ぐら姐のよくばりイタリア

イタリアにはまってかれこれ25年。イタリア人て面白い、から始まって、イタリアは美味しい、イタリアは美しい、イタリアの田舎が素敵、イタリア美術や建築も面白い…とずぶずぶ深みにはまっている私「ぐら姐」のイタリアなんでもありのブログです。

カテゴリ:州別 > ロンバルディーア州

’14年のリタイア記念初夏の旅のことを書いてから、
その前の旅行は’13年~’14年の冬の旅だわと思って書きましたが、
なんと’14年は3月にも小旅行に出ていたのでした。
今日から、その旅行のことを書きます。

友人のペコさんと私の姉との3人旅です。
私の我儘でトスカーナの古寺巡礼の旅につきあってもらったのです。

羽田からの深夜便でフランクフルト経由フィレンツェ到着が9:15。
黄色い花が一面に咲いているのが見えました。
荷物が出るのを待って、ホテルまでタクシーで行きました。
空港から旧市街までの料金は定額で20€。
荷物1個につき1エウロなので追加料金は3€で、合計23€。

ホテルに着いたのが10時前で、まだ部屋の準備はできていないというので
荷物を預けて街歩きに出かけました。
ホテルはレプッブリカ広場のすぐそばです。
姉はフィレンツェ初訪問なので、まずはドゥオーモへ。
あら、残念。洗礼堂は、修復中でした。
ドゥオーモの中に入るのはいつから有料になったのでしょう。
私が、フィレンツェに1週間滞在したのは’05年で、そのときは無料でした。
今回歩いてみて、あちこちの教会が有料になっていてびっくりしました。

中に入るのに、けっこうな行列ができていたので、後にまわすことにして
先に大聖堂付属博物館を見ることにしました。
実は1度も入ったことがなかったのです。

ここは、かつて大聖堂内部あるいは外部に置かれていた彫刻などを所蔵しています。
でも、ここも一部工事中で、展示は一部だけでした。
ミケランジェロのピエタ
洗礼堂の「天国への門」
あっという間に見終わりました。
チケットが、ドゥオーモ、鐘楼、クーポラ、博物館等全部込みで10€だったので
次は、クーポラに上ることにしました。
ここも結構な数の人が並んでいましたが、日を改めても並ばずには無理でしょうから
仕方なく並ぶことに。(続く)

とうとう帰国の日になってしまいました。
お昼前にチェックアウトすればいいので、朝は余裕があります。

ドゥオーモまでメトロで行き、久々にドゥオーモの内部を見てから
ACミランのメガストアに行きました。

私はユヴェンティーナですが、友人のイプさんがミラニスタで、
もうすぐ誕生日を迎える甥っ子のために、
当時ミランに移籍したばかりの本田の10番のユニを買って来て欲しい

と頼まれていたのです。
彼はもう大学生なのですが、
彼女がイタリアに旅行するたびミラン製品をお土産に買って帰っていた影響で、
彼女に輪をかけたミラニスタなのです。

せっかくなので、彼女と私にも買うことにして、店に入りシャツを見ていると、
カッコイイおにいさんが、何をお探しですか?と声を掛けてくれました。
10番のシャツを3枚、サイズは・・・と伝えると、
胸のエンブレム、袖のセリエAのマーク、・・・全部付けたのがいいですか?ときいてきました。
それぞれつけるごとに値段が上がって行くのです。
せっかく買うのならオフィシャルのものがいいので、全部よ!と答えると
今からそれぞれのシャツに貼り付けるので、10分から15分ほど時間がかかるので
その間どこかで買い物でもどうぞ、とのこと。

近くの靴屋などを覘き(セール中だけど荷物を増やしたくないので買いませんでした)
店に戻るとまだ付け終っていませんでした。
というか、注文のサイズのシャツを3枚そろえて、袖に付けるのが終わったところでしたが、
貼り付けるときのプレス作業が面白かったので、ずっと見ていました。

シャツに板を入れて、皺にならないようにした上に、
HONDAの名前、それから1、0を曲がらないように慎重に乗せます。
そしてボタンを押すと、タイマーがカウントダウンして15秒。
全部終わると1枚ずつ間違いがないことを確認しておしまい。
3枚買ったので、ちゃんとTAX FREEの手続きをしてもらいました。

ホテルに戻り、マルペンサシャトルで空港へ。
プーリアからミラノへ戻った1月1日から、雨模様のお天気でしたが、
この日はやっと晴れでした。
空港から見えたアルプスの山々。
チェックインを無事済ませ、
セキュリティ・チェックを通り、
免税手続きをし(ミランのシャツが3枚あったので、それで免税になったのです)
腹ごしらえを。

空港では美味しいものを期待できないので、
セルフサービスのお店で食べました。
トマトソースのパスタと魚の香草パン粉焼き、インゲンとトマトのソテー。

レジでクレジットカード払いをしようとしたら、
機械が故障しているから、現金にしてくださいと言われ、
現金払いは損だし、次回用に現金をキープしておきたかったので、
それなら、買わないと突き放したら、別のレジで手続きしてくれました。

フランクフルトまでのフライトは、窓際の席。
飛行機の陰のまわりにまあるい虹が見えました。
フランクフルト空港ですることは、ただ1つ。
ビールとソーセージ!!!
さあて、夏はどこにいこうかなあ、と次の旅行に思いを馳せながら成田に戻ってきてしまったのでした。

これにて、'13-'14の冬の旅行報告を終わります。

さて、晩ご飯の時間です。
この旅行の、ちゃんとした店で食べられる最後の食事はガッツリと、
と思ってOsteria del Trenoという店へ。
"Osteria d'Italia"のスマホアプリで検索して
宿から近くて美味しそうな店を見つけたのです。

予約の電話を入れ、20時からなのにフライイングで5分前に着き、
ドアを開けようとしたら鍵がかかっていましたが、
その音に気がつき、いいよって入れてくれました。
だあれもいません。(当たり前)
いい感じの店内です。
デッラカーサの赤は、ドルチェットでした。
パン
この日は、前菜無し、プリモはトマトとサルシッチャのパッケリ。
ここのパッケリは特に大きいように思ったのは気のせい?
仕上げに垂らしてあるオリーブオイルの香りがよくて、美味しかった~

開店して30分もしないうちにほぼ満席になりました。
セコンドに牛頬肉ボッリート(茹でたもの)。
デーンと出てきました。
ニンジンとセロリは軽く茹でてありました。
角度を変えてアップにするとこの厚さ!
半分に切ってみました。ぷるんぷるんです。
あまりの大きさに食べる前からお腹いっぱいになりそうでしたが
根性を出して完食いたしました。
ソースというか薬味と言うかが4種類あったので飽きずに食べられました。
左からトマトソース、ホースラディッシュのソース、
サルサヴェルデ、そしてカボチャのモスタルダ!

コントルノのフィノッキオとグレープフルーツのサラダがまた山盛り。
これは爽やかなので、もちろん完食。

これでやめればいいのに、
ドルチェはピスタチオとペペロンチーノのジェラート。
チョコチップが添えられていました。
ちょっとピリッとする感じがなかなか~

カッフェで〆て、デッラカーサの赤2分の1L。
お腹を引きずって宿に帰りました。(嘘)

ちなみに、料金は
コペルト 3
水  2
ヴィーノ 7
プリモ 9
セコンド 16
コントルノ 5
ドルチェ 6
カッフェ 1.80
合計 49.80€でした。

高くはないけど、プーリアとは全然お値段が違います。
食べるなら、プーリアは本当にいいですね。

ドゥオーモの横に、この時期ならではのメルカティーノが出ていました。
南の方で見かけるカラフルなお菓子やフルーツ
食品は、プーリアでたっぷりと購入してきたので、
ここでは石鹸だけを買いました。
雑貨屋?骨董屋?
そう言えば、ガッレリアの中央にいつも飾られる
スワロフスキーのクリスマスツリーを見ていなかったと思い出し、行ってみました。
あらあら、がっかり。
今年はツリーではなく、天井がこんなふうに飾られていました。
さて、お宿に帰りますか。
ドゥオーモに、またね!と挨拶をしてメトロに乗りました。

スフォルツェスコ城博物館は、
これまで行かなかったことが悔やまれるほど、
私にとっては面白かったです。
スフォルツェスコ城の門の前の噴水。
最後のミラノ散歩はドゥオーモ周辺。
周辺の通りの、この時期のイルミネーションがきれいなのではと期待していたのですが、
ローマやフィレンツェに比べるととてももの足りないものでした。
これは、いつもこの程度なのか、最近不景気だからこうなのか、よく分かりません。
(トリノは、3年前より寂しくなっていました。これは不景気のせいかも。
でも、それなりにきれいでしたよ。)

ミラノは、せいぜいこの程度でした。
暗くなってきたのでドゥオーモ広場に戻り、クリスマスツリーに近付いてみました。
飾りは黄色いリボンで、それがもっと見えて、さらに灯りもという感じにはならず。
何とか両方写るような角度を探しましたが、他のライトとの兼ね合いでこのぐらいがせいぜい。
続く。

スフォルツェスコ城博物館の続きです。
4世紀から9世紀頃にかけての石の彫刻のコーナー
前日に見たサンタ・ジューリア博物館をを思い出させるような柱の展示。
そして柱頭彫刻の数々
もっともっとあるのですが、このところこれ系をたくさん載せているので、
今回は、これで止めておきます。

この旅の報告が終わってから、
載せなかったものを少しずつアップするときに、
またお気に入りを載せますね。

さて、ここを見終えて、またドゥオーモの方へと散歩に行きます。

昼食後は、友人と別れ、一人でスフォルツェスコ城に向かいました。

アリタリアのフライトが、以前はミラノ行きがもっとたくさんあったので、
ミラノ経由で目的地へと向かうことが結構多かったため、
ミラノには、何度も滞在しているのに、
そしてここの広場を通って外観は目にしているのに、
ここには入ったことがなかったのです。

当時は、建築や美術にほとんど興味がなかったので、
ミラノの観光名所は、最後の晩餐とドゥオーモ、スカラ座、ガッレリアぐらいと思っていて
ガイドブックにスフォルツェスコ城が載っていても、
説明不足と言うか、魅力的なところだとは思えませんでした。

でも、知人が昨年訪れたときの日記を見て、
是非行きたいと思わされたのでした。
彼女の日記のお陰で訪れる気になったのが、
こことサンタ・ジューリア博物館なのです。

見えてきました。
この門をくぐって行くと、中の広場に
2015年に開催されるミラノEXPOの宣伝のための小屋が作ってありました。
小屋には目もくれず、博物館の入り口へと向かいます。
切符売り場は、展示室の一角にあり、その近くにはショップもあって、
奥の方に展示物が見えていましたが、
最初に見るのは、別の方からにしました。
何しろ大きな城で展示も多岐にわたっているのです。
切符売り場のところにあったフレスコ画です。
ミラノ市の紋章に使われている蛇の浮き彫りなどが飾ってあるその奥へ行くと、
古い楽器がたくさん展示してありました。
その後には、武器の展示もありましたが、
あまり興味がなかったので見ませんでした。
その続きは、私好みの石の彫刻などがあるのですが、
それはまた次回。

次の目的地は、アンブロジアーナ絵画館です。
サン・ロレンツォ・マッジョーレ聖堂から歩いて程ないところにあります。
見えてきました。(左側)
1607年に創立され、1609年に世界最初の公共図書館として開館されたのが始まりです。
以後1618年に数多くの貴重なコレクションの寄贈のおかげで絵画館も開かれました。
現在は美術学校も併設されているそうです。

館内は撮影禁止なので、写真はありませんが、
もちろん私の目当ては、カラヴァッジョの「果物籠」
ゆっくりじっくり鑑賞しました。

その後は、ドゥオーモ方向へ向かう道の途中で通りがかりの店で昼食。
1月4日なので、ドゥオーモ近辺で手頃で美味しい店が開いている可能性は低いでしょうし、
それを探すのも面倒でしたし、時間も結構遅かったので、
本当に通りがかりに適当に入った店です。
友人と2人でヴィーノを1本。(これもデッラ・カーサの安いものです)
そしてプリモはペンネ・アッラビアータ。
まあ、そこそこの味で、安かったのでよしというかんじでした。
ここで友人と別れ、私は一人で次の目的地、スフォルツェスコ城博物館へと向かいます。

ブレーシャから戻ったこの日はミラノ散歩、
翌日は午前中少し買い物をして帰国の途につくのです。

ブレーシャから朝戻り、中央駅近くの宿に戻りました。
預けていた荷物はそのままにして、追加で1泊分も預けちゃおうかと思ったら、
朝なのにチェックインさせてくれました。

すぐ出かけて、ミラノ滞在中の友人と待ち合わせているサン・ロレンツォ・マッジョーレ聖堂へ。
1日乗車券を買ったので、メトロ&トラムで行きました。
4世紀末ー5世紀の創建で、ミラノで最古ともいわれ、11世紀改築、
16世紀にバロックに大きく改修されました。
正面には4世紀の創建時にローマの神殿などからもってきた円柱が今も残っています。
この聖堂には、以前入ったことがあるのですが、
目的地に向かう途中で時間がない中ちょっと立ち寄っただけなので
有料のアクイリーノ礼拝堂には入らなかったのです。
で、今回ちゃんと見たいと思ったわけです。

今、写真を見返して見ると、
以前入ったからいいやと言う感じで写真をちゃんと撮ってこなかったようで
アクイリーノ礼拝堂の写真がほとんどで、
聖堂内の写真がほとんどありませんでした。

目指すアクイリーノ礼拝堂に一直線。
皇帝の霊廟といわれたりしていますが、
創建時の様子を伝えていて、4世紀末のモザイクが見られます。
入口の石の門。
美しい浮き彫りです。
その上のフレスコ画。
前室の上方に残るモザイク断片。
礼拝堂内のモザイク「使徒に囲まれるキリスト」
「エリアの強奪」
地下のクリプタにも降りてみました。
特に観るべきものはなく、また上に戻りました。
天井。
礼拝堂を出て、聖堂内にあったフレスコ画などを少し撮りました。
この絵には、解説が置かれていたので、
あとで読もうと思って写真を撮ったのですが、残念読めないレベルの画像でした。
お、これは見れば誰でもテーマが分かる、最後の晩餐ですね。
この日は雨。
この旅行の後半、ミラノに移動してからは曇りか小雨の日々でしたが、
この日はとうとうちゃんとした雨になってしまいました。

雨の中を次の目的地に向かいます。(続く)

ブレーシャのホテルの朝食は、なかなかリッチでした。
こうした普通に見かけるものの他に、
こんなものまであるんです。
アルミカップで作られた、プリン系のスイーツでーす!
私は、パンナコッタをいただきました。
さらに、スプマンテまで!!
このお宿、チェントロからちょっと外れますが、
親切だし、居心地いいし、おまけに朝ご飯がリッチで大当たりでした。

駅までは、メトロで3駅。
最新設備のメトロに乗って行くことにしました。
ミラノに次いでロンバルディーア州第2の人口というだけあって、
歴史的中心部は歩けるサイズでも、住宅街はずっと奥に広がっているのですね。
首都圏の通勤ラッシュとは比べようもありませんが、
それなりに利用客がいました。
こちらは、FSの駅。
FSの列車は、もうこれが当たり前のように遅延。
(幸い20分ほどでしたけど・・・)

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