ぐら姐のよくばりイタリア

イタリアにはまってかれこれ25年。イタリア人て面白い、から始まって、イタリアは美味しい、イタリアは美しい、イタリアの田舎が素敵、イタリア美術や建築も面白い…とずぶずぶ深みにはまっている私「ぐら姐」のイタリアなんでもありのブログです。

カテゴリ:ジャンル別 > バカンス

海辺







普通の生活感があるまち









とっても美味しかったカジュアルな店



市の立つ広場もありました。

キアーバリはなかなか居心地のよいまちでした。

'09年にちょこっと立ち寄りました。
立ち寄ったというよりは、ピエモンテ州カネッリの馴染みのアグリトゥーリズモのご主人と待ち合わせただけなのですが。
アルベンガに滞在中に彼に連絡したら、うちには来ないのかと言われ、
それは無理と言うと、アンドーラに奥様所有のリゾートマンションがあるからその辺で一緒にご飯を食べようということになったのです。
アンドーラのバールで待ち合わせました。

ちなみに、そのリゾートマンションは、アンドーラに一番先にできたのを彼女のお母さんが買ったのだとか。
当時は安かったのに、今ではすっかりリゾートマンションが建ち並びとっても高くなってしまって買えないよと話していました。

待ち合わせにちょうどいい電車が無くて早めに行ったので、
海辺に行ってみました。



待ち合わせは、メインストリートの一番ビーチに近い一等地にある、クラシックなバールなのでした。



座ってドリンクをいただいているところへ、
アグリのご主人G氏が水着にシャツを羽織り、くるくる巻きにしたゴザを抱えて現れました。
前夜仕事を終えてから夜中に車を飛ばしてきて、この朝ひと泳ぎ&日光浴をしてきた後でした。

早速奥様のマンションへ。
なんとバールの向かい側の超一等地に有るのでした。
中にアペリティーヴォ(食前酒)を用意してくれているのですが、
その前にG氏の車でフラントイオ(搾油所へ)に連れて行かれました。
’07年に車で連れて行ってもらったところです。
(写真は’07年3月のものです)



そこでG氏は自分のところで使うオイルなどを買い、ついでに私たちもオリーブオイルやオリーブやアンチョビなどを買いました。普通のお店で買うより、かな〜りお買い得。

奥様のマンションに戻って、アペリティーヴォはカルロ・ガンチャのスプマンテ。(もちろん、クラシック製法で作ったもの)
つまみは、マグロとカジキマグロのカルパッチョ。
友人は写真を撮っていたのに、私は撮らずじまい。なのでここに載せられません。(ちょっぴり後悔)

奥様も来てくれていました。彼女は、朝になってから別の車でやってきたようです。
そしてチェルボの美味しいお店へと向かったのでした。
(それはチェルボのところで改めて書きます)
アンドーラについてはこれだけです。

’09年夏に行きました。

アルベンガは、ジェノヴァから海岸線をフランスとの国境に向かって西に向かう真ん中よりややフランス寄りに位置しています。
アルベンガに行きたいというよりは、夏のバカンスをリグーリアで過ごそうと決め、
ちょうどいいキッチン付きの宿を探しまくったのです。

ちょうどいいというのは、
公共交通利用が可能(私たちでも駅から歩けるかよいバス便がある)、
キッチン付きの手ごろな宿がある(手頃=清潔・安全・ほどよい料金)、
手頃に遊べる海またはプールがある、
近隣にちょっと遊びや観光で訪れるとよさそうなまちがある、
というようなことです。
その結果アルベンガのこの宿に行き着いたのでした。

この黄色い家の2階が私たちが借りたところ。

モノロカーレ(DK付きの1室)ビロカーレ(もう1室有り)の2タイプ有り、
1階にモノロカーレ2つ、2階にビロカーレ2つが入って1棟です。
なぜ2階がビロカーレになるかというと、屋根のとんがりの部分がロフトになっていて、ダブルベッドとクローゼットがあるのです。



なかなか広い敷地でした。

プール

これで駅から15~6分で歩くことができるのですから、この宿今振り返っても最高でした。

あら。まちの様子が全くないですね。
旧市街があり、とてもいいところだったのです。
それはまた次回。

ここを訪れたのは'14年6月のこと。

その時に途中から合流してプーリアを旅するmさんは、
当時すでに大学生の息子さんがいる年齢にもかかわらず、
趣味で飛び込みをやっている方で、
彼女からプーリアの海に行きたいというリクエストがあったときに、
私としてはそれまでプーリアでは岩のビーチしか縁がなかったので、
せっかくなら白砂のビーチ!と思ってgoogle mapの航空写真で探し出したのです。

海辺の日程は3泊、見つけ出したトッレ・ラピッロはかなりの田舎で
そこに行く足掛かりとしてポルトチェザーレオに1泊(確実にここまで行くバスが見つけられなかったので...)、
トッレ・ラピッロに2泊することにしたのでした。

順番的にはポルトチェザーレのことを書きたいのですが、
州別トピックは50音順にしているのであしからず。

ポルト・チェザーレオでタクシーを呼んでもらおうと思ったら、
ホテルの車が行ってくれるということで、10分ほどでトッレ・ラピッロの宿に着きました。
まだ午前中なのに、チェック・インさせてくた宿は、ネットで検索しまくって見つけたところ。
一言で言うと房総半島にある(けっして湘南海岸ではない!)料理自慢の民宿といったところ。

2階に貸し部屋があります。
この宿に向かって左側にちょっと歩けばビーチ。
(この田舎感、いいでしょー)

思った通りのビーチでした。







お宿のパラソルを借りて、バスタオルを敷いていた横にいた家族の坊やたちと仲良くなり、一緒に遊びました。

彼らのカヤックを引いてあげたり、水の中で遊ぶのを見守ったり、
そしてちょっとの間だけ親御さんの許可を得て、カヤックを借りて乗らせてもらいました。
(大好きなんです、カヤックが)

さて、まちの様子。
これまた田舎感満載。





夕暮れのビーチ



このお宿、1階がバールに毛の生えたような食堂なのに、何を食べても美味しくて、
特にコッツェのパン粉焼きが絶品で、
滞在中の昼・夜・昼・夜と毎食これをオーダーしました。

実は、’17年夏にレッチェに滞在したときに、懐かしくて日帰りでトッレ・ラピッロとポルトチェザーレオを訪れました。
そうしたら、何と!オヤジさん商売上手なのか、隣にリストランテをオープンしていたのでした。



食べてみたかったけど、訪れた時間が早すぎて、バスの時間までそんなに時間がなかったので、諦めました。
きっとお値段は高くなっているのでしょうね。
そのときのまちの様子。



8月だったので、本当に賑わっていました。

こんな宿(多分キッチン付き)に滞在してのんびりしたら楽しいだろうと思います。

でも、行くなら6月下旬か9月上旬のそこそこ空いているときがいいなあ。

さて、プーリア編もちょうど半分を書きました。
次からは、別の州のことを書きます。

'08年に訪れてから、何度も訪れていて、マキさんからは一番リピートしていると言われました。

オストゥーニのところで書きましたが、
カロヴィーニョに行きたかったわけではなく
この周辺を案内してもらえそうだから訪れたので、
私にとっては、カロヴィーニョのまちにこだわりはありません。
初回だけ、まちにあるご自宅でホームステイさせていただき、
あちこち連れて行ってもらえるのも助かったのですが、
マキさんの手料理がそれはそれは美味しくて、一緒に食べて飲んで話をするのが楽しくて、
気が付けばまた行ってと言う感じで。

初回のホームステイの時に、少しまち歩きをしたので、その時の写真を載せます。
お城だか何だか、由緒ある建物のようでした。(すみませんこの程度の認識です)











ちょうどフェッラゴストの時期で、まつりがありました。

まちの楽団が演奏していました。

いかにも、南イタリアらしい売り物。

このときは、ファームステイを翌年か翌々年ぐらいにスタートさせたいと考えていて
石の家を自分たちの手で改築中でした。
(廃墟のようなところに手を入れている)

屋上からの眺め

この頃は、マキさんの夫、ジュゼのマンマがお元気で、料理教室をやっていただき
オレキエッテをなどを教わりました。

マンマ作

私の、へったぴなもの

今は、もうちょっと上手になりましたよ。
教わったお料理の一部



この時は、遠くに嫁いだ娘さんも帰省していて、
ご両親の家(マキさんたちの上の階)の食事会に参加せてもらって大勢でワイワイと楽しみました。
ピッツァ

冷めても美味しいドライトマトと茹でたまご、ツナのスパゲッティ

次回以降はファームステイをしましたので、次回に続きます。

こここそ、まさにそれどこ?とイタリア人でも言うかも。

訪れたのは'90年代末。
'98年の冬に訪れ、その宿が気に入ったのでその場で夏の予約を入れて'99年夏にも訪れたのでした。
(それ以降は全く訪れていないのですけれど)

そもそもよく一緒に旅をするイプさんが、
ヨーロッパのだかイタリアのだか忘れましたが、
素敵な宿をいくつも載せている本を買い、
ここに泊まってみたいという宿があるのがそのまちだったのです。
当時はファクスかメールで予約を入れていました。

ヴェローナ郊外にある、ブドウ畑の中にある館のアッパルタメント。
https://www.seregoalighieri.it/it/la-tenuta
'98年冬は、私、イプさんともう一人の3人。
'99年夏は、私、イプさん、ペコさんの3人。
フィルム写真をデータ化した者しか残っていないし、数も少ないので、
夏冬ごっちゃで簡単に。

その邸宅は、門から100mぐらい歩かないと入り口に辿り着かないぐらいの敷地にありました。
葡萄畑もヴィーノのカンティーナもある敷地に泊まった建物もあるのです。
部屋の中
夏に行ったときは寝室が2室あり、じゃんけんで私がシングルルームになりました。
自分たちの部屋以外にも座れる場所はいろいろありました。
売店
まどから見える他の建物
葡萄畑
↓ 珍しく棚づくりの葡萄がありました。(食用?)
アマローネと言うヴィーノは、木のラックに入れて乾燥させ、糖度を上げてから仕込みます。
12月末で、まだ干していました。
まち歩きを楽しめるでもなく、結構歩いてバス停があり、
日に何本かのバスがあるのに、切符を売っている店までも遠いのでした。
つまり車で動けないと辛いところです。
でも歩いて行けるところにまち1軒のリストランテがありました。
写真はこれしかないのですが、冬に行った時はメニューがなくて、
親父さんが、えーと今日は、〇〇と△△と▢▢があって…と口頭での説明のみでしたが
夏に行った時はメニューがありました。
そんな店でもとても美味しくて。
車があるなら、是非再訪したいと思います。

前回書いたサンタガタ以上にほとんどの方が知らないと思います。
馴染みのアグリトゥーリズモがあるところです。
まち(と言っても本当に小さなところで、車で通ったことがあるだけ)からは離れたところにあり、
わたしにとっては、そのアグリトゥーリズモ=サンマウロ・ラ・ブルーカという感じになっています。

初めて訪れたのは'02年冬。
次が'04年夏と冬、それから'07年夏、
それから間があいて'16年冬、'17年冬、'18年夏、
計7回訪れています。

ここに何回も行く理由は、
1に車で送迎してもらえること。
夏は、ビーチまでも送ってくれました。
2に料理が美味しいこと。
ものによっては、お替わりもできちゃいます。
デッラ・カーサのヴィーノは無料というか食事代(滞在費)に込みです。
お願いすればレシピを教えてくれたり、作っているところを見せてくれたりもします。
どちらが一番と言うよりも、この2つがあることで
車を運転できなくても、タクシーを利用しなくても滞在可能になりますし、
親しくなると、いろいろなところに連れて行ってもらえることもあります。

初めて行った時の写真はありません。
外観
客室
年も季節もバラバラの近くの散歩写真
ナターレの時期に行った時の料理
ここは、家族みんなが料理上手です。
キッチンに入って見せていただきました。
(懐かしのロマーノおじさん。4年前に亡くなりました)
ナターレの食事は肉をがっつり食べますが、その前日は肉抜きです。
私がオリーブの搾油所を見たいと言ったら、連れて行ってくれました。
ナターレ当日は、友人たちも招いての肉尽くしでした。
食事の前にピアノを弾いて歌う人たちも。
この辛いサラミが美味しい!
ここの写真はまだまだ山ほどあるのですが、このぐらいで止めておきます。
今は宿の主(ロマーノおじちゃんの後を継いだ長男のマウロ)と
近くでピッツァのお店をやっているアントーニオ、
この2人とはイタリアに行かれずにいる間もFacebookで繋がっています。

来年の旅行にもなんとかここを組み込んで1泊でいいから会いに行きたいと思っています。
何しろ2週間しかないのに行きたいところが多すぎるので、忙し過ぎない日程を考えないと…

'98年の時のルナ・コンヴェントの写真はろくなものがありません。
宿が素敵だったのでのんびり過ごし、持っていた葉書用の紙にちょっと絵を描いていました。
中庭
中のランプなどの陶製品
床のタイル
’04年に行った時の部屋とダイニングルームの写真がありました。
この時は、なぜかアップグレードしてもらって広い部屋だったので、
下の写真は部屋のドアを開けてから寝室に通じる廊下です。
寝室
このベッドに1人、隣の部屋のシングルに1人寝ました。

ダイニングルームのバルコニーから
’01年に泊まったカップッチーニ・コンヴェントの方は、ルナよりはたくさん写真がありました。
ただし、ネガフィルムをデータ化したものなので色がよくなかったり、鮮明でなかったりしていますが。
もとは修道院だったので、部屋が狭いのは仕方がありません。
でも、窓からは海岸線が見えました。
廊下も趣がありました。
ダイニングルーム
ルナは、改装してきれいになったそうですが、その後は泊まっていません。
カップッチーニの方は、経営が替わり、面影がないぐらいの大改築をして
私の手の届かない高級ホテルに生まれ変わりました。
これらの写真は、今は思い出の中だけのものとなりました。

マレッティモ島については、予備知識ゼロでした。
ファヴィニャーナ島滞在中に、1日クルーズを見つけたので行きました。
船に乗って、ファヴィニャーナを後にしました。
マレッティモ島が見えてきました。
港に到着。
1~2時間の自由時間があったと思います。
何も分からないので、とにかく足の向くまま気の向くまま。
車があれば島をぐるっと巡ることができたのでしょうけど、何しろけちけちしてたので、タクシーを探すこともせず、土産物屋を覘いておしまい。
船に戻って、この島の周りを船から見て回ります。
洞窟があると入り、
面白い岩を見たり
美しく穏やかな海のエリアで船を停め、泳ぎます。
イタリア人って、本当にこういうの好きですよね。
ぐるっと1周
こうやって振り返ると、とりあえず上陸はしたものの、
「マレッティモ島を訪れた」とは言えないレベルの短い上陸でした。

キッチン付きの宿はあるのでしょうか、買い物に困ることはないのでしょうか、
滞在するのにいいのかどうかはよく分かりません。

ファビニャーナ島の続きです。
2度目も現地のT氏の店に行き、車で連れて行ってもらいました。
港や街からはちょっと離れていましたが歩ける距離です。

お宿の写真いろいろ
共同キッチン(写真を撮っている背後)の共同ダイニングスペース。
共同キッチン(2晩一緒だったマルサーラからの皆さん)
ダイニングスペースの外
その庭で、マルサーラからの一族がBBQをやりました。
彼らの料理
これは、ツナ、イタリアンパセリ、レモン果汁、オリーブオイルを混ぜただけのパスタソース。
茹でたパスタに絡めるのだそう。
宿の前の海
足は、本当に自分の足と(あまり便利ではない)バスだけだったので、あちこち行っていません。
これはちょっと遠出したときのどこかの灯台。
港の様子
港の魚売り
ひたすらのんびり過ごしたので、写真はそんなにたくさん撮っていません。
今思えば、もっと撮って来るんだった…と反省。

今度行くときは、もう少し港に近いところに滞在して、バスやタクシーも利用してぐるっと島を巡りたいです。

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