ぐら姐のよくばりイタリア

イタリアにはまってかれこれ25年。イタリア人て面白い、から始まって、イタリアは美味しい、イタリアは美しい、イタリアの田舎が素敵、イタリア美術や建築も面白い…とずぶずぶ深みにはまっている私「ぐら姐」のイタリアなんでもありのブログです。

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夜は、ちょっぴりお洒落して夕食に。
メニューを観て決めていたお店に直行。
7時では、まだ閑散としています。
パン
プリモは、アジアーゴのトルテッローニ、カルチョーフィとイカのソース
トルテッローニが見えないので、アップを。
中にアジアーゴ・チーズの入った大き目の包みパスタで、
カルチョーフィもイカも好物なので、
メニューで見たときから美味しいだろうと思っていましたが、当たり!

セコンドは、白アスパラガスのバッサーノ風。
茹で卵は、丸ごとのが2個乗っていて、うっかり少し崩してから
あ、写真!と気付いて撮りました。
白アスパラガス10本。卵の茹で加減は抜群。

ヴィーノは、4分の1Lの白のデッラカーサをもらったら、
この店はそこそこの格式の店のくせにに、ヴィーノが味気なくて、
せっかくの白アスパラガスなのに、これではイカン!とプリモの時から思い
仕切りなおしにピノ・グリッジョのボトルを1本オーダー。
最初からこれにしておけばよかった。
気合を入れて店に行くときは、ヴィーノはボトルじゃないと、ですね。反省。

ボトルを入れたにしては、お昼の適当な店より小さなグラス。
いくら安めの価格帯とは言え、デッラカーサと同じとは・・・
この店、味はいいけど、サービスはちょっとちょっとな店でした。
前日の昼の店がとっても感じが良かっただけに残念な感じ。

ドルチェの代わりにマチェドニア
カッフェで〆て、宿に帰りました。

6月はいつまでも明るくて、外はやっと暗くなってきたところ。
さて、翌朝はボローニャに移動です。
安いB&Bでしたが、朝食のサロンはなかなかいい感じ。
自分でカッフェが淹れられるネスプレッソのような機械もありました。
見残したところもあるし、
市場で食材を買って作って食べたいし、
このまちにもまた戻ってこなくちゃ、という気持ちで次のボローニャへと向かったのでした。

まち散歩の写真の続きです。
サン・ニコロ教会。11-14-15-16世紀と表示がありました。
閉まっていましたが、外観だけでもよくみると素敵なところでした。
老朽化して危険だから補強しているのでしょうか。
川沿いの鴨ちゃんズ
カルミネ聖堂は残念ながら閉まっていました。
何時に開くのか、その表示も見つからず。
しかたがないので、部屋に戻り、遅い昼寝をしました。

この旅行の間に、このパドヴァを皮切りに、あちこちで満開のジャスミン見かけました。
ジャスミンの写真を見ると、これからずっと後も、
あの華やかな匂いが思い出され、この旅行のことも思い出すような気がします。

ダルメシアン2匹を連れて散歩中のシニョーラ。
聖アントニオ聖堂に着きました。
聖アントニオは、パドヴァ縁の聖人で、
溺死した女性や、彼の妹の子どもを生き返らせたり、
嫉妬に駆られた夫に刺された妻の傷を癒したり、
切断された若者の足をくっつけたりという
数々の奇跡を行なったとされる人であること、
奇跡は、彼が亡くなっても遺体の周辺で起こり、
そして巡礼者が集まるようになり、
それが今でも、イタリア中から巡礼者を集めているのです。

その聖アントニオの遺骸を納めた棺の他に、
舌だけのミイラが残っていて、
舌だけが残っているのは、聖人の中で彼だけであり
いかに神のことを良く述べ伝えたかを示すと言われているのだそうです。

この日もたくさんの巡礼者が。
観光バスでやってくる人たちも大勢います。

中に入って写真をたくさん撮ったのですが、最後の方になって、
ノー・フォトと言われました。
入り口に表示があったのでしょうか。気が付きませんでした。
せっかく撮ったので、いずれたっぷり時間のあるときに載せることにします。

聖堂の前にあるドナテッロ作「ガッタメラータ騎馬像」(1453年)
高いところにあるので、近付くと上が見えない...
聖堂の近くの店で売られていた、ヨハネ・パウロ2世のフィギュア
高さ20cmぐらいので124€もしていました。

また中心部に戻る途中でパスタのみの昼食。
適当な店に入りました。
ごくありふれたパスタだけど、
グラスでもらったヴィーノの盛り(?)がよくて嬉しい♪
一口グビリと飲んだ後でこの量。
その後は散歩。
つづく。

屋内は、フィレンツェやトリノの市場と同様に、肉屋や魚屋が入っています。
鶏肉屋の店頭にアヒルの風船(?)が。
これ、本当に風船みたいにふわふわ浮いている感じで、
脚がペラペラの紙のようなものなのですが、
底面におもりが付いているのでしょうね。
こんなカワイイのを見ると、鴨肉が食べられなくなっちゃう・・・(ウソ)

こんなサラダバーみたいなお店もありました。
ああ、ここでキッチン付きに3泊ぐらいにすればよかった・・・
(その後のフォリーニョでは、市場を見なかったのです)

久々に、聖アントニオ聖堂も見ようとそちらに向かいます。
気の向くままに小路に入ると、ゲットーのエリアに。
1本ずつ石が違う円柱。
聖アントニオ聖堂に向かう途中にあるサンタ・マリア・デイ・セルヴィ教会にも立ち寄ります。
面白い扉です。
何か大きなものを出し入れするときは、この周りの木の部分も開くのでしょうね。

あら残念。ドナテッロは修復中。
十字架はあるのに、そこに架けられているはずの像が不在。
内部を気の向くままに撮ってみました。
さあ、聖アントニオ聖堂に向かいましょう。つづく。

翌日は、まずはスクロヴェーンニ礼拝堂の予約を取りに行きます。
(スクロヴェーニと書かれることが多いようですが、scrovegniなので、
gniとniの違いを意識して、あえてこう書きます。)

途中で見かけた観光船。
ブレンタ川沿いにあるヴィッラを眺めながら海の方まで行く船があるとききましたが、
それでしょうか。

この日は月曜日で、美術館は休みですがスクロヴェーンニ礼拝堂は見られます。
小学生の団体が来ていました。
小学生の頃から、こんなすごい作品に触れるのって、
このときには分からなくても絶対にいい影響があると思います。
いいですねえ、イタリアの子ども達は。
(日本の学校も頑張っていると思うけど、芸術作品の質量共に差があります)
予約しなくてもすぐ次の回のチケットが取れて
(人数限定、事前にビデオ視聴15分、鑑賞15分なのです)
財布にお金をしまいながら礼拝堂に向かって行くと、
小学生の少年が、「シニョーラ、これを落としましたよ」と、
2€硬貨を届けに走ってきてくれました。
いい子ですね。

庭には、見事な大輪を咲かせているマニョーリア(マグノリア)
ビデオを観て、ジョットのフレスコ画の世界に身を浸しました。
聖母マリアの生涯とキリストの生涯を描いたもので、
観たのはこれが3回目ですが、観るたびに感動がより深くなります。
(撮影禁止なので写真なし)
15分では足りない!せめて30分はほしいところです。

その後のまち散歩で、前日閑散としていたエルベ広場に行ってみました。
市が立ち、いつもの活気が戻っていました。
ありました、白アスパラガス!
近くのバッサーノ・デル・グラッパが有名産地なので、
絶対あると思っていたのです。
こんなバラ売りの安いのも。
ここのが一番立派な感じ。
実は、この日はバッサーノまで出かけようかと思ったのです。
もちろん白アスパラガスを食べに。
でも、前日の散歩で、白アスパラガスのメニューがあるのを見つけたので
この日はパドヴァでゆったりすることに決めたのでした。

ほかにも美味しいそうなものがたくさん!
中にも入ってみます。それはまた次回。

ヴェネツィアでの夕食を私だけ先に席を立ち、
ひとりサンタ・ルチア駅に向かいました。
ヴァポレットの所要時間が多分20分ぐらいでしょうと言われ
その気になってぎりぎりまでいたのですが、
結局ヴァポレットは30分かかり、
駅についたのは列車の出発時刻の22:09。
去っていく列車が見えました。
こういうときに限って列車は定刻で発車して行くのですね…泣。
(店の場所が徒歩でサンタ・ルチア駅まで行くのは難しい位置でなければ走って間に合ったのに…)

そしてその次は2時間近く間が開いて、なんと0:08発のICなんです。
乗車券は持っているのでICの急行料金分だけを自販機でどうかうのかが分からず、
切符売り場の窓口はもうクローズ。
どうしよう?まあ車掌が来たら事情を話せばなんとかなるでしょう、
だって所要26分のレジョナーレヴェローチェ(料金は変わらない快速のようなもの)より時間がかかるICなですもの・・・
って勝手な理屈を考え。

2時間を駅で待つのは嫌なので、1時間半ぐらい近くのバールでドリンク1杯で粘りました。
そして少し早めに駅に行き、ホームに入っていた列車に乗って。
絶対に乗り過ごさないようにしっかりと緊張感を持って乗りました。
0:38にやっと到着。
車掌は来なかったので、切符は普通乗車券で済んでしまって。
駅前は人気はないけれど明るくて、怖い思いもせずに無事宿に戻りました。
駅から近い宿にしてよかった!
さて、夜のヴァポレットから撮ったヴェネツィアの夜景です。

初めてヴェネツィアを訪れたのは’94年のことでした。
その時は、サン・マルコ寺院の中に入りましたが、
それ以降何度もヴェネツィアを訪れ、その度にサン・マルコ広場には足を運んでいるのに、
サン・マルコ寺院の中には入っていません。

この旅行に出る前に、塩野さんの「ルネッサンスの女たち」を読みました。(今頃、なのですが)
4人目に描かれている、ヴェネツィア人にしてキプロス王妃のカテリーナ・コルネールの章の
ヴェネツィアの描写を読みながら、サン・マルコ寺院をもう一度見たくなったので
今回ちょっと来てみたというわけです。
「イタリア古寺巡礼」にも出てきましたし。

ファサードの上の方は修復中でした。
1204年、ヴェネツィア軍が第4次十字軍でコンスタンティノープルを占領した時に
略奪してきた4頭の馬のレプリカ。(本物は、美術館の中に展示されています)
サン・マルコ広場に立ち、寺院を見ると
私はその全体の形や無数の尖塔に目を奪われ、
部分部分をよく見ることはしてきませんでした。

今回ちゃんと見ようと思ったら、修復中なわけで。
それでも、見えるところだけ撮ってみました。
3つの窓の模様が全部違って、それぞれがとても素敵です。
入場は午後5時までなので、中には入れません。
中では、ミサが行われていて、予約客が入る横の入り口が開いていて、
ちょっとだけ中の通路の辺りを観ることができました。
床のモザイク
そしてナルテックス(玄関の間)のモザイク
今度ヴェネツィアに行くときは、予約して中に入りたいと思います。

外に出ました。
待ち合わせのリアルト橋の方へと歩き、少し時間があったので
ちょっと1杯。
その後、待ち合わせ場所でYukoさん、Yukoさんの連れの方、
Yukoさんのお友だちでヴェネツィア在住のご夫妻、総勢5人でアカデミアの方にある店へ。
なかなか居心地のよい雰囲気のお店です。
この店は、1皿の盛りがすっごく多いとかで、
ひとまずハム・サラミ・チーズの盛り合わせと魚介の前菜の盛り合わせをいただき、
その後お腹の様子を見て続きをオーダーすることにしました。

ほんとにすっごいボリューム
これは、ヴェネツィア在住ご夫妻のイタリア人の旦那様の前菜(ブルスケッタとポテチ)
何しろ食事を始めたのが8時半ごろでしたから、お話しているうちに、
もう帰る時間になってしまい、退席して駅へと向かったのですが、
結局乗り遅れて遅ーい電車に乗ってパドヴァに帰りました。

ヴェネツィアは、すごく好きなまちというわけではないので
次にいつ行くかは分かりませんが、そのときは本島に泊まって、
ゆっくりと食事をしたいと思います。

ヴェネツィア大好きなYukoさんがちょうど滞在中だということで
夕食を共にする約束をしているので、
早めにヴェネツィアに出かけて、
散歩を楽しむことにしました。
駅から、サン・マルコ方面へ。
あっちこっちにリアルトとかサン・マルコとか書いてあるので、
それを時々見ながら、適当に足の向くままに歩きます。
サン・マルコ広場に出ました。
今日は、何も書かずに写真ばかりを載せました。
これまでとちょっと違った目でヴェネツィア散歩をしたので。

この時期にヴェネツィアを訪れたのは初めてで、
気候もいいし、観光客の数もほどほどで、気ままに歩くのには最適でした。
ヴェネツィアに泊まるのでもよかったなあ、とちょっと思ったりして。

ミラノに2泊した後は、パドヴァに2泊しました。
行程の3分の2は1人なので、宿代を節約したくて、
駅から比較的近いB&Bの、共用シャワー・トイレの部屋にしました。
(1泊40.50€)

その昔イギリスやドイツでは共用シャワー・トイレに泊まったことがあり、
別に困ったことはなかったので、イタリアでも大丈夫だろうと。

行ってみたら、シャワー・トイレは部屋からすぐ近くだったし、
3室で共同使用でしたが、1室は空いていたこともあり、
使用する際まったく重なることがなかったので、
部屋にあるのとそうそう変わりはありませんでした。

私の部屋
宿の名前がCASA MARIOというのですが、
この方がオーナーのマリオさん。
「その昔バックパッカーで、世界を放浪していました」風な男性です。
2歳だと言うワンコがなかなか可愛いヤツでした。
こういうおっきい犬、大好きです。

さて、まち散歩に出ます。
ポンテ・モリーノ門
ポンテ(橋)と付くだけあって、手前は橋です。
橋からの眺め
パドヴァは、2004年に1度立ち寄り、その後1週間滞在したこともあります。
今回3回目になるわけですが、このまちに来たら、
スクロヴェーンニ礼拝堂は絶対に観たいわけで。
行ってみたら、遅い時間しか予約が取れないというので翌日見ることにしました。

以前滞在したアッパルタメントのある懐かしい建物
老舗のカフェ・ペドロッキの前を通過
5月初め東京で観たイタリア映画祭の「マフィアは夏にしか殺らない」(LA MAFIA UCCIDE SOLO D'ESTATE)のポスターがあったのでびっくり。
DVDの発売なのでした。
到着した日は日曜で、エルベ広場には市も出ず、
その周辺も閑散としていました。
少し歩いたところで、よさげな店を見つけたのでランチ。
アンティパストを迷っていたら、オニイサンが
「今日のお薦めは、(メニューには無い)ブッラータとプロッシュットです。」と言うので
それにしてみました。
うま~
さすがに前日食べたスーパーのブッラティーナとは味が違う!
中身がトロ~リ。
この一皿でワインが1本飲めますねって感じ。
(そんなには飲んでないです!2分の1リットルでした。)

プリモは、グリーンアスパラガスと海老のパッケリ
これもなかなか。

食後は、散歩してから宿に戻り、その後Yukoさんたちと合流するためヴェネツィアへ。
(つづく)

私は、マルコ・パンターニのことは全然知らなかったのですが、
昨年、死因をもう一度調査するというニュースで知りました。
本当に人気があるのですね。
駅の隣にこんな展示場がありました。
残念ながら、この日は閉まっていました。
ガラス窓ごしに中をのぞいて写真を1枚。
チェントロの案内板にも。
さて、まち歩きです。
チェゼナーティコの運河の周りの様子です。
美味しそうな魚介の店がたくさんありました。
でも、あら?あらら?
橋の欄干の毛糸のおくるみがない!
えーっっ!雨だから、外したの?
と思ったら、後から聞いた話では、私が行った時には、もう全部外す時期だったらしく。
残念・・・

でも、船の上のプレゼーピはありました。
運河にたくさんの船、それらが全部プレゼーピで飾られているのですが、
きっと暗くなってライトアップされてからの方がきれいなのに違いありません。
それまでずっと外にいるには、雨と風のせいでその気になれず。
そういう人のために(という訳ではないでしょうけれど)、
ちゃんとアイリッシュパブがあるのでした。

入っていくと、もう15時を回っているのにお食事ですか?と聞かれました。
いえビールだけでと言ったら、それでももちろんOKで窓際の席に着きました。
店はちょうど昼食をとる客が一段落したところで、
やっと店の人が食事をするところなのでした。
ピッツァやフライドポテトなどを食べていました。

暖かい店内でいただく冷たいビールの心地よさ。
窓を背景にもう一枚。
本を読みながら、外がだんだん暗くなってくるまで、
この店でゆったりと過ごしました。(つづく)

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