カステル・フランコ・ヴェネトと同じ年に、やはりパドヴァから出かけました。
チッタデッラは、イタリア語で城砦とか要塞という意味で、
その名の通り、パドヴァがつくった小さな城砦都市です。
カステルフランコ・ヴェネトはヴェネツィアの城塞都市で、
双方睨みをきかせていたというわけです。

訪れた日は、滞在中で一番寒かった日で、木々の枝が凍り、お濠も凍っていました。
と言っても氷点下3度ぐらいだったと思いますが。

円形の城壁には4つの城門があり、
向かい合う城門を結ぶように十字の道があります。
城門から反対の城門まで、300mぐらいでしょうか。
あっという間に歩けてしまいます。
それでも美味しそうなレストランや、よさそうなホテルがありました。
このまちで一番楽しかったことは、城壁の上を歩いたことです。
城壁の上を歩けるところは、今までにもルッカやトレヴィーゾで経験していますが、
この2つの城壁は、幅が広く、市民の憩いの場になっているのに対し、
チッタデッラの城門は、1人しか歩ける幅がなくて、
高さは、外の道路のレベルから見ると17〜8mぐらいありそうなのです。

城壁を歩いてところどころ怖いことがありました。
高さのせいではなく、凍っていたためです。
この日は前述のように、寒かったので陽の当たらないところがまだ凍っていたのです。

手すりにつかまりながら慎重に歩きました。だってところどころにこんな看板があったのですもの。「落下危険」
その城壁、入り口からちょうど半周歩いたところの門までたどり着いたところで、
門の上の鐘が、逆光で素敵に見えました。
門からのまちの外の景色です。
チッタデッラの城壁は、一部破損しているところを
鉄と板を用いて渡り廊下のようなもので繋いであり、
その部分が、高所恐怖症の方には辛いかも、と思います。
写真に見えている黒い手すりの付いている部分です。
ドゥオーモ
街角写真です。
この辺りを歩いている時に、自転車にのった女性が、
私たちにSignore!と呼びかけてきて、1枚のパンフレットを手渡されました。

見てみるとチッタデッラの観光案内のようなもの。
私たちは、チッタデッラのことはほとんど分からずに行きましたから、助かりました。
観光案内所の人だったのでしょうか。
お陰様で、城壁の上を歩けることも分かったのでした。

パドヴァでちょっと時間がある時は、こういう小さなまちに日帰りで出かけてみるのはいかがですか。