ソレントの続きです。なんとかアッパルタメントに入ったので、
荷物をざっと解いて、1週間暮らすための買い物へ。
スーパーも近くにあるので、本当に便利。

3人が両手に袋をぶら下げるほど、1週間分の飲み物や食料を大量に買い込んで戻り、
門を入り、私達の棟の鍵を開け…ここまでの2つまでは普通に開けられました。

で3つ目の私たちのアッパルタメントの鍵を... え、開かないよ。

どれどれ、とリトルさんに交代。
彼女がやっても開きません。
どっちに回しても(回ることは回る)開きません。
何をしても開きません!!!!!
3人で交代でやってもダメでした。

アレッサンドロの携帯に電話しよう!と思いましたが、
彼が書いてくれた番号は、キッチンのテーブルの上に置いてきちゃった...


固定電話の番号なら、発信記録が残っていたので、電話してみると...
誰かが出るのだけど、私はわからないわ...と切られ。


すぐ側にエレベーターがあるので、そこにやってくる人を呼び止めて、
ここの鍵、開けられますか?とトライしてもらっても開きません。
そのシニョーレ曰く、この鍵は壊れているに違いない。(そんなことないよ、多分。)

エレベーターで出入りする人5〜6人は試みてくれましたが、全滅。

あ、テラス側のドアを開けっ放しにいているかも... 裏に回って、
侵入できないかマンションの周りを調べると、
さすがイタリア、ものすごくセキュリティが高く作られていて、どこからも裏には回れません。


ああ...このまま野宿?
最悪、月曜まで、このアパートの持ち主とは連絡が取れない?
・・・・・

そこへ、最初にエレベーターから降りて、私達の依頼に対して、
「ごめんなさい。ここの住人じゃないので、鍵のことは分からないわ。」
と言って出て行った綺麗なドレスのお嬢さんが戻ってきて、
「まだ開かないの?」と心配して声を掛けてくれました。
(小1時間はここで格闘していたのです。)


そして、彼女が、ちょっと私も試してみていいかしら...と、試みたら、
なんともあっさりと、開きました〜


もう、彼女に感謝感謝!このときは、彼女が女神様に見えました。

というわけで、無事に入り、鍵開けに奮闘したリトルさんは、
暑さの中で1点に集中して汗だくで頑張ったために気持ちが悪くなり、
私とイプさんで夕食を作って、やっと乾杯できたのでした。

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2007 Estate Italia ② 288














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その後、鍵は奥まで差し込まず、少し引き気味にしてひねると開くことが判明。
みんなで練習して、開け方をマスターしました。


教訓:
1.アッパルタメントの担当者がいるうちに、鍵を自力で開けられるか必ずやってみる。
2.紙に連絡先を書いてもらったら、すぐに自分のスマフォの連絡先として入れる。
紙は必ずバッグに入れる。
3.奥まで入れたら少しだけ手前に引くなど、ちょっとした違う位置で鍵を回すことを試みる。イタリアの鍵は、回したらその状態で押すタイプが結構多い。