ぐら姐のよくばりイタリア

イタリアにはまってかれこれ25年。イタリア人て面白い、から始まって、イタリアは美味しい、イタリアは美しい、イタリアの田舎が素敵、イタリア美術や建築も面白い…とずぶずぶ深みにはまっている私「ぐら姐」のイタリアなんでもありのブログです。

カテゴリ:州別 > シチリア州

お宿の庭やリストランテの建物なども撮ってみました。
8時半頃から朝食をいただき、その後はパッキング大会。
飛行機に預ける荷物が、ローマまでは23kg1個なので、
(その後のANA便は23kg×2個。6月発券から1個になったようです)
今回スーツケースの重さを量れる器具を持参したのですが、
イプさんも、ペコさんも活用してくれて、詰めて量っては、追加したり抜いたり。
空港の秤に乗せた時と同じ重さでしたから、かなり正確です。
これ、旅行には手放せなくなりそう。

昼にチェックアウトして、この宿のリストランテへ。
ここ、何も知らずに行ったけど、なかなかよいお店だったのですね。
ゆったりした雰囲気の昼下がり。
コントルノのメニューにあったカポナータと焼き野菜を
前菜として出していただきました。(3人でシェア)
野菜は、ai ferri(筋付き鉄板で焼く)ではなく、
多分薪の直火焼きだと思います。
薪に使っている木にいい香りがあるのか、
何かつけて焼いているのか、
今までイタリアで食べた焼き野菜の中で一番美味しいと感じました。
特に、ズッキーニが何とも言えず美味しかった!
あ、そうかここはズッキーニの産地だったのだわ、とここで朝の散歩を思い出し。

プラネタのシニョーラが美味しいのよ~と言っていたのに
初日に品切れで食べ損ねたエビとオレンジのファルファッレが、
この日はありました!
オレンジのスライスが入っているのかと思ったら、ソースがオレンジの味です。
美味しい、これ!
エビの出汁の味とオレンジの味のミックスされたソースがたいそう美味しい。
エビとオレンジがこんなに合うとは思ってもみませんでした。

セコンドは、シンプルに焼いた牛肉。
これは、1皿を3人で分けました。
このお店、焼き野菜も肉も焼き加減が抜群です。

カッフェで〆て、お会計。
やはりこの日も10%引きにしてくれました。

約束の時間にやってきた車に乗って、パレルモの空港へ。
前日はサルヴァトーレが一人でやってきたけど、
この日はスザンナ一人でした。
夏はお仕事がそれなりに忙しいのでしょうね。

車の中で彼女にお子さんはいるかと聞いたら、
息子が2人いて、2人ともスイスに住んでいると言ってました。
そして、彼らはシチリアを愛しているのだけど、
ここには仕事がないからね...って。
それにスイスをも愛しているから、と。
ママの故郷ですから、子どもの頃からスイスには行っていたのでしょうね。

快適に飛ばす車の中で3人とも眠りに落ち、
気がついたらもうパレルモでした。

車をお願いしたお陰で、
シチリア最後の食事を美味しいお店で楽しむことができたし、
スーツケースを上げたり下ろしたりすることもなければ、
余計な待ち時間もなく楽に移動ができたので本当によかったです。

昔なら、少しでも安くと公共交通にこだわっていたでしょう。
私たちもちょっと大人になったよね、なんて3人で話しました。

パレルモを後にし
ローマに着きました。
’13年冬の旅ももうすぐ終わりです。

海に着きました。
影がながーく伸びています。
朝の海ってきもちがいい。
この辺り、結構大きなおうちが多いです。
面白い木
バナナが生っていました。
花も。
また歩いてお宿に戻ります。
牛を飼っているところもありました。
さっきの羊のところでは、男性2人が干草のロールを転がしています。
2人でもすっごく重たそうでした。
それが合図なのでしょうか、羊さん達が動き始めました。
豚もいるみたいなのだけど、どうやっても耳しか見えません。
私がのんびり寄り道しながら歩いているものだから、
ペコさんが、宿から引き返して探しに来ました。

この日でシチリアを後にし、ローマへ向かい、ローマに2泊した後は帰国です。
まだ空に赤みがあるうちに起きました。
朝食前に散歩に出ました。
普通の自転車だったら挑戦してみたかったけど、
MTBは、自転車超久しぶりの私には抵抗があって、
ここで怪我でもしたらオバカなので。

ぶどう畑の中を歩いて行きました。
葡萄が、もうすぐ収穫できそうなぐらい育っています。
プラネタに行く時に乗った車のスザンナさんが、
これはシチリアに自生している、小麦の原種なのよと教えてくれた植物。
野生のフィノッキオ(フェンネル)
振り返るとお宿が見えました。
羊を飼っているところがありました。
みんな固まって座っています。
ここから自転車専用道路に入ります。
そしてここでお終い。
一般道に出たところにお店がありました。
この辺り、ズッキーニの産地らしく、
黄金の(黄色?)ズッキーニの祭りが8月1~3日にあったのですね。
ダ・ヴィットリオの看板がありました。
貸し部屋もあるのですね。
部屋という漢字も書いてあって、それがへんちくりんで笑えたのですが、
写真だとよく見えません。

海が見えてきました。
つづく。

さて、お宿に戻り、昼寝。
その後は、せっかくジャグジーつきの大きなバスがあるし、
キャンドルも置いてあったのでそれも灯して、バスタイムを楽しみました。
(恥ずかしい部分は写らないようにカメラ位置を工夫しながら、写真撮影会までやりました。)

テラスでコーヒーを飲み、
夜は部屋で適当に食事。
前日プラネタで買った、Dorilliを飲みました。

サン・ロレンツォの日(流れ星がたくさん見えるといわれる)の翌日に当たるこの夜、
テラスに出て、ずうっと星空を眺めていました。

流れ星を2つ見ました。
1つは、東から西へ、アッと声を出すと同時に消え、
もう1つは天辺から南にスーッとゆっくり落ちるように流れました。
とても明るくて大きな流れ星でした。
こんなきれいな流れ星は久々で、願い事をする余裕はなかったけど
なんだかいい事がありそうな気がしました。

店が1時開店なのに、車を12時にお願いしたのは、
早めに着いてまちを散歩しようと思ったのですが、
不思議なつくりのまちで、海岸通りと言うものがありません。

個人の住宅の裏がすぐ海岸で、
しかもその住宅へ通じる道もくねくね山道で、
海岸線と平行になっている道はないのです。

そして店らしきものもほとんどなし。
でも海水浴を楽しむ人々はそれなりにいるのでした。
(この店はダ・ヴィットリオのバールです。)
このバールの中を通って海に抜けます。
なかなか見事な砂の造形。
海岸から見たダ・ヴィットリオ
海はかなり遠浅です。
さあ、そろそろ開店です。
メニューを見て、何しろがっつり食べる気満々ですから、
3人とも45€のお任せコースをオーダーしました。

パン
泡でスタート
前菜が運ばれてきました。
カポナータにカジキマグロも入れた感じのもの。
取り分けスプーンと比較すると分かりますが、大きめに切ってあります。
マグロのカルパッチョ
エビのカルパッチョ
揚げ物ミックス
鰯に、鰯のすり身を貼り付けたものがとっても美味しかった!
ポルティチェッロのフランコの店の鰯団子もそうだけど
シチリア人は鰯料理がとても上手です。
もう1つは、美味しかった記憶はあるのですが、
何の揚げ物だったか忘れました・・・
ここまでが全て前菜。

そしてそして、楽しみにしていたウニスパ~~~
うんま~い!
トマトがちょっと入っているのは、
プローチダ島の大好きな店ゴルゴーニアと同じです。
ここのはペペロンチーノも少し入っています。
ガツンとくる旨さ
シチリアでウニスパが美味しいと思ったのはこれが初めてぐらい。
(いや、以前1度感じたことがあるのですが)

イタリアの美味しいウニスパは、これまで
ロ・スコーリオ(マリーナ・デル・カントーネ)と
ゴルゴーニア(プローチダ島)のものが私にとっての双璧でしたが、
ここのものが加わり、イタリアベスト3になりました。
この3つそれぞれ個性が違うのでどれが1位とはつけられません。

当然、ヴィーノが1本で済むはずはなく。
セコンドは焼き物ミックス。
伊勢海老、赤海老、ヒメジです。
焼き物なんてどこも同じと思ってはいけないということを再認識させられる味。
この店の焼き加減、塩加減が抜群で、感動の美味しさでした。
3人とも完食。

〆のフルーツ
どうってことのないマチェドニアに見えますが、
どのフルーツも完熟で美味しーい!

イプさんのソルベット・アル・リモーネ
ところで、私たちのとなりに1人で食べにきている女性。
ミックス前菜、パスタ、そして3人ぐらいで食べるといいようなサイズの焼き魚を
見事にペロリと平らげていました。

魚の食べ方が美しく、小骨もナイフ・フォークで見事に取り除き、
身はすべてきれいに食べているのです。

オーダーの時には、あれこれと細かな注文をつけ、
どの食べ物も味を確かめながら、店の人にまた何か言っていて、
もしかして、この人はレストランガイド本の調査員?
という印象でした。

私たちが店を出て車を待っていると、彼女も出てきて、
裏手で食事をしている店の人に何か話していました。
車が約束の時間にやってきて、お宿に帰りました。

朝食後、前日の結婚式の車を明るいところで撮ろうと思ったら、
残念、花がもう外されていました。

これチンクエチェント(500)かと思ったらセイチェント(600)でした。
600をさらに庶民的にしてできたのが500なのだそうです。
おもちゃみたいで可愛くて、いっぱい写真を撮っちゃいました。
シンプルなハンドルやスピードメーターもいいですね。
赤いシートもカワイイ!
懐かしい三角窓!(若い方たちはご存じないでしょうが)
車内の吊り革!
おもちゃのようなボタンたち
ここの宿には、自由に使えるMTBがあります。
ペコさんとイプさんは、MTBに乗って、海の方へと出かけていきました。
私は自転車に乗るのはちょっと不安があるので
(子どもの頃親に自転車は禁止されていたので、
大人になってちょっと乗ってみて乗れるようになったのですが
車と一緒の道は怖いのです)

独りでテラスで本を読んだり、日記を書いたりしていました。

やがて二人が帰ってきて、ポルト・パーロの海まではとても近いこと、
自転車専用道路があること、
歩いてもおそらく30分はかからないだろうこと、
この日のお昼を食べる店も見てきたことなどを話してくれました。

昨日乗った車を12時にお願いしていたので、
ちょっとお洒落して、ポルト・パーロまで車で行きました。
食べたいと日本出発前から焦がれていたダ・ヴィットリオ。
「シチリア・美食の王国へ」(池田匡克 著)にも出ているのですが、
私はこの人が紹介する店は当たり外れがあると思っていて
それよりも別な方が書いているシチリア食べ歩きブログで見て、
何が何でも絶対に食べてみたいと思ったのです。

そのポルト・パーロのまちやリストランテのことは、また次回。

ぶどう畑の中の素敵なお宿での目覚め。
テラスからの眺めです。
だんだん明るくなって行くのを眺めてしばし。

8時に朝食を摂りにいきました。
ここ、すごいです。
甘いもの系の充実度が半端ない。
フルーツもたっぷり
甘くないものも少しありました。
ほかにパンとハムも少々。(遅くなってから出てきたので写真を撮っていません。)

私は、甘いものはどうでもいいのですが、
最初に上が緑色のと白いレモンのケーキを食べたら
ものすごく美味しかったので、全種類食べてみました。

ケーキは他の宿泊客もけっこう食べるので、
小さくなると他のと一緒盛りにされ、
また追加のケーキが出てきていました。
これ、きっとレストランの方から来ているのですね。

自分でも信じられないほど、朝から甘いものをがっつりといただきました。
つづく。

宿に戻るとまもなく、中庭で結婚式が始まりました。
そう言えば、チェックインのときに、
今日はここで結婚式があるのよ、って言ってましたっけ。
他人事なのに興味があって、いっぱい写真を撮ってしまいました。
はじめは2階から撮っていたのに、下に降りていって。
風船に2人で針を刺すと、天辺の大きな風船がパーンと割れて、
中の小さなハート型の風船が空へと上って行きました。

式が終わると、今度はアペリティーヴォが始まりました。
2階に戻って、上から撮ってみました。
空には三日月
このお宿のリストランテはなかなか美味しいと評判のようで、
夜は予約を入れていました。
プラネタの見学のときに、応対してくれた女性が
「あのお宿のリストランテのエビとオレンジのファルファッレが
とっても美味しいのよ~」と遠い目をしたので
絶対それを食べようと。

一旦外を通って行くのですが、結婚式のための車がありました。
さて、店に入り、早速それをオーダーしたら、
なんと、今日はありません、ですって!
残念!!!

でも他にも美味しそうなものはあったのでオーダーをしました。
カンティーナで試飲して、
その後グラニータをブリオッシュに挟んだものを食べたので
前菜1皿を3人でシェアして、あとはプリモを1皿ずつ。

サラミ、チーズなどの盛り合わせ
ヴィーノはボトルでいただきました。
ペコさん、イプさんの烏賊墨ソースのスパゲッティ
私は、魚のクスクス
これが美味しいのなんのって。
暗いので写真では分からないでしょうが、
クスクスに魚が入っていて、スープも魚のスープなのです。
クスクス自体に魚の美味しい味がしみているのに
さらにすっごく美味しい魚のスープをかけて食べると言う贅沢。
今まで似たようなものを食べたことはあったけど
これほど美味しいクスクスは初めてでした。

結婚式のほうは、アペリティーヴォがようやく終わり、
着席の食事が始まったようです。(写真奥の方)
部屋に戻り、テラスで星を見ながらたくさん話をしてから眠りに就きました。

早速テイスティングが始まりました。
白は、まずCometa'11
コメータは、フィアーノ種の葡萄から作られる
しっかりした味なのに爽やかな味わい。
次は、CHRDONNAY'11
コメータを飲んだときにすごく美味しいと感じたのに、
このシャルドネの味わいが素晴らしくて、
花や蜂蜜のような香りやバニラ香、そして樽香。
ほどよい酸味と力強い味わいで、おいしーい!!!

思わずほころぶ私たちの顔を見て、
プラネタのシニョーラも、飲んでないのに顔がほころび、
「でしょー。私もこれが一番好きなんです。」と言っていました。

彼女によると、これの'95年(プラネタが初めてワインをリリースした年)
のものを飲む機会が最近あったそうで
えも言われぬ美味しさがあったとのこと。
私も、買って帰って25年ほど置いておこうかしら。
それまで生きているのかしら。

生きていたとしても、この時の記憶はないのかもしれないな
なんてことを考えちゃいました。
ともかく、やっぱりシャルドネは好き。

白の3種類目は、なんと今年初リリースのEruzione1614、'12
日本未入荷です。
Eruzioneとは噴火という意味で、
エトナ山の1614年の大噴火を名前にしちゃったわけです。
葡萄は、Carricanteという初耳のものに、
リースリングを10%入れています。
カッリカンテについて調べてみたら
「シチリア原産で、カターニャで栽培される白ぶどう。
ドライで豊かな香りが抽出される。」とありました。
爽やかな飲み口でした。

続いて赤。
Dorilli'11
ネーロ・ダーヴォラ70%、フラッパート30%
シチリア唯一のDOCG「チェラズオーロ・ディ・ヴィットリア」の1つです。
バリックで8ヶ月熟成させているそうです。
ネーロ・ダーヴォラは、プーリアのものをよく飲んでいるのですが、
ここのはフラッパートも入れてあるので、柔らかいというか
少し軽いというか、強烈な感じはありません。
肉だけでなく、赤身の魚や、青魚にも合いそうな感じ。

2つ目は、MERLOT'11
バリックで14ヶ月熟成させた後、ボトルで1年熟成させています。
滑らかな舌触り、控えめなタンニンの味わい深いワインです。
私、けっこうメルローも好きなので、
これもとても美味しくいただけました。

そして3つ目は、BURDESE'08
カベルネ・ソーヴィニヨン70%、カベルネ・フラン30%
バリックで15ヶ月、ボトルで1年熟成させています。
カベルネ好きの私とイプさんにとってはこれはもう文句なし。
口に含むだけで幸せな気持ちになれます。

プラネタはシチリア全土6箇所にカンティーナをもっています。
このサン・ブーカのウルモがスタートの地。
そしてメンフィのディスペンサ
ヴィットリア、ドリッリ
ノート、ブォーニヴィーニ
カスティリオーネ・ディ・シチリア、ラ・バローニア
エトナ、フェウド・ディ・メッゾ

試飲した6種類のうち、
白②と赤②は、ウルモ
白①と赤③は、ディスペンサ
白③は、フェウド・ディ・メッゾ
赤①は、ドリッリ
で作られています。

実は撮り忘れましたが、最後にパッシート・ディ・ノートも
味見させてもらいました。
食後酒です。

最初に事前申し込みをしたと書きましたが、
実はシチリアの食べ物付きの試飲(20€)をお願いしていたのです。
ところが、何か行き違いがあったらしく、
ここの担当の方は、それを把握していなくて、
普通の試飲(12€)になってしまいました。

終わる頃にそれが分かってまあよしとしたのですが、
せっかくですからカンティーナや畑も見たいわけで、
お願いして見せていただきました。

20€の試飲なら、多分こちらのテーブルで供されたのでしょう。
↓この3人の兄弟がプラネタの創始者です。
最後にワインや関連グッズを買って、帰路につきました。

私のことだから、何本買ったの?と思うでしょ。
部屋飲み用に1本、お土産は2本だけです。
2本とも白、コメータとシャルドネ。
辛抱して辛抱して、何年待てるでしょうか・・・

なぜお土産が2本かと言うと、これを買ったからでーす!
プラネタのオリーブ・オイルです。
なんと3L!
ワインはこの頃日本でもすごく高くはないし、
オイルは確実に家でたくさん使うので、この際缶入り!と思って。
根性でちゃんと日本まで持ち帰りました!

帰りがけに、スザンナさんがメンフィでグラニータを食べる?
と言ってくださったので、もちろん3人ともSi'。
スザンナさんが店の人にお願いしてくれて、プラスプーンに1なめずつ、
何種類か、彼女のお薦めを味見させてくれました。
私は、これだけでも満足だったけど、やっぱり買わないとね・・・
ということでピスタチオのグラニータを
シチリア風にブリオッシュに挟んでもらいました。
(旅先からこの写真だけ載せましたね)
グラニータなのに濃厚なピスタチオの味がして、激旨でした。

サルヴァトーレさんが、店主のジュゼッペさんをわざわざ呼び出して
私たちに紹介してくれました。
ほんとに食べるの大好き、と言う感じの方でした。

さて、メンフィの素敵なお宿に荷物を置いて、
トラスポルトの車に乗ってサン・ブーカに向かいました。
ご夫婦でやっている、個人ツアー向けの送迎&観光ワゴン車なのでした。
ご主人が運転担当、奥様が案内担当(英語ができるので外国人もOK)のようです。
サン・ブーカに向かうときに翌日のポルト・パーロへ行くときの足もお願いしたら、
ポルト・パーロは近いらしく、1人5€とのことでした。


あさってはどうするの?と訊かれたので
パレルモへ向かいローマに飛ぶのだと言ったら、
パレルモまでも自分達の車で行ったらどうかとの提案。
3人で120€でいいわよ、と。

この料金設定が微妙に上手なんですね。
だってパレルモにバスで行くにしても、
宿からメンフィのまちまで車が必要だし、
メンフィからパレルモ空港までのバス代は
たいしたことはないでしょうけれど(せいぜい20€ぐらい)
バスは12:30発しかなく、ローマへの航空便は19:15発なのです。

彼らに送迎を依頼すれば、午前中ゆったりすごし、
昼ご飯を宿のレストランでこれまたゆっくり食べて、
それから出ても余裕で間に合うし、1人分にしたら15~20€の違い。
どう考えてもここは彼らの車で移動した方が、
時間が有効に使えるし、楽チンというもの。
私たち3人の相談はたちまちまとまったのでした。

奥様はスザンナさんというスイス人。
彼女がシチリアに旅をして、シチリアに恋をしてしまい、
シチリアに通っているあいだに旦那様のサルヴァトーレさんと知り合い
サルヴァトーレさんの演奏するパン・フラウトに惚れ込み、
そして彼と恋に落ちたのだとか。
サルヴァトーレさんは、シチリアでたった1人のパン・フラウト奏者なのだそう。

車の中でそんないきさつをちょっと恥ずかしそうに話す2人は、
今でもとってもラブラブなのでした。

車の中で、そのパン・フラウトの演奏のCDを聞きながら
走っているうちに、アランチョ湖が見えてきました。
そしてサン・ブーカも。
このまちは、アラブ人がつくったまちなのだそうです。
まちの中もアラブの雰囲気があり、散歩も楽しめそうですが、
何しろ予約の時間があるので、プラネタへ。
サン・ブーカの旧市街入り口の少し手前を右奥方向へと進むと、
アランチョ湖の畔にプラネタのカンティーナがあるのでした。
中に入るとそこはエノテカ。
つづく。

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