朝は、部屋に置いてあったいろいろなものを食べました。
甘いものとヨーグルトとジュースとカッフェ・エ・ラッテ。
はちみつやジャムのところに、自家製のアマレーナのジャムがありました。
アマレーナは、チェリーに似た、でもチェリーより甘くないフルーツなのよ、
とアレッサンドラが言っていました。
前夜いただいた自家製のお菓子も食べました。
サクッとしていて、噛むと中は、ココア味のものが。
9時にドゥオーモ広場で待ち合わせているので、少し前に着くように行きました。
あら?ドゥオーモの正面の写真を撮っていませんでした。
ファサードが修復中だったからだと思います。(撮ったつもりだったんだけどなあ)
鐘楼。
広場の床の模様が素敵。
少し待っていたら、車がやってきて、男性が降りてきました。
彼は私が連絡を取っていたミケーレさん(昨日のミケーレさんとは違う人)ではなく
その友達のヴィットーリオさんでした。
彼の車に乗って、途中でミケーレさんを乗せて、走ることしばし。

山の中で停車。
え?これがサンタ・ルチーア洞窟教会?
洞窟じゃないじゃないの…
でも、入ってみればちょっとした洞窟なのでした。
昨日のサンタ・マルゲリータ洞窟教会が素敵すぎたのです。
規模も、フレスコ画の数も違うし。
でも、ここがこんなにきれいなのは、3年だか4年だか前に修復したからなのだそう。
フレスコ画の数は少なくとも、サンタ・ルチーアのフレスコ画はとても美しいです。
その横の聖母子像。
これは誰なのか、聞きそびれました。
そして、ここも横にはサンタ・ルチーアの物語。
サンタ・ルチーアの顔。
聖母子のアップ。
ミケーレさんとヴィットーリオさんは、アルケオクラブという
古いものの保存クラブのメンバーで、
ここをこんなにきれいに修復できたことをともても誇りに思っているようでした。

周辺はこんな感じ。
洞窟教会の隣には、かつてヴィーノを製造していたというところ。
自力で行くことも叶わない場所、鍵がなければ絶対に入れない場所、
そこに連れて行っていただいて、見せていただいて、本当に幸せでした。
そんな気持ちに浸っている私に、彼らは「もう一つ見る?というのでした。(続く)