ぐら姐のよくばりイタリア

イタリアにはまってかれこれ25年。イタリア人て面白い、から始まって、イタリアは美味しい、イタリアは美しい、イタリアの田舎が素敵、イタリア美術や建築も面白い…とずぶずぶ深みにはまっている私「ぐら姐」のイタリアなんでもありのブログです。

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帰国便は、リナーテ発8:00なので、7時には着いていたいと思い、
ホテルの人に訊いたら空港まではバスで15分ほどだと言うので、
待ち時間も含めて6時半に宿を出れば間に合うのでしょうけれど、

チェックアウトに手間取るかもしれないし、バスがすぐ来ない場合もあるでしょうから、
6:15に部屋を出ました。

レセプションに行くと、宿の人がいません。
そしてチェックアウトしたい男性客が2人いました。
カウンターにベルがあったので、それを鳴らすと、じきに宿の人が出てきて、
2人の男性客は、私に先にチェックアウトしなさいと言ってくれました。

宿の人は、私に「朝食は?」と訊くので、いらないと断ったら、
付いているのにもったいないよ、と言ってくれました。

宿の人がカウンターにいなかったのは、2人の男性に時間外で簡単な朝食を出すために
すぐそばのダイニングエリアでカッフェを入れたりジュースを出したりしていたからのようです。
朝食は7時からなのに(そして多分その時間から準備を始めるのでしょうに)
時間外の客にもせっかくだからと、出してくれるのってありがたいですね。

でも、遅れるといやだし、この朝はリナーテの空港のバールで美味しいパンを食べようと思っていたので、
そのままお断りして出ました。
この宿、2ツ星だし、部屋がきれいなわけではないけど、
スタッフがフレンドリーで、親切なので、そしてロケーションも悪くなかったので、
また泊まってもいいなと思いました。

バス停で6、7分待つとバスがやってきて、13分でリナーテ空港に着きました。

以前(といってももう10年以上前になるかしら)よりきれいになった空港でチェックインをして、
バールで予定通りの朝ご飯。
そして最後に、タロッコの生絞りをいただきました。
これにて、’12年3月の短い旅行はおしまいです。

昨日のドゥオーモの写真は、もう少し遅い時間のものでした。
実は、お茶でおしゃべりした後に、リナシェンテで買い物をしたのでした。
甥っ子が結婚したので、お祝いの品を買ったのです。

そんなこんなでホテルに戻ったのが8時過ぎごろでしょうか。
この日は午前中にホテルに着いたので、まだ部屋に入れなくて、荷物を預けて出かけたので、
一旦戻って、部屋に荷物を入れて、すぐに夕食に出かけました。

レセプションの人に、近くに美味しい店がありますかと訊いてみたら、即座にSi`という答えが返ってきました。
そしてあそこもここも、ではなくたった1つの店だけを教えてくれたのです。

もちろん、そこへ行ってみました。
Il Pomodorino(ミニトマト) という可愛い名前のナポリ料理の店でした。
メニューにも、ナポリ弁が書いてありました。
後で調べてみたら、ナポリに1店、テルニとアヴェリーノに1店、そしてミラノには5店もあるレストランなのでした。

ナポリ料理の店だからというわけでもないでしょうが、8時半過ぎでも空いていて、
でもその後続々と客が来て、帰る頃には本当に賑わっていました。
これが入ってすぐの店内
そして帰りに撮った店の外
前菜とプリモを1皿ずつ選び、赤ワインを半リットルオーダーしました。
トマトの置物にテーブル番号が書かれています。

待っている間に、他のテーブルの料理が運ばれていくのを見ていたら、
あっ!
昨年ナポリのレストランで、私が前菜を食べているときに、
私の目の前を通り過ぎて別のテーブルに運ばれて行った、美味しそうな揚げ物と同じものがあるではありませんか!
しかも人気メニューらしく、あっちにもこっちにも。
あれの名前はなんて言うのかしら・・・
と思っているところへ、カメリエーラがストゥッツィキーニ(フレンチのおつまみ、居酒屋のつきだしのようなもの)を運んできたので、
彼女にその料理を食べている近くのテーブルを指し、
私の前菜のオーダーをあれに替えられないかと訊いてみました。

ちょっと待ってね、とキッチンに訊きに行って、どうやら間に合ったようです。
それに替えてくれました。
やった!
それがこれ。
ナポリの店では、この紙のコーンに山盛りの揚げ物を、お皿無しで運んでいましたっけ。
ここのはお皿に乗ってやってきたので、お皿の上に全部出してみました。
茄子とズッキーニの細切り、
ピッツァ生地に青海苔を混ぜ込んだもの、
そして細いマカロニをベシャメルソースで和えたもの、
小さなアランチーニ(ご飯コロッケ)が入っていました。
揚げたての揚げ物って本当に美味しい・・・
大満足なのですが、最初にオーダーした前菜が水牛のモッツァレッラと生ハムで、
それに合わせてのヴィーノの赤だったので、
キリッと冷えた白のヴィーノかビールをこれに合わせたかった・・・
それだけがちょっと残念。

おまけに、セコンドは魚介のパスタだったし。これにも断然白ですよね。
でもパスタは美味しかったですよ。

さて、この揚げ物ミックスのメニューの名前を知りたくて、
最後にメニューを見せてもらいました。
‘O cuo`ppo e Zi` Filippo
とナポリ弁の表記があり、
括弧書きで Frittura alla Napoletana とありました。

私がナポリで見たあれも同じ名前なのかしら。
今度また食べたいので、どこでも通じるメニュー名を知っておきたいと思います。

ところで、この量の揚げ物を一人で全部食べたので、
パスタの後半からは、お腹が一杯になって、半ば義務感で完食し、
さすがにもうドルチェは無理でした。
カッフェで〆てこの旅行最後の食事はおしまい。

そう言えば、この店にも大きな画面のテレビがあり、
この日のミランvsバルセロナのサッカーの試合をやっていました。
テレビに近い席から埋まっていっていましたよ。

注:このチェーン店、この場所にはこの時しか行っていませんが、
ミラノ中央駅の方には多分3~4回行きました。
だんだん感じが悪くなり、サービスも低下したのでもう行きません。
中央駅だと一見さんで商売が成り立つからでしょうか。
寂しいことです。

‘19年秋の旅行の載せこぼしシリーズは、もう終わりなのでした。
最後に、帰国の途につく時に撮った写真を。
アリタリア機には、都市の名前が付けられているものが多いのですが、
芸術家や偉人の名前を付けることも。
私の搭乗機は、フィリッポ・ブルネッレスキでした。
さて、上の写真、
エトナの裾野の写真のようでしょ。
この旅行を終えて帰宅する時の車窓から撮った富士山です。
今私が暮らしているところからは、ちょっと高い所に行けば、
天気の良い日には富士山が見えます。
そうすると私の心はシチリアへと飛んでいくのです。

今日もボッビオの載せこぼしを載せます。
まち角風景です。
イタリアの通りの写真は、ついつい縦長に撮ってしまいます。
通りの雰囲気が素敵で両側を載せたくなるからですね。

今日はボッビオの悪魔の橋の辺りを。
今は、空も水も夏の色なのでしょうね。
5月のイタリアに行ったことがあるのは2回だけ。
2回とも弾丸でした。
4月は1度も行ったことがありません。
今、10月出発で4週間滞在予定で特典航空券を予約しているのですが、
キャンセルして、やはり春から初夏のイタリアに行きたいなあ…と考えているところです。

今日は、ピアチェンツァのドゥオーモの内部の載せこぼしを。
入ってすぐのところにある柱に描かれた聖母子のフレスコ画はすでに載せました。
これの上に描かれているのがこれ。
やはりこれも、内部の、入り口に近い辺りだったと思うのですが、
誠実に働く鍛冶屋のおっちゃんと言う感じで結構気に入っています。
ルネッタの内側
クリプタを見た後に本堂をうろうろして撮ったのですが、
時間が経っているのでどれがどこにあった何なのか記憶が薄れています。
というわけで撮ってきた順に。

とっても安価な、スマフォにクリップで取り付けて使える広角レンズの情報を得て
出発前に買って持参していたので、今回試しに使ってとても面白かったです。
すでに旅報告でもそれを使用した写真を載せましたが、
今日は、ドゥオーモの本堂を撮ったものを。

天井の高い、広い空間の感じが分かりますね。
通りの建物も、このレンズで撮って遊びました。
今度お店の中でも撮ってみたら面白いかも、などと
次の旅行でこのレンズを使ってどうやって遊ぼうかと考えている私です。

ピアチェンツァのサン・サヴィーナ教会のクリプタのモザイクと柱頭を載せます。
月ごとの労働と星座の床モザイクの載せこぼし。
1つずつかなりズームしたものを載せましたが、
ある程度まとめて、床の様子が伝わるものも少し。
柱頭彫刻
クリプタだけでもこんなに楽しめるのに
できればもっと近くから見られるようにしてほしいなんて
欲張りな要望が湧いてくるのでした。

ピアチェンツァの載せこぼしです。
今日は、お宿の公共スペース。
B&Bで、共同キッチンありのところです。
ここの持ち主の趣味がなかなか面白くて、
通路に映画館などにある座席があるのでした。
蚤の市とかで買ってきたのでしょうか。

入り口近くのゲスト用のレストランカードやパンフレットを置くスペース。
テーブルの影に注目。
こんなものがこんな場所に置いてありました。
古いアイロンですね。
日本にも昔ありましたね。
おばあちゃんの家で見たことがあります。
炭を入れて熱くしていましたっけ。
リミニ在住の友人はこういう骨董品が好きで、
これを購入して漬物石代わりにしています。

今日の困った話は、下調べ不足だった私だけのことかもしれません。
「イタリア古寺巡礼」に載っている
チヴァーテのサン・ピエトロ・アル・モンテ聖堂に行った時のことです。

ここがどんな場所にあるのかきちんと調べるべきでした。

著者のモモ先生は、車で登山口まで行けたから良かったのですね、
そんなことに後から気が付きました。

チヴァーテの駅で降りたのは私一人でした。
駅舎の扉はすべて閉まっていて中には全く入れません。
そして外の壁のどこにも、時刻表や切符を買える店の名前など貼ってないのです。
帰りは何時発の電車があるのでしょう???
切符はレッコからここまでの往復を買ってきたから大丈夫。
時刻表はなくてもなんとかなるでしょう、ということで歩き始めました。

目の前の細い道をちょっと歩いたところで、足が止まってしまいました。
どう進めばいいかわからないのです。
上の写真で言うと、私が立っている砂利道はここで終わりで
目の前は片側2車線の自動車道とそれに合流するための1車線の道。
その上に交差する別の自動車道。
まちはこれらすべての向こう側。

うそー、どうやって歩けというの?思わず日本語で声に出して言ってしまいました。
どうして駅がこんな場所にあるのでしょう?
乗客は皆どうしているのでしょう?

写真に写っていますが、少し高くなっている自動車道のところに階段がありました。
階段があるということは、車ではなく人間が通れるということだよね?と行ってみることにしました。

これが階段。
階段から見た道路。
どうしたって人間が歩く道ではないでしょう?
自動車道の奥、右に見えている黄色い建物が駅舎です。
手前の草の右側がこの車道に合流する道でそのさらに右に見えるのが駅に通じている道です。

階段を上がったら、交差している陸橋の部分にだけ、
1人がやっと歩ける幅の歩道がありました。
そこを下りると、もう歩道は無くて、車に気をつけながら5、60mほど歩いて
やっと横断歩道のあるところに出ました。
少し歩くと、標識の一番下に歩く人はこちら、の表示が。
その表示にしたがって歩いて行きました。
でもこれでちゃんと行きつけたわけではありません。

そのまま歩いて行くと、2箇所ほど案内表示がありましたが
肝心な分かれ道のところに表示が無いのです。真っ直ぐか、曲がるのか。

ひとまず真っ直ぐ行ったら、ぜんぜんそれらしい雰囲気が無くて
ごみ出しに出てきたシニョーラにきいたら、サン・ピエトロ・アル・モンテ聖堂なんて知らないわ、と言うので、引き返して曲がる方の道へ。

少し行くと工場(「こうじょう」というより、「こうば」という感じの所)の小さなガラス張りのオフィスに人がいるのが見えました。
その人に聞いてみると、この坂を上ってずうっとまっすぐ行くといいよと教えてくれました。

その後、
こんなところを通って、やっと登り口に辿り着いたのでした。
駅から登山口までが意外に遠かったこと、
登山口までの道が、途中で分からなくなり、余計に歩いたこと、
膝の調子があまりよくなかったのでゆっくり登ったこと
などがあって、思っていたよりも時間がかかりました。
聖堂に着いたのは、12時半頃だったのでした。
そして、やっと辿り着いたのに、これです。
まず目に入ったのが、板に書かれている開堂時間。
9時~12時、13時半~16時。
ああ、遅かった・・・1時間待たなくちゃ、と思うと同時に、
その上の紙に目が行きました。
「修復のため閉堂」(CHIUSAのIが抜けていますけど)
ガーン!ここまでこんなに苦労してやってきたのに修復で閉めているなんて・・・

でも、その下の「横の入り口はあちら→」 というのが気になり、行ってみました。
門扉が閉められ、その横にベルがありました。
この聖堂は、チヴァーテの人々が共同管理しているとかで、
管理人用の家があると本に書いてありました。
奥にあるのは、きっとその家なのでしょう。
なんとなく人のいる気配があります。

この時、私は弁当やおやつどころか水すらも持って行っていませんでした。
行って戻って、13時ぐらいにはチヴァーテの駅に戻れると甘く考えていたし、
チヴァーテの駅周辺には食べるところがないとも思っていなかったし。

お腹が空いたし喉も乾いたけれど、真夏ではなかったので我慢もできて、
中の人の食事が終わるころまで待って、無事に中を見ることができたのでした。

教訓:
〇古寺巡礼に出ているような教会は、簡単に行けるところばかりではない。
 行き方を丁寧に調べるべし。
(車では無理で、トレッキングでしか登れないところは初めてでした。)
〇もしここに行ってみようという方は、レッコから登山口までタクシーで行くのがよい。
〇昼過ぎまでに往復できると思っても、水とおやつぐらいは持つべし。

この辺りのトレッキングコースを調べて、
またお天気に恵まれたら、ちゃんとお弁当やおやつ、水持参の上、
1日がかりのトレッキングを楽しみたいと思います。

そのときは、一人ではなく複数がいいなあと思います。
きれいな景色を見てきれい~~~と共感できる人が欲しいので。

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