このブログを始めたの’19年7月19日、
前年までは冬と夏に毎年イタリアにちょっと長めの旅行をするのが私の年中行事でした。
私の生活の変化に伴い、イタリア行きはいつでもできるという状態になったので
この年の夏は出かけず、それまで旅行のことをいろいろ書いていたサイトが万が一消えた時のために
そこに書いてきた記録を残しておこうとこのブログを始めたのでした。

そのため、’19年からどんどん時間を遡って書いて(書き写して)きました。
’19年10月から11月に4週間ほど行って来た後、
’20年に新型コロナウィルスのパンデミックが始まり、
いい時期にイタリアへ、なんてとんでもなく、
イタリアどころか国内でさえ動くことをままならず状態に突入。

私はちょうどビジネスクラスでヨーロッパ往復の特典航空券がもらえるだけマイルが貯まり
秋の航空券を予約していたにも飛行機が飛ばない→キャンセル→時期をずらして新たに予約
→新たな予約→飛ばない(キャンセル)
を繰り返してきました。
昨年2月にはウクライナの戦争も始まり…
次の予約は10月に入れたのですが、今度こそはと期待しています。

イタリアで困ったシリーズを昨日の40で一旦閉じて、
今日からは’19年秋の旅の載せこぼし写真をぽつりぽつりと載せていきます。

最初の滞在のボローニャの夕方散歩で通りかかったBiblioteca Spagnola。
既に写真を載せましたが(’19年12月)、別のものをもう1枚。
調べてみたら、なんと
スペイン王立大学がボローニャに1364年に設立され、
その年に創られた古代図書館なのだそうです。
毎年優秀なスペインの大学生に奨学金を提供し、
奨学生は、ボローニャ大学で博士号を取得しているとのこと。
公的助成金を受けていない民間機関なのだとか。
当初ドンギルデアルボルノス枢機によって大学に寄贈された36巻でスタート。
1563年にアントニオアグスティンによって寄贈された
190の写本が有名なのだそうです。

そんなことはさておき、古い建物がとても風格がありました。
ピンボケで申し訳ないですが、窓。
軒の裏側(下側)
ボローニャを歩いていると、ガイドブックに見どころとして載っていないけど
心惹かれる建物がたくさんあります。