部屋は狭く、
2人部屋なのに椅子は1つしかなく、テレビは、ときたま画面が消えてしまって、
ドライヤーもなく、アメニティグッズもなく(手洗い用のポンプ式容器入り石鹸はあったけれど、シャンプーもボディソープもなし)、
これで1泊180€は、夏の最盛期とは言え、高すぎると思いました。」

これが全てです。
モダンで、きれいではあるのですけど・・・
気を取り直してまちへ。旧市街は、ここも島になっています。

これは、私がちゃんと調べなかったのが悪いのですが、
海岸線は、全部岩で、ビーチはありません。これもがっかり。
(実は、後に島の方にビーチがちょっとだけあることが分かったのですが)
地元の人があっちにポツリ、こっちにポツリと海に入ってはいますが。

だいぶ島に近付いてきました。
旧市街には、橋というか陸続きの道(イスキアのアラゴン城のような)を歩いて行きます。
そしてその道は、けっこう幅が広く、車道と歩道に別れていて、
歩道の方には、お店がずらずら〜っと並んでいます。
誰かさんのブログにギリシャのまちみたいとありましたが、
店の品揃えがそんな感じ。
さて、半端な感じですが本日はここで止めておきます。

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