ぐら姐のよくばりイタリア

イタリアにはまってかれこれ25年。イタリア人て面白い、から始まって、イタリアは美味しい、イタリアは美しい、イタリアの田舎が素敵、イタリア美術や建築も面白い…とずぶずぶ深みにはまっている私「ぐら姐」のイタリアなんでもありのブログです。

カテゴリ:州別 > フリウリ - ヴェネツィア・ジュ-リア州

ウーディネの載せこぼしもあとわずかです。
最後の夜の散歩の写真。
この店の写真は下の部分を載せたのですが、
今見ると赤いテントの上の方もなかなか素敵です。
ジャコモ・マッテオッティ教会の時計
リベルタ広場のサン・ジョヴァンニ教会のポルティコの灯りを見るとなんだかほっとします。
反対側から。
カステッロへと続く柱廊も夜はまた違った雰囲気です。
こうやって振り返ってみると、どのまちもまた行ってみたいなあと思う私。
昔から、イタリアに限らず、アラスカに行けばアラスカに住みたいと思い、
シアトルに行けばここで暮らしたいと思い、
バリ島に行けばその空気感に癒されてずうっとここにいたいと思っていましたが、
イタリアにはまってからは、ほぼイタリア一筋、
行きたくても行かれない時間がずるずると3年。
その間ウクライナで戦争が始まり、ロシアの上空を飛べなくなり、
円はどんどん安くなって、物価も上がり続け…
ユーロが150円越え!!!秋に行く予定にしていますが、
この先もっと円安がエスカレートするとかなり厳しいなあ…

ウーディネのジャコモ・マッテオッティ広場の一角の花屋さん。
写真を撮っていたら、老シニョーラが通り過ぎて行きました。
イタリアのみならず、ヨーロッパの国々を旅行していると
ほとんどの人たちの歩く姿が美しいと感じます。
姿勢もいいですし。

私が子どもの頃、同級生より頭一つ分ぐらい大きくて
友達と話すときに首を前に傾けて話す癖がついてしまった時に、
母に「首を突き出して歩くのは止めなさい」と口うるさく言われました。
(お陰で意識して直すことができました)
日本では、歩き方について家の人があまり言わない(気にしない)のでしょうか、
美しくない歩き方をする人も多く見かけますね。
欧州の人々の歩き方がきれいなのは、小さい時分に教育されるものなのか
それともそういうものを見て育つので、自然と身に着くのでしょうか。

ウーディネで昼食を摂った店内や料理の写真を載せましたが
店が開店する前に下見に行き、外観も撮っていました。
時間潰しに入った肉屋の入り口の看板。
よく見ると奥の灯りは、中華料理店でした。
このまちのお店の看板と言うか灯りは街並みにマッチしたエレガントな感じです。
長い旅行をしていると、ふと中華の店に入って野菜たっぷりの料理が食べたくなることがありますね。
安いのも魅力。
中華の店にはたいていビールの大びんもありますし。

ウーディネのムゼオで可笑しいと思って撮った写真がこれ。
折り紙で容器を作ろう、と図解してあって、紙も置いてあるのです。
変な話ですが、日本だとちょっと昔に学校で子どもに配っていた尿検査キットの紙コップですよね…
この紙コップに採尿して、小さなポリ瓶に入れて。
置いてある紙は、正方形に切った方が親切だと思うのですが。(大きなお世話)
それなのに、ちゃんと完成したらここのムゼオのスタンプを押してね、ってたいそうな。

ムゼオを出て階段を下りて、リベルタ広場の近くに薬局がありました。
薬局(ファルマチア)って、たいてい格調高い雰囲気のところが多いのですが、
ここはちょっと違う。
文字の青が、違和感はないのだけど、格調高さを感じさせない雰囲気にしているのでしょうか。
でも、ランプはクラシックないい雰囲気。
ジャコモ・マッテオッティ広場の建物。

ウーディネ、リオネッロのロッジアの載せこぼしを。
旅報告で載せたのとは別の窓。
手摺の細工もこまやかです。
ゴミ箱も建物に馴染むデザインと素材。
あっちからこっちを見ても、こっちからあっちを見ても素敵なのは
広場を囲む建物が全部素敵だからなのですよね。
ありゃ、赤いトラックが広場に似合わなかったかも。

今日の載せこぼしは、ウーディネのドゥオーモとその周辺のものを。
中央の入り口は以前載せました。
両側の入り口のところには、紋章のようなものが。
鐘楼
近くの建物。
イタリアで見る鎧戸の色は緑色が多く、他の色もいろいろありますが、
ここのは壁とほとんど同じ色。珍しい気がします。

ウーディネ、リベルタ広場の載せこぼしを。
サンジョバンニ教会の時計塔右のクーポラの上の飾り、
天辺は金属製の旗(風向きで方向が変わるのでしょうか)、
その下の飾りは雪の結晶のようできれいです。
あまりよく見えないかもしれませんが、泉もあるのです。
見えますか?         ↑ ここです。
逆側から撮ると、ドゥオーモの鐘楼が見えました。
時計塔の時計の上の鐘を鳴らす二人の像は、これ以上はっきりは見えませんでした。
ほかにも、気が向いてアップにして撮って見た写真。

ウーディネの載せこぼしです。
旅報告で1枚だけ載せました。
追加を少し。
ドア周りの鉄の細工がきれいです。

POSTE E TELEGRAFI と書いてありますが、
イタリアでも日本でも今は電報を利用する人ってほとんどいないでしょうねえ。
日本だと、入学式とか卒業式の祝電ぐらいでしょうか。

ポストのある窓辺も似たような飾り。
見上げると、絵が。
イタリアにいくと郵便局、銀行、薬局は、古い素敵な建物が多く、
思わず立ち止まってしげしげと見てしまします。
古いものを大切に残す国民性がすばらしいなあといつも思うのです。

載せこぼしシリーズ、チヴィダーレの最後はこれ。
犬の散歩のシニョーレの写真、既載のものと似ていますがちょっと違うものです。
見ていただきたいのは、シニョーレが着ているのが半袖Tシャツだというところ。
そして、この写真を撮ろうとしているときにすれ違った自転車のシニョーラ。
なんとダウンジャケットの前をきっちり首まで閉めて着ています。
ちなみに、私は長袖にもう1枚マイクロフリースを羽織っていたと思います。
(11月上旬です。)
私の最初のイタリア語の先生のモニカが、
イタリア人は個人個人の感覚で、季節感にこだわらずに着るものを決めるので
同じ日に毛皮やダウンを着ている人もいればタンクトップ姿の人もいると言っていましたっけ。

さらに、イタリア語教室で一緒だったとってもお洒落なYちゃんが、
イタリアで薄い皮革製のシャツを買ってきたと話していた時、
モニカが
「イタリア人は革のシャツが大好きなのよ。
肌寒い日は暖かいし、ちょっと暑くなっても不快感がないし、
4月、5月頃はこれ1枚だけ着る男性もけっこういるのよ。」
と言っていたのを思い出しました。
素肌に着たら1日で洗濯せずには気が済まない日本人としては、
えええー、もったいない、と生徒皆が思ったのでしたが、
実際に行ってみればそんな人も確かにいて。
ちなみに、Yちゃんは、Tシャツなどの上に着て大事にしていました。

最後にもう一度悪魔の橋を。

今日も、ドゥオーモ博物館の写真を載せます。
というか、旅報告のときにカリストの洗礼堂が面白くて(素晴らしくて)
たくさん写真を撮ったのに、今見直してみると載せたのは5枚だけだったので、
それこそ載せこぼしなのです。
寄って見て、離れて見て、写真を撮っているときの
私の顔は相当ほころんでいたと思います。
こういうのがお好きな方には分かっていただけますよね。

今日は、チヴィダーレのドゥオーモ博物館の載せこぼしを載せます。
旅報告では「ラチスの祭壇」と「カリストの洗礼堂」を中心に載せました。
他にも私が心を惹かれて撮ってきたものがあるのです。
ここは、小さな博物館ですが、私にとっては心躍る空間でした。
イタリアには、日本からの観光客があまり訪れないところに、こういうところがたくさんありますね。

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