ドゥオーモの裏から少し行くと、わいわいがやがやと子どもや大人の声がして、
こんな人だかりが見えました。
小学校でした。
明日からクリスマス休みに入るので、子どもたちの声はとても弾んでいました。
友達に別れを告げ、家の人とうきうき家路についています。
学校の入り口までは保護者が送り迎えする、というのは当たり前のことなのに、
日本では、いつになっても義務化する動きはありませんね。
生活感があっていいなあ、なんて思っていたら、
全く生活感を感じない建物。
13世紀のサンタ・マリア・ラ・ノーヴァ教会の入り口だけが残っているようです。
別な入り口から出入りして、だれか住んでいるのでしょうか。
近くの公園で、小犬が大きい犬にじゃれていました。
じゃれている様子がかわいくてしばらく見ていたら
(でも動き回るので、まともな写真は撮れなかったのですが)
小犬の飼い主のシニョーラは、
「あの子はとっても気難しくて、他の犬を見ると逃げるのだけど、
あの犬にだけは気を許し、遊んでもらいたくて近づくのよ」と話すのでした。
我が家はもうすぐそこです。
部屋に戻って、昨日のお昼に食べなかったお弁当と
(といっても自分でパンに生ハムを挟んだだけのものですが)
さっき買ったモッツァレッラとビール、
そしてコゼンツァのスーパーで買った真空パックのラーペ・ロッセ(ビーツ)。
昨日と、今日の午前の部でこのまちに来た目的は果たし、
相当満足して少し昼寝をしました。
でも、朝に遠景を見てしまったので、その後はカステッロへと向かったのでした。