目当ての洞窟教会2つ+1つを見て満足してまちまで送ってもらい
広場で降ろされるのだろうと思ったら、
ドゥオーモの近くの市立美術館に連れて行かれました。
ここにも僕たちアルケオクラブが保存してるフレスコ画があるんだよ、と。
16世紀のサン・マルティーノ洞窟から剥がしてこちらに持ってきたものだそうです。
あまりはっきりしてません。
これは、洞窟のイメージが伝わるような展示をしたものだそうで。
17世紀のものだそう。
うーん、あまり好みではありません。
ミケーレさんとヴィットーリオさんは、
明日から始まる展示会の準備をしている仲間と話し始めたので、
他のものもざっと見て回り、
彼らにお礼を言って、外に出ました。

駅の方まで行ってまちの遠景を見ておきたいと思っていたので、
一旦部屋に戻ってトイレを済ませ(こういう時に町中に宿を取ると便利なんですよね)出かけました。
ご近所の魚屋さん。
その隣にはテントの八百屋。
向かいにはハム・チーズ屋。
少し歩くと、まちの一番古い門が見えてきました。
ヴェノジーナ門という名だそうです。
外側から。
城壁の周りは緑地帯になっていて、
この時期ならではの飾りがありました。
笑っちゃうのが、この木。
CASA DI BABBO NATALE(サンタクロースの家)と書かれているのですが、
その裏は、
CASA DELLA BEFANA(ベファーナの家)
ベファーナは1月6日のエピファニアの日に箒に乗ってやってくるおばあさんです。
年が変わると、この木を付け替えるのでしょうか。
15世紀に4㎞にわたって張り巡らされた城壁です。
坂を下って駅の方へと向かい、振り向くとまちがちょっと遠景になりました。
お、水牛の看板。モッツァレッラを作っている店です。
駅に向かう右側には遠くの山が見えます。
駅に着きました。
この時期だからなのか、いつもなのか、駅は無人でした。
バールで切符が買えるか訊いたら、ホームに自動券売機があるよ、とのこと。
明日の移動の切符は、フォッジャからアンコーナまでのICの切符だけ安く購入していますが、ここからフォッジャまでのレジョナーレは安くならないので、ここで購入。
またまちに戻ります。

まちの入り口のセラミックの表示。
裏側。
さっきの水牛の看板の店に入りました。
なかなかの人気店らしく、皆さん6個とか10個とか買っていました。
豆腐屋さんみたいに、大きな桶から網杓子を使ってすくい取り
袋に入れて重さを量って値段を出してから、
今度は網ではない柄杓で桶から袋に水を加えて縛ってレジ袋に入れるのでした。
順番を待って、私はモッツァレッラを1個だけ購入。
ほかのチーズも売っていて、そそられましたが、
ダメダメ、明日の朝は移動じゃないの、と自分をたしなめました。
モッツァレッラを部屋に置いて、すぐに出かけます。
昼休みに入る前にドゥオーモを見に行くのです。
それはまた次回。