Chiesa Rupestre di Santa Margherita(サンタ・マルゲリータ洞窟教会)を見るには、
メルフィの観光協会のサイトにある番号に電話して、

予約しなければいけません。
2、3日前に電話してその日は都合が悪いと言われては元も子もないので、
3週間ほど前に電話予約していました。
(我が家は、家の電話をなしにして携帯オンリーにしたので、
日本からだと高くつきそうで、ボローニャの友人に電話してもらいました。)
その段階で、この日、12月22日午後3時、ドゥオーモ広場で待ち合わせしました。
そしてこの日確認の電話を入れたら、約束の相手リナさんが出て、
「ああ、今日だったわね。私はちょっと都合ができたので、
夫を代わりに行かせます。大丈夫よ。」と言ってくださいました。

3時にドゥオーモ広場へ行くと、約束通り男性が待ってくれていて
リナの夫のミケーレですと挨拶してくださいました。
すぐにミケーレさんの車で洞窟教会へと向かいました。
町からは外れますが、それほど遠いところではありません。
水道か何かの施設の駐車場に車を停めて降り、
こんなところを下って行きました。
なんと道路の下です。
30年ほど前まではこの道はなかったんだけどねえ、と話していました。
いよいよ、中に入りました。
ミケーレさんが灯りを点けに行きました。
さて、その場でお話を聞いていたのに、もういっぱい忘れています。
バジリカータには、13世紀に異教徒として追放されたキリスト教徒たちが、
こうして洞窟教会を作ったのだと聞いたような気がするのですが。
(話はもっと複雑でした…)

「生者と死者の出会い」
生者と死者を同画面に描いた珍しいものだそう。
生者は、フェデリーコ2世と3番目の奥さん、そして子どもだそうです。
フェデリーコは、髭もじゃの顔で描かれることが多いけど
(参考写真は、私が夏にカステルデルモンテで撮ったものです)
この絵のフェデリーコが、一番本人に似ている顔なんだよ、と言っていました。
ほんとかどうかは分かりませんけど。

この日私に対応してくれるはずだったリナさんは、
お姉さんが病気で、遠くまでお見舞いに行くことになり、
それで代わりにミケーレさんが来てくださったのだそうで
実はそのリナさんが、この教会や、この辺りの洞窟教会の研究をしていて、
この教会の美しい写真を載せた小冊子も作っているんだよ、とミケーレさんが言い、
見せてもらったら、小ぶりで、良質の紙に印刷してあって綺麗だったので
10エウロ奮発して買ったのです。
入場料が8エウロで、計18エウロだったので20エウロ渡し、
お釣りを出そうとするミケーレさんに、
お釣りはいらないわ、ガソリン代の一部にして、と言ったら、
「いや、後でカフェを1杯いただくよ。あなたの健康を祈ってね。」ですって。

脱線しました。
その本に洞窟教会の見取り図が載っていたので、写真を撮りました。
1つの広い空間ではなく、こんな風に内部にいくつもの礼拝堂と言うかクリプタと言うかがあるのです。
「生者と死者の出会い」は、入ってすぐ左のサン・ミケーレのクリプタの
右横の壁にありました。
こちらがサン・ミケーレのクリプタの正面。
左横の方にもサン・ミケーレ。
こちらの方がはっきりしています。
以下に写真のみを載せます。
正面祭壇。

その横の、サンタ・マルゲリータの物語。(裾絵のような感じですね)
サン・ロレンツォの殉教。
サン・ロレンツォは火炙りにされたそうで、
この聖人の日、8月10日前後には、流れ星がたくさん見られます。

正面祭壇の上には、若き日の髭なしのキリストと、その後の髭ありのキリストが。
この磔刑は、十字ではなく、Y字なのだそう。
ここの写真はまだあるのですが、旅報告が終わって、
時間がたっぷりある時にまた載せますね。

この空間も解説も独り占めで見られたのは本当に幸せでした。
ミケーレさんが、灯りを消し、鍵をかけている間に、
外の様子を撮りました。
ミケーレさんの車で、B&Bの近くまで送ってもらいました。