ぐら姐のよくばりイタリア

イタリアにはまってかれこれ25年。イタリア人て面白い、から始まって、イタリアは美味しい、イタリアは美しい、イタリアの田舎が素敵、イタリア美術や建築も面白い…とずぶずぶ深みにはまっている私「ぐら姐」のイタリアなんでもありのブログです。

カテゴリ:ジャンル別 > 観光

エステ城の続きです。窓から外が見えました。
天井や壁の飾りが美しかったり、面白かったり。
これは当時の遊びでしょうか、スポーツなのでしょうか。
ピアッツァ・アルメリーナのローマ時代のモザイクを思い出しました。
出口を出て外に向かいます。
こんなところを通ると、建物の中で部屋や史料を見ているときよりも、
当時の様子を想像してしまいますね。
甲冑に身を包み、馬に乗って出入りする武将や馬車に乗って出入りする貴婦人などを。
もうボローニャに帰る時間です。
ぶらぶらと歩いて駅に向かいました。
つづく。

エステ城に着きました。
美しいと言うより、堅固という感じです。
中に入ると、ミニチュア版が展示してありました。
厨房
そして下へと降りていくと牢獄が。
今回旅行中に読んでいた本の中に次のようなことが書かれていました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この城にはいくつかの忌まわしい物語がまつわりついている。
1393年フェッラーラの君主となったニコロⅢ世は、
2番目の妻パリシーナ・マラテスタと先妻の子ウーゴの姦通を知って、
2人を城の北東の塔の地下牢に追し込め、やがて惨殺した。

第2の物語は、1505年ニコロⅢ世の孫アルフォンソⅠ世に嫁いだ
ルクレツィア・ボルジアがローマから連れてきた侍女アンジェラ・ボルジアに
アルフォンソの実弟イッポーリトと異母弟ドン・ジューリオが同時に恋をして、
冷酷で誇りだけ高い実弟に言い寄られたアンジェラが
「あなたの全てよりドン・ジューリオのまなざしの方が好ましい」と答えると、
怒りに燃えたイッポーリトの命令で従者たちがドン・ジューリオの美しい眼に短剣を突き立てた。

かろうじて生き延びたドン・ジューリオは復讐の炎を燃やすが、
弟や仲間と共に毒薬のことを密談しているのを密告され、
仲間は首を切られた後切りさいなまれた。

2人の兄弟は刑の執行直前に恩赦にあずかり、
この城の地下の独房に幽閉され、入り口は漆喰で塗り固められ、
食事は小窓から吊りおろされた。

周囲とは完全に連絡を絶たれ、
それでもこの兄弟は長生きし、ジューリオは53年も後になって釈放されるが
2年もたたぬうちに死ぬ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんな恐ろしい話を読んだ後で牢獄を見たので、
背筋がゾクゾクしました。
その後やっと、城の居室を見学。
これがルクレツィア・ボルジアだそうです。
鏡を多用して、天井画を見やすくしていました。
でもたくさんテープが貼ってあって、これから修復の予定でもあるのでしょうか。
城の見学は、もう少し続きます。(次回に続く)

翌日、フェッラーラをもう1度見ておきたいと思い、
なんとお昼ご飯をYさんと約束し、13時にDa Gianniに予約しているのに
なんとか午前中で行って来ちゃえ!ということに決めました。

フェッラーラには、'02年のポー川クルーズのときに立ち寄ったのですが、
まさに立ち寄っただけと言うか、フランスの船でフレンチばかり食べていて
イタリアご飯が食べたーい!ということで出かけたので、
ちょろっとしか見ていなかったのです。

ま、往復時間も入れて半日ってどれだけ見られるの?って感じですが、
朝7時に朝食をいただき(7時開始のホテルでよかった!)、
8:20発のちょっと速い列車RVに乗って8:49着。

フェッラーラ最初の写真がパンの写真ってどうよ、なわけですが、
エミリアロマーニャのパンって、形こそ違え、ちょっとお麩みたいな
ポロンと崩れるような感じなんですよね。腰がないというか。
でもこの形は初めて見たので、これがフェッラーラ名物?とついパチリ。
後からボローニャ在住の友人に聞いてみたら、
「これはpane ferrarese(フェッラーラのパン)の一種でしょう。
典型的な形は十字架です。
軽くて、好きな人はこればかり食べます。
ぽろぽろして、確かにちょっと麩みたいで頼りないんですけど、
そこが『どんな料理とも合う!』という売りらしいです。
優しい口当たりとは裏腹に、オリーブ油ばかりか、
しっかりstrutto(豚の脂)が入ってます。」
とのこと。
トンカツをラードで揚げるとサクッ、カラリと揚がるのと同じことですね。

この辺りは駅がモダンできれいになっていて、南の方とはずいぶん違うなあと思います。
とりあえず、前回は前を通過しただけのドゥオーモを目指します。
こんな表示があったので地図は見なくても歩けます。
城壁を通過。
魔法使いのあばあさんベファーナからどれだけたくさんのお菓子をもらいたいのか
という巨大な靴下を売ってました。
私が写真を撮ってたら、にこやかなシニョーラも何故かカメラ目線。
このぬいぐるみが飾ってあったのは、肉屋。
可愛すぎて、豚肉食べられなくなっちゃう!(ウソ)
でもこれなかなかの出来というか、置き方が愛くるしい。

まちの皆さまは、出勤と言うところでしょうか。
この広場のイルミネーション、心臓は赤なのでしょうけれど体は何色なんでしょう。
普通の黄色がかった電球色?
夜、灯りが点ったところを見たいですねー。
やっぱり小さなまちも1泊はしないとなあって思います。

向こうにドゥオーモが見えてきました。
お、市の立つ日なのですね、あとで覘かなくちゃ。
ドゥオーモに着きました。その写真はまた次回

ちょっとトイレに行きたくなって、バールに立ち寄り。
まだ11時前なのにヴィーノを楽しんでいる客がいて、
私もそそられましたが、とりあえずカッフェ。

その後、旧ボローニャ大学へ向かうのですが、
ランチを予定している店の場所を確認。
店が準備中でも、もし人がいたら予約をしようかと思ったけど
ドアは閉まっていました。

店に行く小路の壁
旧ボローニャ大学は、街中にさりげなく入口があり、
そこを入ると、まあ!と言う感じ。
ここは、1803年までボローニャ大学だったそうで、
1562-63年に建設されたものだそうです。

ボローニャ大学は、ヨーロッパ最古の総合大学で、
1088に大学の前身施設が建設されたと伝えられているとかで、
13世紀にバチカンからストゥディウム・ゲネラーレ(中世大学の古い呼称)の認定を受けたそうです。

現在は、60万冊の蔵書を誇る市立図書館になっています。
階段を上って解剖学教室を見ます。
ちょっと腰掛けてのんびり見ていたら、鍵の束を持った女性がやってきて、
Aula Magna(大講義室)を見たい人は私と一緒に来てくださいというので
もちろんついて行きました。
今も、何かのセミナーなどで使うのでしょうか。
スクリーンが設置され、いすが並べられています。

壁際には、本棚があり、古い文献がずらりと並んでいました。
廊下にも何やら展示してありました。
学問の府として格調高い雰囲気のある建物が、
今も市立図書館として利用されているなんていいですよね。
つづく。

今日は、塔の中の下のほうにある展示物の写真を載せます。
サン・マリーノには3つの砦があると書きましたが、
サンマリーノの紋章には、この3つの砦の塔が描かれていて、
それがいろんなものに付いていました。
1室の壁に描かれた
壁画とも落書きとも言えないようなものが面白かったです。
さてまちに下って、昼食をいただきましょう。
目当てにしていた店に行ってみたら、残念ながらお休み。

適当に入ったお手ごろ価格の店で簡単に食べました。
私と1人の友人が食べたピアット・ウニコ(1皿完結メニュー)
トマトソースのペンネも、豚のローストも、インサラータ・ミスタもごく当たり前のものですが
それなりに美味しかったです。
そしてあとの2人が食べたフレッシュトマトとルーコラのパッサテッリ
パッサテッリについては、ラヴェンナの項で書きます。
なかなか面白い食感のパスタです。

観光地にしては高くもなく、美味しくいただいて、
元のバス停に戻り、バスに乗って下界に戻ります。

下界はまだ雲のような霧の下。
リミニに近付いたら、霧の中なのでした。

サン・マリーノの続きです。
リベルタ広場からさらに上を目指します。
ヴァンパイアの博物館なんて変なものがありました。サン・マリーノには3つの砦があるのですが、
その1つグアイータの城砦を目指します。
ここでまた左側にある土産物屋にひっかかり、Sさんと、Cさんがお土産を買いました。
私とペコさんは、値下げ交渉担当。
まあ、そこそこ下げていただきました。

店から今来た方向を見ると、政庁舎が見えました。
やっとグアイータの城砦に到着。
チケット売り場では、3つの砦を見られる共通券と
ここ1箇所だけの券がありましたが、時間もないので1箇所だけ見ることに。
中に入りました。
城壁に上ると、チェスタの砦が見えました。
下界も。
高いところが大好きなので、当然塔にも上ります。
この塔の途中の、ちょっと出っ張っている部分を
よく覚えておいてくださいね。(後で続きを書きます)

塔の上からの眺めは、さらに格別でした。
さっき通ってきた道やまちも見えます。
一番上まで上がるには、こんな狭いところを抜けていきます。
天辺のところは、板の窓が閉まっていたのですが、
開けられたので、それも入れて撮ってみました。
グアイータからチェスタまでは城壁がつながっていて、
ずっと歩いて行けるそう。
天辺のところから降りると、さっきの塔の写真の出っ張りの部分に出て
ぐるりと歩いてみました。

その足元を見ると、組み合わせた石の隙間がありました。
ここ、さっきよく覚えておいてと書いた
塔の途中のちょっと出っ張っている部分です。
もちろん隙間からは下の景色が見えるわけで、
これ、高所恐怖症の人にとっては相当怖いみたい。

イタリア人のおじちゃんが中からこの出っ張りの部分に顔だけ出して、
手すり(といっていいかわからないけど)から見るというだけでも
うわあ、ここは絶対無理!みたいなことを言っていたので、
ほらここの隙間から下が見えるのよ、と言ったら、
もうとんでもない!君たちはどうかしているよ!!!と呆れられました。

この塔の中の下のほうには展示物もあります。
それについては、また次回。

リミニのホテルの美味しい朝食をたっぷりいただいて、元気に宿を出発。
駅の横のバス乗り場へ
小さなテーブルのオバチャンからチケットを買います。

うふふ。サン・マリーノ共和国はイタリアではないので、
バスは、とりあえず「国際線」になるのですね。
バスは、街の外側を通り、ローマ時代の門が見えました。
旅先からのコメントに書きましたが、この日は霧が出ていて、
バスがぐんぐん高く上ると、霧が雲のように下に見えました。
車窓から山の上に聳え立つサン・マリーノが見えると、
4人で、うわーって声を出しながら、写真を撮ろうと思うのですが、
バスは九十九折の坂道を上っていくので、
こっちに見えているものがあっちに変わり、
さらに木の枝に邪魔されて、ろくな写真が撮れません。

でも、バス停で降りたら、眼下の霧の様子は撮れるのでした。
入り口の門。かっこいい守衛の兵隊さんがいるとよかったのだけど。
この人は、もっと後で街ですれ違ったので取らせていただいた方。
うーん、やっぱイタリアじゃないんだ、って実感。
かわいい雰囲気ではあるのですけどね。
さあ散歩を始めましょう。
門の近くのこの建物も見張り用なのでしょうね。
上&中はこんな感じ。
この街の夜もきれいなのでしょうね。
次回は泊まってみたいな。
お土産物屋がたくさんあって、けっこう素敵なものがあり、
あっちにひっかかり、こっちにひっかかりして歩きました。
最初の店で、サン・マリーノには全然関係のないペンダントを4人で買っちゃったりして。
ここには、なぜか日本刀のレプリカも。
それでもとにかく上へと進みます。
リベルタ広場に出ました。
5月~9月にはこの政庁舎の前で、
伝統の服装身を包んだ衛兵の交代式が見物できるのだそう。
この広場で写真を撮っていたら、4~5人グループの旅行者に声をかけられ、
写真を撮ってあげました。
これは教会?と訊かれたので、いいえ政庁舎ですと答えたのですが、
これのどこが教会に見えるのでしょうかねえ・・・。
彼らはオランダから来たと話していました。

続きは、また次回。

リミニのマラテスタ寺院の続きです。
ジョット作と言われている磔刑図
堂内はフィレンツェ出身の彫刻家ドゥッチョによる浅浮き彫り装飾が施されています。
その主題は、異教的で、古代の神話やアニミズムにもとづいているのだそう。

よく分からないけれど、なかなか面白い図像です。
さて、外に出て食事に向かいます。
雨はもう上がっていました。
濡れた路面にクリスマスのイルミネーションが反射してきれいです。
この店に行こうと思っていたのだけど、まだ開店前。
でもお腹は空いているので(何しろ昼はバーガーキングだったので)
以前ホームステイ先の奥さんに薦められて入った魚介の店へ行くことに。
Da Marcoというその店に着いた時に
ちょうど7時のオープンの時間になりました。
まだ賄い飯をを食べているところだったけれど、入れました。
さて、その食事についてはまた次回。

ゆっくりおしゃべりしていたら、
仕事を終えた友人が、車でボローニャまで送ってくれると言いました。

ホテルまでと思いきや、せっかくだからと、
郊外の山の上にサン・ルカ聖堂に連れて行ってくれることに。

晴れている日は、ボローニャの街が一望できるのだそうです。
この日は霧がかかっているし、もう夕方というかほぼ夜だし、
夜景がきれいというのではありませんが、
その時間でも結構たくさんの人たちがお参りに来ていました。

車の運転がこわくなるような濃い霧に包まれたサン・ルカ聖堂
中に入りました。
いくつものプレゼーピが飾られていました。
ミサにこそ行きませんでしたが、クリスチャンでもないのに、
クリスマス・ランチをいただき、聖堂を見に行き、
とってもクリスマスな25日を過ごしたのでした。
前夜に続き、友人にまたまた感謝です。

ドゥオーモは中もとても素敵でした。
すみません。暗くてきれいに写せなかったのですが、雰囲気は伝わったでしょうか。

ドゥオーモの周辺
お腹も空いてきたけど、この日は夜に素敵なお店に行く予定なので、
昼は控えめに済ませられる店を探します。

ちょっと奥まった広場に、こんなものがつくってありました。
適当に歩いていると、見つけちゃいました。
市場でーす!
イタリアの市場を見たことのないSさんのためにちょっとだけ覗いてみました。
クリスマス・イブのまちは、浮き立った雰囲気があって、
昼からは人出も多くなってきました。
あっちでもこっちでも挨拶を交わし、おしゃべりしたり、グラスを傾けたり。

市場の近くの店では音楽を外にも流し、店の周りにもグラスを持った人々。
いや、ボトルを持った人々も。
私達も1杯やりたくなり、適当な店に入って、泡のグラスを。
この程度のお皿を2つとナッツ類たっぷり。
もちろん泡をお替りして、腹七分目ぐらいでボローニャに戻ったのでした。
この日の夕方散歩と、素敵なディナーの話は、また次回。

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